買い物: 2010年2月アーカイブ

 これも先日の秋葉原散策での買い物です。ACARD製PCIスロット用UltraATA/133ホストアダプタ、AEC-6280です。新品で、価格は200円でした。

 いうまでもなく、I-O DATA UIDE-133やUIDE-133/98シリーズのオリジナル製品です。持っておけば何か役に立つかもしれないという程度の理由で買ってきました。

 かなり後期のロットだったようで、箱の写真がAEC-6280/AEC-6880ではなく、AEC-6897のものになっていて、一瞬買うボードを間違えたかと思ってしまいました。箱の側面に中身の形式を示す枠があり、そこでAEC-6280であることは確認出来ましたが。

 一時期はACARD製のIDE・SCSIホストアダプタは、OEM供給品も含めればAT互換機用のパーツショップでかなり見かけたのですが、最近ではほとんど姿を消してしまいました。PC-9821ユーザーにとっても、ACARD製チップより大熊猫さんの対応BIOSが用意されているSilicon Image製チップの方が有り難い存在になってしまったわけですが...。

 昨日秋葉原を散策した際に買ってきました。トムソン・カノープス製ノンリニア映像編集ソフト、EDIUS Neo2です。処分品で、価格は9,980円でした。

 今まで映像を編集する際には、随分前に購入したAdobe Premiere 6.0を使っていました。古くなったとはいえ、もともと高機能な製品だったのでそれほど不満があったわけではないのですが、DV映像を編集する辺りまでしか想定されていないので、HD映像を扱えないという重大な弱点がありました。今時の家庭用ビデオカメラはほとんど720p以上の解像度に対応していますので、その意味では本来のカメラ映像編集という用途には全く使えないということになってしまいます。

 今のところ私がHD解像度に対応したビデオカメラを持っていないので、すぐに買い換える必然性があったわけではないのですが、折角安くなっているのだからと思って買ったわけです。

 買ってすぐに役に立つ用途としては、PT2で録画したファイルの編集です。今までは簡単な切り貼り程度しか編集する手段がなかったのですが、飛躍的に自由度が高まりました。

 ただ、その一方でPremiereに大きく劣っている点もあります。Premiereでは映像を作ってファイルに書き出す際に、WAVなど音声ファイルをそのまま映像に結合して書き出してくれますが、EDIUS Neo2では必ずエンコードされてしまいます。しかもプロファイル内で音声のフォーマットは必ずサンプリング周波数を48000Hzにしてしまいますので、44100Hzで作成したWAVファイルではサンプリングレート変換まで勝手に行われてしまうのです。手動設定によりサンプリング周波数を44100Hzに固定することは可能ですが、入力と出力が全く同じフォーマットの音声であっても強制的に再エンコードがかかってしまい、音質が大幅に劣化するのです。

 最近ニコニコ動画に音声メインで頻繁にアップしているのですが、この用途にはEDIUS Neo2は使えそうにありません。再エンコードしていてもEDIUS Neo2の方が出力は高速なので本当はこちらを使いたかったのですが...。

このアーカイブについて

このページには、2010年2月以降に書かれたブログ記事のうち買い物カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは買い物: 2010年1月です。

次のアーカイブは買い物: 2010年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja