JIVE: 2011年12月アーカイブ

 例年年明けにおそってくる重度の風邪が、今年は年末に早くも発症してしまいました。現在は薬を飲んで症状を和らげ、請け負っているWebの新年更新準備中ですが、年明けまでに動けるようになるのか...。

 例によってPC関連からですが、結局ほぼ丸1年使ったメインPCは、1年を待たずにCPUの載せ替えを行いました。LGA1366での載せ替え(Core i7-950→Core i7-970)ですから、クロックはほとんど変わらず、単純にコア数が1.5倍になったという形ではありますが、今までに無いほどの高額なCPUを載せたことになります。せっかく思い切った投資をしたわけですから、2年程度一線級で動いてくれれば嬉しいのですが、さすがに難しいでしょうかね...。

 実はメインPCはそれ以外にも、昨年末と比較すると、電源・HDD2台・DVDドライブ1台を載せ替えていて、内容面では結構様変わりしています。もっとも、HDDについては1台が完全な故障、もう1台もS.M.A.R.T警告による予防交換であり、仕方なく交換しただけですけどね。

 そして今年はついにノートPCの購入台数が0となりました。ThinkPad T42が死亡した際、SONYのVAIO S(SE)を買うつもりでいたのですが、キャンペーンの内容から購入を躊躇しているうちに今年中には間に合わなくなってしまったのです。来年早々に購入する可能性はありますが、今日買ってこなければ今年の購入台数としては0ですからね。

 その他については、オーディオ機器は久々に大物(YAMAHA GT-2000)を購入しました。これ以上を目指すときりが無い分野ですので、プレイヤーはこれで打ち止めでしょう。ネットワークオーディオのPioneer N-50に注目していて買うことも真剣に考えていたのですが、予想以上の大人気で来年2月頃までは入手困難とのこと。その辺りで実機を試聴して、気に入れば本当に購入するかもしれません。

 音楽ソフト方面では、シカゴの(名目上の)新作が2作品リリースされるという珍しい年ではありましたが、個人的にはどちらももの足りず、満足感はありませんでした。友人からラスカル・フラッツの新作もアメリカ土産にもらったのですが、これも「Still Feels Good」「Unstoppable」と続くマンネリ傾向に沿った作品で、まとまっているものの印象には残らないというものでした。個人的に今年No.1の音楽ソフトは、BDで入手した水樹奈々の「LIVE GRACE -ORCHESTRA-」でしょうかね。フルオーケストラをまさに「従えて」いるパフォーマンスは、近年のポップス界の歌手としては圧倒的な実力と存在感を表しています。あとは楽曲のクオリティがもう少し上がれば...。

 最後にスポーツネタは、サッカー女子代表「なでしこジャパン」のW杯制覇が大きな話題を呼んだ一年でしたね。昨年は「史上最大の下克上」で大いに話題をさらった、プロ野球千葉ロッテは昨年から危惧していた通りチームの崩壊が進み、ある意味予想通りの最下位転落です。もう何年も続けてきた有料のファンクラブ会員も、西村監督がクビになるまでは休止しようかと考えているところです。監督に就任する前から彼は評価に値しないと思っていましたが、今年1年で見事に馬脚を現してくれましたからね。ただ、良いところが無かった千葉ロッテの中で、唯一全国区といえる活躍を見せてくれた岡田選手のプレーだけは生で観たいわけで、そのためだけにファンクラブに金を払うかどうかが悩みどころとなっています...。

 本日の買い物は、ロジクール製ワイヤレスキーボード&マウスセット、MK710です。新品で、価格は3,980円でした。

 通販でたまたま見つけた品です。MK710のキーボードの打鍵感は正直言えば全く好みでは無いのですが、添付のマウスはまずまず高機能のものですので、いざというときの予備に使う程度であれば十分でしょう。Unifyingレシーバー採用モデルですので、キーボードだけを後から別に買い直しても使えますからね。

#実は現在使用中のLenovoのキーボードと比べても打鍵感は良くありません。
#当時実物を触って買うのを取りやめたほどですからね。

 実はキーボード&マウスセットとしては最上位となる、MX5500 Revolutionが5,980円という特売品もあったらしいのですが、これは私が見つけた時点で既に完売していました。もっとも、MX5500 RevolutionはBluetoothモデルですから、キーボードとマウスはセットで使うしか無いのですが...。


