PC・PDA関連: 2011年4月アーカイブ
前回掲載したASRock 870 Extreme3を使ってPCを組み直してみました。構成は下記の通り。
CPU:AMD PhenomII X4 965 BlackEdition
M/B:ASRock 870 Extreme3
RAM:DDR3-1333 3GB(CORSAIR XMS3 1GBx3)
SSD:CFD CSSD-SM60NS1Q
HDD:WesternDigital WD10EACS
VGA:GALAXY GeForce GTS250
PSU:GrowUp GUP-EG620J
DVD:LITE-ON IHAS120-127
CASE:Antec SOLO Black
結局旧環境から流用できたのはCPUと電源、HDD4台中1台だけでした。まず、メモリーは旧環境ではDDR2だったので流用できず、現在のメインPCを組み上げた当初使っていたCORSAIR XMS3を引っ張り出してきました。Intel X58用なので3枚組となってしまい、中途半端ではありますが仕方ありません。
次にビデオカードも、本来ならばGeForce GTX260があるのですが、基板が長すぎてSOLO Blackには収まらず使用を断念。仕方なく余っていた別のPCにGeForce GTX260を回し、そこからGeForce GTS250を流用して解決しました。いずれGeForce GTX460クラスに変えたいところですが、そこまで予算がありませんからね。さらに光学ドライブも旧環境ではATAPI接続だったのですが、870 Extreme3はパラレルATAポートを持っていないので接続できず、ストック分のLITE-ON製SATA接続のものを使う羽目に。
メモリーが少ないことから、今回はOSにはWindows7 Ultimateの32bit版を利用しましたが、ブートドライブをSSD化したことから動作は非常に機敏です。パーツの使い回しがきかなかった割に、新規購入パーツはマザーボードとSSDだけでしたから、当面はコストパフォーマンスで納得することにして使っていこうかと。
ちょっと面白そうな製品がImpress PC Watchで紹介されていました。
株式会社エーディーディーは、シンガポールiTwinと代理店契約を結び、インターネット経由でファイル共有できるUSBメモリ「iTwin」の国内販売を開始する。発売は4月12日で、価格は10,290円。送料は500円。
iTwinは、2つが1セットになったUSBフラッシュドライブ。まず2つのiTwinをくっつけて、片方のPCのUSBポートに挿入すると、設定画面が開きパスワードなどを設定できる。その次に2つに切り離して、一方をもう片方のPCに接続するだけで、インターネット経由で2台のPC間のファイル共有が可能になる。
自宅のPCと外出先のPCそれぞれに装着することで、自宅のPCをインターネット上のディスクのように扱い、ファイルへ容易にアクセスできるとしている。
記事全文はこちらからご覧下さい。
ファイル共有という点に絞ってしまえば、VPNを構築するのとほぼ同じ使い勝手ということになるわけです。
もっとも、最近ではPacketiX VPNベースの無料版であるUT-VPNがあり、一般家庭でVPNを構築する敷居も大幅に下がっていますから、使いこなせるのならこちらの方が便利ではありますけどね。私も昨年から家2軒の間でUT-VPNを使っていますが、100BASE-TXよりはやや遅いという程度のLANというイメージで使えています。
実家の方はルーターがNetGenesis SuperOPT-GFiveで、WAN側速度の十分に出ているのですが、もう1件に良いルーターがないんですよね。一応NEC IX2015は用意してあり、設定に必要なケーブルも借りてはあるのですが、まだ設定を書いていないので使えないんですよね...。
ONKYOが最近PCI Express対応の新サウンドカードの情報を小出しにしています。詳細はこちらからご覧いただけます。
例のごとく、データ上の特性はかなり優秀、聴感上の音質は「まあ、こんなもんじゃない?」という製品になるだろうと予想はしているのですが...。気になるのは以下の図です。
「ハイエンドDSPやDDRメモリー」って、CreativeのX-Fiで使っているDSPの売り文句と全く同じですよね。まあ、メモリーについてはCreativeでは「X-RAM」と表記していますが。
もしX-Fiプロセッサの供給を受けて新製品を作ったとすると、Creativeならではの「出力する波形そのものが間違っている」ような音を、ONKYOがどう対処したのかが見物です。もっとも、SE-80PCIやSE-120PCIのように、質の低いDSPの音をそのまま垂れ流すだけにしてしまうのかもしれませんが。
今回の製品では汎用のオペアンプは排除して、ディスクリートで組み上げたことを売り文句としていますので、アナログ出力はそれなりに修正されている可能性はありますが、デジタル出力はどうしようもない気がするんですよね...。
今私がこの文章を入力するために使っているPCのCPUは、LGA1366対応のCore i7-950(4core、3.06GHz、QPI 4.8GT/sec、Cache 8MB)です。購入時点で記事を書いていますが、そのときの価格が27,980円でした。
現在はその価格帯にもう1つ上の製品となるCore i7-960(4core、3.2GHz、QPI 4.8GT/sec、Cache 8MB)が降りてきていて、950は終息に向かっています。なお、一応現在のラインナップで最下位製品となるのはCore i7-930(4core、2.8GHz、QPI 4.8GT/sec、Cache 8MB)ですが、価格面では950/960とほとんど差が無いため、敢えて選ばれる理由は乏しくなってきています。
手元に最新の情報が無いためやや古いデータとなってしまいますが、秋葉原における先週のCore i7-950の相場は2万3千円台となっていて、私が買ったタイミングと比べて4千円程度下がっています。まあ、その時点から半年経過していますので妥当な経過ではあるでしょう。
で、今日掲載されたPC関連の量販店であるPC DEPOTの今週末のチラシを見ると、950がついに2万円割れ(19,970円)です。深夜販売などの特価品を除き、LGA1366対応のCPUが新品で2万円を割り込んだのは、これが初めてではないかと思います。最新プラットフォームであるSandy BridgeであればCore i5-2500Kとほぼ同レベルの価格帯にまで降りてきたということになるわけですから、価格的なインパクトは大きいものがありますね。
もっとも、LGA1366はチップセットが未だに2年半前に発表されたX58+ICH10系ですから、機能面ではSandy Bridgeなどと比べると古さが目立つのは事実です。それでもトリプルチャンネルによる広帯域メモリーなど、今でも十分にハイエンドと呼ぶにふさわしい内容は保たれていますから、現時点で新規に1台組むという場合であればかなり魅力が出てきたといえるでしょう。
まあ、結局何が言いたいのかといえば、ずいぶん安くなってちょっと悔しい、というだけのことなんですがね。
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