JIVE: 2013年7月アーカイブ

 あくまで北米市場での話ですが、Googleブランドのタブレット、Nexus 7の新モデルが発表されました。

 既存のNexus 7と名称や大きさは同じものの、大幅なスペックアップが果たされているようです。液晶解像度が1,280×720から1,920×1,200へ、CPUは1.2GHzのTegra3から1.5GHzのSnapdragon S4 Proへ、メインメモリも1GBから2GBへとそれぞれスペックアップしているほか、OSが今回初登場となるAndroid 4.3となっています。

 またCellularモデルについては、これまでの3G対応からLTE対応へと進化していて、米国内の主要通信キャリアに1台で対応出来るということから、対応周波数が豊富に用意されているということでしょう。

 個人的には7インチでWUXGA解像度というのは少々細かすぎるのではないかという気もしますが、粗いよりは細かい方が良いのは間違いなく、概ね順当に進化しているという印象です。

 基本的には正統進化だとは思うのですが、少々マイナス材料となるのが価格が上がっているということでしょうか。米国市場での価格を見ると、16GBモデルで$199→$229、32GBモデルで$249→$269、Cellularモデルで$299→$349ということでそれぞれ少しずつ上がっているのですが、日本市場は元々ほぼ$1=100円計算で価格が設定されていた関係上、円安が進行した現在の水準であればより値上げ幅が大きくなることが予想されます。

 あくまで予想ですが、日本で発売された場合の価格は、16GBで24,800円、32GBで29,800円、Cellularモデルで36,800円という辺りに設定されるのではないかと思われます。

 私の場合はCellularモデルの購入を検討していましたので、この予想が当たってしまうとすると7,000円という値上げ幅であり、価値判断が少々難しくなります。LTEの対応は大きなメリットだとは思うのですが、私の使い方では3Gでも速度面での不満は出ないと思いますし。

 ただ、元々在庫を絞って売っているモデルであるだけに、新旧を見比べた結果で旧モデルを買うことは難しいと思いますので、新モデルが店頭に並ぶまでの間にどちらを買うべきか考えたいと思います。

 今更ではありますが、投票する前からわかっていた通りの結果となりました。日本国民は最悪の選択をしてしまったのかもしれませんが、もはや手遅れです。

 個人的に日本維新の会は最も嫌いな政党ですが、橋下共同代表のコメントには同意したくなるものがありました。曰く「原発反対、消費増税反対、でも投票先は自民党。わけがわからん」と。

 ここまでの結果となってしまった最大の原因は民主党政権がひどすぎたことであることに疑う余地はありません。野田前首相はこの事態を招いた原因が自分であることをまだ理解出来ていないらしいですが、前首相がわざわざ次の政権のために泥を被って、安倍政権の引き立て役となってしまったわけです。現在の自民党政権からすれば、国民から嫌われる政策は全て野田前首相が筋道を作ってくれたのですから、これほど楽なことはなかったでしょう。「前政権で決まってしまったのだから仕方ない」という言い訳で全てごまかせますから。

 「アベノミクス」という造語に踊らされ、勝手に景気が良くなってくれるという期待感で投票してしまった人に言いたいのは、アベノミクスがそのような名も無き一市民に対して恩恵を施してくれることはないということです。むしろ増税や物価上昇による負担だけを負うことになるのですが、まあそこは自己責任です。諦めるしかありません。

 今回自民党に投票した人で、自民党の憲法草案をきちんと読んだ人はどの程度いるのでしょうか。読んだ上で賛成出来るのなら私が言うべきことはありませんが、私はあんな憲法が本当に制定されるような国であるなら、海外への移住を本気で検討します。あの草案に沿った憲法ではさすがに今のシステムで改憲に持ち込むのは困難であるからこそ、96条の先行改正に執念を燃やしているという単純な図式が見えてこないのですかね?

 一つの政策を支持するという理由だけで投票するという図式は、小泉政権時代の「郵政民営化」だけで他の全ての政策に対して全面委任という意思表示をしてしまったという過ちを再び繰り返しているのですが、投票した人には当然そんな意識はないでしょうし。

 はっきり言ってしまえば、本気で(名も無き一)国民のために政治をするような政治家など一人もいません。政治家というには自分を支える組織なり企業のために活動するものです。未だに安倍首相を盲目的に信じている人たちは、せめてそのことを理解して欲しいところです。

 

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 昨日発表が有り、日付が変わった頃にMicrosoftの事務局からも告知メールが来ていました。

 もう5年ほど使っていたサービスなのですが、打ち切りというのもあまりに突然で驚いています。我々資金力のないフリーの技術者にとっては、サーバー環境の構築チェックなどを最も確実に出来る非常に有り難いサービスだったのですが...。

 Microsoft側の言い分としては、代わりに30~180日利用出来る評価版を殆どの製品に対して提供するのでそれで良いだろうとのことですが、評価版を調べてみると大体のものは30~60日版なんですよね。顧客の環境をある程度再現しておいて、それに対しての接続性などを調べつつシステムをいじっているときなど、これでは全く足りないのです。半年以上試行錯誤を繰り返したりしながら検証したりすることもありましたので。

 特にWindows ServerとSQL Serverはこのように使われることが多く、何とかならないのか考えていたのですが、結論から言えばVisual Studio Professional with MSDNが一応このような用途に対応出来るようです。もっとも価格は数倍に跳ね上がるわけですが。私が昔持っていたMSDN Professionalのライセンスはもっと安かったのですが、いつの間にかVisual Studioとの抱き合わせ販売となり、価格も大きく上がっていたんですね。

 とりあえず現在まだ有効のサブスクリプションがあるのですが、期間を延長する意味でもう1本ライセンスを買っておこうかと考えているところです。

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