PC・PDA関連: 2008年4月アーカイブ
昨日新PCの各種ソフトウェア更新やBIOSの更新など、各種作業をまとめて行ったのですが、その後から動作がやけに不安定なのです。
Windows XP標準機能の復元を使ってみたのですが、目立った変化はありません。もっとも、GeForce 8800 GTS投入後からあまり長時間のテストは行っていませんでしたので、具体的にどのタイミングで不調に陥ったのかは判別できていないのですが。
不調のピーク時には何か作業をするたびにexplorer.exeがエラー終了してしまうという状態で、とても実用に耐えるものではありません。
原因としてまず最初に思い当たったのはAHA-2930U2。実は装着後から非常に調子が悪く、接続したMO(MCE3130SS)を認識できません。物理的に外すのが面倒だったので、とりあえずドライバを無効にして対処。Windowsの不安定さは変わりませんでしたが、起動時の引っかかりは大幅に減りました。
次に原因として考えたのが、M/B標準搭載のWi-Fi機能。これ用のドライバやアプリケーションを導入したというのもこれまでとの大きな違いでしたので、これもデバイスマネージャで無効に。これでNortonのエラーが減りました。
さらにその次に疑ったのはBIOS。今回導入したのが1903というバージョンだったのですが、いつの間にかASUSのGrobalや日本のダウンロードサイトから無くなっていましたので、何か問題があったのかもしれません。1802という前のバージョンを導入して様子を見たところ、Windowsの安定度は結構増したように感じました。ただ、まだMedia Player等でビデオを再生するとブルースクリーンで落ちるという症状は残っています。
そして最後に手をつけたのはGeForce用のForceWare。WHQLの最新版が導入されていたはずなのですが、何故かNVIDIAコントロールパネルはForceWare9x系までのままの状態だったのです。これを改めて導入しなおしたところ、ビデオ再生でも不具合らしい不具合は見られなくなりました。
結局どれが不具合を起こしていた直接の原因かはわかりませんし、完全に解消できたかも確認できていないのですが、とりあえず常用できる状態には戻ったようです。
当分買うつもりはないのですが、面白そうだったのでバッファローの「PCastTV for 地デジ」のストリームテストを実施してみました。
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日付:2008年04月24日
時刻:16時06分59秒
ディスプレイアダプタ:NVIDIA GeForce 7800 GTX
地デジ視聴環境測定 計測完了
■結果:OK
このパソコンでバッファローの地デジチューナをご利用いただけます。
■Windowsバージョン:OK
対応OSです。
■選択可能な視聴モード
・DPモード [最高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
>著作権保護に対応していない為 視聴できません。
・HPモード [高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
>著作権保護に対応していない為 視聴できません。
・SP/LPモード [中画質/低画質(長時間録画用)モード]
>利用可能です。
■ハイビジョン対応:NG
このパソコンはハイビジョン視聴が可能な著作権保護に対応していません。
■詳細
-----DP----- -----HP----- ----SP/LP----
・表示確認
目視確認 :OK OK OK
・描画フレーム
再生時間[s] :69.523000 65.701000 65.641000
再生フレーム数 :2085 1971 1969
フレーム描画割合[%] :99.97 99.97 99.97
・CPU負荷
平均[%] :59 21 12
・著作権保護機能対応
VGA出力 → 利用可能なTVプロファイル DP :×
HP :×
SP :○
LP :○
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意外なことに、今時のPCとしては割合低スペックな部類となるはずの新メインPCでも、HDCPのサポートさえあれば十分に実用的な性能を発揮しているようです。CRT使いには全くもって関係ない話ではありますが…。
今日の空き時間を使って、PCを新しいものに変更しました。結局、最終的には以下の構成で落ち着いています。ビデオカードは早い時期に交換する予定でいますが…。
・M/B ASUS M2N32-SLI Deluxe Wi-Fi
・CPU AMD Athlon64 X2 5200+(Windsor)
・RAM DDR2 PC6400 1GBx4