 例年私は大晦日~元日辺りから体調を崩すパターンが多いのですが、今年は今日の時点で既にかなり危険な状況となっています。例年より早いということで、年明けにはある程度回復していることが見込めるのかもしれませんが、年内は一日中寝込むことになりそうな気はしています...。

 本日の買い物は、Intel H61チップセット搭載LGA1155対応ATX規格マザーボード、GA-PA65-UD3-B3です。通常中古で、価格は2,000円でした。外箱は欠品でしたが、マニュアルやユーティリティディスク、バックパネルなどの主要な付属品は残っていました。

 今時LGA1155対応のマザーボードを買うのであれば、候補となるのはZ68チップセットの製品ぐらいしか考えようが無いわけですが、なぜか今回買ったのはH61チップセットを搭載し、かつ基板の設計的にも貧弱そうなこの製品です。

 最大の購入動機はもちろん2,000円(しかも動作確認済の中古品)という価格である事は間違いないのですが、この製品ならではの特徴を買っているという面もあります。

 この製品はSandyBridge世代としてはきわめて珍しく、32bit/33MHzのPCIスロットを4本備えているのです。正確に言うと、スロット構成はPCI Express 16x(1本)、PCI Express 1x(1本)、32bit/33MHz PCI(4本)となります。

 このような製品は、使い道としてはオーディオ用PC、そうでなければearthsoft PT2を複数枚挿しての録画サーバーというところでしょう。当然CPUもそれほどのパワーを要求されるものではありませんので、Pentium系かCore i3でも買ってきて適当に使うことになるでしょう...。

 それにしても、型番がGA-「PA65」という辺りが微妙ですよね。他のGIGABYTE製品であれば、この部分にはチップセットの型番が入るわけですからね。チップセットこそH61であっても、内蔵グラフィック出力が装備されないなど、H61としてはわかりにくい仕様であるだけに、仕方ないかもしれないのですが...。

 

DSC00338.JPG 久々の珍品展示です。

 以前入手したSEGA製のPCIスロット用サウンドカードです。搭載されているDSPはCreative製CA10300-IAT LFで、SoundBlasterシリーズでいえばAudigy4の世代に搭載されていたチップです。

 DACもおそらくAudigy4と同等と思われるCirrusLogic製CS4362 KQZ(24Bit/192kHz 8ch対応)ですが、ADC周りや根本的なパーツの配置など、完全に別設計と思われるボードです。

 おそらく組み込み専用に起こされた製品でしょう。Creative本家とは違い、コンデンサもほとんどが個体コンデンサとなっていて、音質はともかく耐久性には気を遣っていることがうかがえる設計となっています。

 今のところPCの空きスロットを確保できておらず、動作確認すら取れていませんが、いずれきちんと試聴環境に組み込んで音質評価をしてみたいと思っています。

 

gt-2000.jpg 本日の買い物は、YAMAHA製レコードプレイヤー、GT-2000です。中古品で、価格は52,500円でした。

 以前からずっとほしいと思っていた製品ですが、現状では完動品の中古が10万円前後ということで、入手を半ば諦めていた品でした。

 リサイクルショップで元々84,000円で売られていた品ですが、外装の状態はあまり良くないものであるためか、徐々に値段が下がりはじめ、今日見た時点で52,500円まで下がっていましたので、思わず買ってしまったわけです。

 家に持ち帰った後はとりあえず動かせるレベルに調整した後、カートリッジのAT-ML170と組み合わせて簡易の動作チェックを実施してみました。

 どちらかというと線の細い音が出てくる傾向のあるAT-ML170ですが、このプレイヤーで使うと意外なほど重厚感が出ます。繊細さや透明度ではKP-9010に分があるようにも感じますが、ひたすら投入された物量に見合った重厚さはやはり大きな魅力です。

 ただ、大きさや重量の関係で、実家の方のメインシステムには組み込む余地が無く、アナログの音源制作にはこれまで通りKP-9010を使うことになるものと思います。

 少し前の買い物ですが、Intel製LGA775対応CPU、Core 2 Duo E8400(3.0GHz、2core、L2=6MB、FSB=1,333MHz)を入手してきました。バルクの中古品で、価格は4,540円でした。

