買い物: 2013年1月アーカイブ

 本日の買い物は、Silverstone製Mini-ITX対応PCケース、SST-SG06です。展示処分品で、価格は3,980円でした。

 現在このブログを設置しているサーバーはKEIANが販売している格安のMini-ITXケースです。これも値段の割に悪くはなかったのですが、電源ユニットのファンが異音を立てるようになってきていて、そろそろ対策が必要となっていました。

 当然普通であればこの電源ユニットだけを替えれば済む話なのですが、SFXの電源である程度の質を保った製品を探すだけで一苦労です。強いていえば販売されている製品の中ではSilverstone SST-ST45SF-G辺りであれば買っても良いかと思うのですが、比較的コストパフォーマンスの良いと思われるこの製品でも8千円程度かそれ以上で売られているわけで、私が以前買ったやはりSilverstone製のMini-ITXケースであるSST-SG05Bよりも高くなってしまうのです。

 SST-SG06やSST-SG05Bは、FSP製の300W 80PLUS電源が載っていますので、私の用途であれば十分な性能の電源といえます。それも込みでケースが3,980円であるならば悪くはないと思い、結局購入してきました。

 ただ、SST-SG06とSST-SG05Bの違いは外観(フロントパネル)のみといわれていて、内部はほぼ同じというケースがこれで2つになってしまったことになります。本当はもう少し余裕を持ってHDD/SSDをマウントできるケースが欲しかったのですが、値段で妥協してしまいました。SST-SG05Bもそれ以前に使っていたケースよりは満足度が高い製品ですので、この価格であれば納得しておくべきということでしょう。

 本日の買い物は、SONY製モバイルPC、VAIO type P VGN-P92KS(VAIO OWNER MADEモデル)です。通常中古品で、価格は24,700円でした。

 以前から欲しいと思っていたPCですが、この機種に関してはできる限りVAIO OWNER MADEのハイスペックモデルで入手したいと思っていました。なにしろ、最近のPCとしてはあまりにも基本性能が低い機種ですから。

 最低限CPUはシリーズ中でも高クロックのもので、SSD標準搭載という条件で考えていました。ただ、この仕様だと今でも4~5万円台という辺りで、本気で使えないスペックのPCの値段としては高すぎました。

 しかし、今日入手した個体の仕様は以下の通りでした。

・CPU:Atom Z550 (2GHz)
・SSD:64GB (μSATA)
・OS:Windows7 HomePremium
・Bluetooth/MotionEye/WAN内蔵
・純正DVD SuperMultiドライブ付属
・Microsoft Office 2007 Personal付属

本音からいえばSSDは128GB以上欲しいところだったのですが、値段から考えてもそこまで贅沢も言えないと思い買ってきました。

 当時としてはSSDの容量以外は上位仕様で固められているのですが、動作はやはり遅いです。特にAtom Z550の力不足は顕著ですが、ストレージがSSDである分だけ幾分救われているというところです。また、グラフィックのGMA500についても、動画支援機能自体は存在しているのですが、多くの場面で活きない仕様であるため、普段の動画再生はあまり快適とはいえません。

 このPCの長所はあくまで高い携帯性と、高精細な液晶だけですから、ある程度の割り切りを持って使ってやる必要があるでしょう。そのうち大容量バッテリーは入手して、最低限のPCが必要なときに持ち出すようにしようと思っています。

 1月2日の買い物の一つです。PROMISE Technology製SATA / SASホストアダプター、FastTrak TX2650を入手してきました。新品バルク品で、価格は980円でした。

 PCI Express 1xスロット用のストレージ向けホストアダプターは、格安品を見つけたら素直に買ってくるようにしていて、今回も特に目的があったわけではないのですが、とりあえず購入してきました。

 FastTrak TX2650は一応SATAだけではなくSASもサポートしているのですが、今回はバルク品で買っているので本来添付されているSAS用の電源分岐付き接続ケーブルがありません。したがって、実際にSASで使うためには別途ケーブルを入手する必要があり、これを普通に買ったらアダプター本体よりずっと高く付いてしまいます。おそらくSASで実際に運用することはまず無いでしょう。

 そもそも、SASで運用するつもりがあるのであれば、マザーボード自体もオンボード実装されているASUS P6T Deluxeの方に差し替えているでしょう。SSDがこれ程普及するまではSASでブートドライブを構成することも検討していたのですが、SSDの速度性能がSATA3.0の上限程度まで上がり、その一方で価格は大幅に下がってしまったために、少なくとも私のところではSASの出番はなくなってしまいました。

 このFastTrak TX2650はSATA2.0 / SAS 1.0だけをサポートしていますので、速度の理論上限値は3.0Gbpsにしかなりませんし、PCI ExpressもGen1のみの対応ですから、速度性能ではもはや見るべきものはないでしょう。単純にデータドライブを接続する端子が2つ増えるだけという程度の認識です。

 もっとも、メインPCが未だに時代遅れのICH10Rを搭載するIntel X58 ExpressのASUS P6X58D-Eですから、オンボードのSATAも2.0の時代であり、それほど不足は感じない可能性も十分あります...。

 新年最初の買い物となったのは、昨日購入したIntel製SATA接続SSD SSDSC2CT240A3K5 です。新品で、価格は11,999円でした。

 250GB前後クラスのSSDとして格安ではあると思うのですが、私が普段酷評しているSandForce SF-2281を搭載している製品であり、今までならまず買っていなかったであろうと思います。

 ただ、昨年末から円安が急激に進行したことでPCパーツが価格上昇に転じていて、台湾の旧正月となる来月にかけて値下がりする要素が見当たらず、むしろ値上げ幅が拡大する恐れもあります。そうなってくるとこのクラスのSSDも気軽に買える値段では収まらなくなる恐れもあるということで、念のために買っておいたというところです。

 そもそも円安進行は海外事業に強い大企業には多大なメリットが生じるのですが、最低限の水準で生活している庶民にとってはデメリットの方が多いのです。各社の250円牛丼などは円高の恩恵の最たる例であり、このまま円安が進めば当分は見ることも無くなるでしょうからね。大企業が円安の恩恵を末端の従業員や取引先にまできちんと還元するようであればそれも問題とはならなくなるのですが、生憎恩恵を受ける企業はその恩恵を内部留保や役員報酬に振ってしまうような企業ばかりでしょう。

 そのようなわけで、価格的にはますます手の届きにくくなる可能性のあるSSDではありますが、使い始めるとHDDには戻りがたくなる魅力を持っていることは確かですので、ある程度の台数は必要になります。しかも価格の問題から多く普及している120GB前後の製品ではやはり容量不足は顕著であり、多少に難には目をつぶってでも確保したということです。

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