・VGA XFX GeForce 7800 GTX 256MB
・HDD WesternDigital WD1500ADFD+WD6400AAKS+WD3200AAJS+Seagate ST3500630AS
・Audio I/F Echo Digital Audio GINA24+emagic emi2|6
・OpticalDrives Plextor PX-716A+Pioneer DVR-112D
・SCSI H/A Adaptec AHA-2930U2
・CASE SIGMA A・P・O CB009SVNP
・PowerSupply GrowUpJapan GUP-EG620J
あとは旧メインを解体する際に、MOを持ってくれば完成というところでしょうか。SCSI H/AはMOとフィルムスキャナ用で、あえて外部50PのAHA-2930U2を使っています。
今回の移行ではいかにソフトウェアを再インストールせずに済ませるかに重点を置いていましたので、Office系アプリケーションなどはやむを得ないものの、ゲーム類は極力レジストリなどの移植で対処しました。それで動かないものは気づいた時点で再インストールというところでしょうか。
セキュリティソフトについては、実に遺憾なことに唯一ライセンスが余っていた、Norton Internet Security 2007を使っています。個人的にはNortonは他人にもまず買わせないほど嫌いなんですけどね…。
4月8日のPC向けデジタル放送対応チューナーのガイドラインが発表されたことを受けて、各社から対応製品が続々と発表されています。各社ともメーカーPC組み込み用OEM品を既に作っていたり、水面下では開発を続けていたりで、既にB-CASの認証さえ下りればすぐにでも製品を出荷可能という状態に達しているようです。
しかし、世間ではかなり話題を呼んでいるらしいのですが、私は蚊帳の外なんですよね。というのも、使っているモニタがアナログ接続しかできないCRTで、HDCPなどという用語すら存在していなかった時期のものですから。
一応SD解像度のチューナーとしては使えるはずですので、ワンセグよりはまだマシという状態ではある(というか、現在のMTV1000とほぼ同レベルとも)のですが、何となく面白くないですね。現状でPC向けにHDCPをサポートしたモニタを探すとなると、液晶以外の選択肢がありませんから。
前にも何度か書いたと思うのですが、私はアンチ液晶派なんです。良い液晶があるのは十分承知しているのですが、それでも以前仕事で長時間液晶モニタを使っていた時期にかなり視力が落ちたという苦い思い出がありますので…。液晶以外の選択肢が存在する世の中になってくれることを強く希望します。
昨日購入したE-MU APSですが、メインPCに導入してみました。というのも、このメインPCを使うのもあと数日で、GINA24は新メインの方に移設する必要があったので、移行期間の繋ぎとして使おうという魂胆なのです。
メインPCの試聴環境はヘッドフォンのみですので、例によってemi2|6に入力し、そのヘッドフォン出力で試しています。
昨日「10万円のLive!と叩かれた」という内容を書きましたが、音質的には当時のSoundBlasterシリーズとはやはり別物です。ただ、残念ながら価格からするとあまりに水準が低いというのは残念ながら事実ですが。以前Audigy2かなにかのレポートで読んだ表現なのですが、「とても高音質なラジカセというのが存在したらこんな音になるのではないか」という感覚です。
SoundBlaster Live!よりはずっとフラットな特性ではないかと思うのですが、レンジ感はそれほど出ていません。低音も量はあるのですがやや腰高で、力感もやや乏しくなります。中高域では耳障りなピークが存在していて、ここで安っぽさを感じさせられてしまいます。この辺りの傾向は、以前掲載したE-MU 0202 USBとそれほど違いがないようにも思いますが、E-MU 0202よりは幾分安っぽさが少ないという程度です。
残念ながらソースが高音質であればあるほど、emi2|6やGINA24との差を感じさせられてしまうという出来です。ここまでくるとCreativeの音質にも一貫したポリシーがあるのではないかと思わされてしまいます。一聴すると中高域のピークのおかげで派手な音に感じるのですが、例えば「Englishman in NewYork/STING」の冒頭に流れるサックスの音などで質感の低さが露見してしまうのです。この辺りの傾向はAudigy2やE-MU 0202 USBも全く同じですので。
これも以前どこかで見た表現なのですが、「CreativeのDSPが生成する波形が既に間違っている」という説もあながち間違いではないような気がしてしまいます。
