音楽: 2008年7月アーカイブ
以前から私が近年の最高傑作として高く評価しているBeckley-Lamm-Wilsonが発表した唯一のアルバム「Like A Brother」。
元々は2000年に10曲入りで米国向けにまず発売され、丸1年後の2001年にボーナストラックを3曲加えた計13曲で日本盤が発売されたという経緯があります。この3曲のボーナストラックは日本側で伊藤秀世氏が尽力し、Beckley-Lamm-Wilsonとして録音した全ての曲を収録したいという意向で追加されたものです。
#実際には既にAmerica名義で発表されていた「Hidden Tarrent」は収録できず、
#代わりにGerry Beckleyから「In The Dark」という未発表曲が提供されています。
そのようなわけで日本盤の方がずっとお得度が高かったのですが、残念ながら既に廃盤となってしまっていまして、13曲入りのこの作品は幻の一品となってしまっていました。
ところが最近CD Babyで取り扱っているこの作品は、いつの間にか13曲入りとなっていて曲順も日本盤と全く同じなのです。曲目と試聴はこちら。
問題は例のごとくメジャーレーベル発売ではないため、一般の店頭で入手できないということなのですが...。
今日は先日取り上げたシカゴの通算32作目、「Stone of Sisyphus」の日本盤が発売されました。実は昨晩フライング販売を狙って某CDショップに行ったのですが、生憎置いてありませんでした。今日は外出できませんでしたので、結局まだ入手できていないわけです。
近年日本においてシカゴ関連に尽力されている、評論家の伊藤秀世氏の解説が、日本盤にはあるのではないかと期待していたのですが、既に入手された方の情報では輸入盤のライナーノートを翻訳したものが入っているだけだとか。その辺りは少し残念ではあります。
以前は輸入盤・国内盤のどちらかしか買わないことが多かったのですが、最近では輸入盤を先行入手し、国内盤を後で買うというパターンが続いていて、費用負担が多くなっているのが問題といえば問題でしょうか。先月から昼食の費用を下げてCDを買っている気がします(苦笑)
今日は左手の痛みが激しくなってきたのでこの辺で。
先日このブログでも紹介したRobert Lammの最新ソロアルバム、「The Bossa Project」。本人の意気込みとは裏腹に作品の知名度があまりも上がらず、自らのMyspace内のブログに紹介依頼を書くほどに悩んでいるようです。
2作目のソロアルバム「Life is Good in My Neighbourhood」までは大手レーベル傘下からの発売であり、配給の苦労などはほとんど無かったと思うのですが、それ以降の彼のソロ作品はいずれもアメリカ国内向けの通信販売が主流であり、どうしても流通量に限りがあるわけですが、これまでの作品はシカゴのファンなどが買い支えて何とか成り立っていたという面があります。
今回はタイトルが示す通り、通常のシカゴのアルバムとはまるでジャンルが違うボサノヴァ作品ですから、ファンの中でも食わず嫌いがあるようで、今まで以上に注目度が低いのかもしれませんが、彼としてはとにかく聴いて貰えれば納得して貰えるはずという手応えがあるのでしょう。
取りあえずはCD Babyの購入ページに3曲ほどですが試聴可能な曲がありますので、そこにリンクを。
あとは国内の主要ショップのページにリンクしておきます。今のところアフィリエイト等は入れていませんので、その類に拒否感のある方もご安心を。
・HMV
新ヴォーカリストを迎えたJOURNEYの新作が米国で発売になったのですが、あいにく現時点で日本盤の発売は未定とのことで、やむを得ず輸入盤を買ってきました。このアルバムは2枚組となっていて、片方のディスクは現メンバーによる過去のヒット曲のカバー集となっているのです。JOURNEYの楽曲は卓越した演奏とヴォーカルの適性がないと成り立たないものが多く、こちらのカバー集を聴けば新ヴォーカリストの実力はある程度判断できると思いましたので、まずはこちらから聴いてみました。
新ヴォーカリストのArnel Pinedaはフィリピン人なのですが、確かに声質は歴代のヴォーカリストであるSteve PerryやSteve Augeriに近い傾向です。ただ、彼らの声と比べると力感に欠ける感じがしますが。Steve Augeriが過去の名曲を歌ったときにはほとんど違和感は感じなかったのですが、今回は何か違うな、と感じてしまいます。何というか、上手い素人がオリジナルを真似ながらカラオケを歌っているような感覚なのです。勢いのある楽曲ではそれなりに様になるのですが、「Faithfully」などバラード系ではやはり少々厳しいかなと感じてしまいます。
この感覚をわかりやすく表現すると、アニメ「ルパン三世」の声優が栗田寛一になったときに感じた違いというべきでしょうか。よく似ているんだけれど、やはり別物ということです。ただ、どうしてもSteve Perryt同系統の声質の持ち主でないと務まらないポジションである以上、オリジナルに近づけようとしてしまうのはやむを得ないことなのでしょうけどね。
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