一昨日掲載したDigital Audio Labs製オーディオインターフェース、Card Deluxe CDX-01という製品ですが、かなりの長寿命製品であるにもかかわらず、Web上での音質評価をしている人が極めて少ないんですよね。
#オーディオインターフェース自体の記事が少ないとも…。
ただ、オーディオインターフェースに関して調べていると、とにかく多いのがオンキョー信者です。確かにピュアオーディオからPC関連に転身した会社は他にありませんからね。ソニー辺りが5~6万円程度でUSBかIEEE1394接続の「高音質」を謳ったオーディオインターフェースを作れば十分売れると思うのですが。
オンキョーが良いといっている人は何を基準にそういっているのか今一つ理解できないのですが、個人的見解ではあくまで「同クラス/同仕様のライバル製品と比較して」優れているというレベルであり、価格帯が遙かに離れた製品と比較しても上回るというほど大層なものではありません。それもSE-200PCIやSE-90PCIの世代になってからの話であり、SE-80PCIに至っては、どう好意的に解釈しようと高音質とは表現できませんでした。強いて言えば値段のわりにノイズは良く押さえられているという辺りは美点となりますが。
何故このような前振りをしたかというと、とあるサイトで「SE-90PCIと比べたらCard Deluxeなどは世代が古い分劣る」と書いている文章を見つけたからです。それもご丁寧に雑誌上でライターが書いたSoundBlasterシリーズについての記事を散々貶してというおまけ付きで。
#その記事についての論評はここでは控えますが。
先日Card Deluxeを聴いての結論ですが、この製品は恐ろしくソースに正直な音が鳴ります。圧縮オーディオのアラはかなりはっきりと出ますし、録音品質の悪いソースはCDから直接再生しても音は悪いままです。J-POP系などは聴いていて悲しくなるほど低音質に聞こえるものもありました。また低域方向の解像度などは恐らく手持ちでもECHO Layla24以外にはその域に達している製品はないと思われるほどですが、周辺の再生機材が追いつかないと単にローブーストに聞こえるだけという気もします。
少なくとも音質評価を断定で言い切るからには、どのような再生環境でどのソースを鳴らしたかぐらいは提示するべきだと思うんですよね。これは私自身も反省するべき点だと思っていますが。旧ブログの方で書いた通り、ここ最近の音質評価は基本的に全て以下の環境で行っています。
<スピーカー試聴の場合>
・アンプ KENWOOD L-01A+ONKYO P-308
・スピーカー SANSUI SP-100i
・CDプレイヤー YAMAHA CDX-2000+Victor XL-Z621
・DAT Victor XD-Z707
・アナログプレイヤー KENWOOD KP-9010+Ortofon VMS30MkII
(その他は試聴に影響しないので省略。ケーブルは殆どが普及価格帯のOFCケーブル)
<ヘッドフォンの場合>
・ヘッドフォン audio-technica ATH-AD10
・ヘッドフォンアンプ emagic emi2|6内蔵品
ヘッドフォンアンプについては、単品で高音質なものを持っていないということと、キャラクタが付かず割合素直な鳴り方をするということで、emi2|6にRCAピン入力で入れたソースを再生しています。
#それでも友人が数種類持ち込んだヘッドフォンアンプよりも音質では上でした。
私もプロの評論家ではありませんから、さすがに比較対象無しに評価するというのは難しいというのが本音です。その日のコンディションで聞こえ方が全然違うということもありますし。Card Deluxeについては同じPCにM-AUDIO DELTA1010が装着されていますので、それとの比較ということになります。
秋葉原で最も個性的なPCショップの一つであったUSER'S SIDEが4月15日を以て閉店することになったそうです。閉店の挨拶文はこちら。
私は貧乏なのであまりこの店で買い物をする機会は多くなかったのは事実ですが、秋葉原でもここでしか展示を見られないという品物も少なからずあり、秋葉原に行けば大抵足を運んでいただけに、実店舗が無くなってしまうというのは残念です。
他のショップと比べれば店員の商品知識もあったのですが、それが災いしてUSER'S SIDEで品物を調べて安い店に買いに行くという客も多かったようで、秋葉原という安売り店がひしめき合う場所で成立する店舗ではなかったのかという気もします。
丁度新メインPC構築に当たっていくつか買い足す必要のあるパーツもありますので、閉店セールに出向いて見繕ってこようかと考えています。オーディオカード類が手ごろな価格で出てくると嬉しいのですが、取り敢えずは電源やケース辺りを見てこようかと。
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