 諸事情によりオーディオと直結されているPC(echo LAYLA 24/96を接続しているもの)を移動することになったため、代わりとなるPCを組むための部品として買ってきました。もっとも、Core 2 Duo E6400やPentium Dual-Core E2160辺りは元々余っていましたし、この辺でも十分な用途でしか使わないわけですが。

 ただ、既に持っている同じCore 2 Duo E8400は新品でプラス約1万円払って買ったものですから、これ程値段が下がってくるともう1つ欲しくなってしまったわけです。

 これ以外のパーツは全て予備部品としてストックしてあったものか、以前解体したPCからの流用品です。強いて言えば、数少ない新規パーツとして、起動ドライブは用途が決まっていなかったSSD(SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB)にしようかと考えています。

 ただ問題となるのは、今回はマザーボードとしてASUS P5Q PROを使っているのですが、これには32bit PCIスロットが2本しか無いのです。オーディオカードを複数内蔵させるという使い方は厳しそうですので、ひたすら音源を取り込むだけのPCとなってしまう可能性が高そうです。PCIスロットは諦めてIEEE1394でMOTU 828MkIIを繋ぐか、まだ余りがあるemagic a6|2mまたはemi2|6を引っ張り出すか...。

 最近リリースされたX79のマザーボードなどを見ていても32bit PCIは0または1本ですし、オーディオカードを使うために旧世代のマザーボードをもう少し揃えておく必要があるかもしれません。

 先週から風邪の症状が全く改善しません。多少よくなりかけたと思うとまた体温が上がるという繰り返しですので。明日は仕事で外出の予定なので、下手に症状を自覚すると気力が持たなくなりそうで今日は敢えて体温を測ったりはしていないのですが、昨日よりは悪化している予感はします。


 先に「XXXIV」というナンバリングのアルバムが出ていたので妙な気がするのですが、シカゴの通算33作目となるアルバムは、「25」「28」に続いてまたもクリスマスアルバムとなりました。

 「28」までにかなり有名なネタを使ってしまっていたためか、今回の選曲はやや定番曲からは外れるものが多くなっています。ただ、ゲストとしてホイットニー・ヒューストンやシャリースの歌唱でお馴染みの「I Will Always Love You」の作者でありオリジナルシンガーでもある、ドリー・パートンのヴォーカルが楽しめるほか、アメリカの参加などが楽しめ、それなりにマンネリ化しない工夫はされているように思えます。

 演奏・アレンジに関してはいつも通り手堅くシカゴ流の味付けがされているもので、これだけを聴いていれば満足できる水準の作品に仕上がっています。ただ、日本人の私からすればクリスマスソングばかり乱発されても、ありがたみが無いというのが正直になところで、せっかくの新作でもそれほど満足感はありません。

#この類の企画盤は、出せばそこそこ売れるというのが問題なのでしょうが...。

 内容についても、やはりビル・チャンプリンを脱退により失った痛手は大きく、ヴォーカルの幅がやや狭くなってしまった感があります。新作が届いた満足感よりは先行きの不安の方を強く感じる作品になってしまったという印象です。

20111210.png

 ここ数年、日本の関東地方などでは天体ショーがいろいろあっても、天候不順などでなかなか見ることが出来ない状況が続いていましたが、教の皆既月食は全国各地で観測できたようですね。

 ろくに撮影の準備をしていなかったので、写真の撮影は諦めてビデオで録画してみました。結果は以下のリンクから。JVC GZ-HM570で撮影したフルHD/60fpsの映像をEDIUS Neo2で1,280x720/24fpsのWMVにエンコードしたものです。

20111210.wmv

 意外と鮮明に写るのは良いのですが、やはり色合いなどは再現が難しいようです。「こんな状況が存在した」という記録を残すには十分ですが...。

#アナログ放送終了時のようにYouTubeにアップしてから貼ることも考えたのですが、
#出来があまり良くないので直接ファイルを置いておくだけにします。

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 コンビニチェーンのファミリーマートで、全国限定100万個で売り出されたという「スライム肉まん」。実は私も仕事の合間にファミリーマートによって捕獲していました。1個170円とやや割高ですが、ネタとしては十分手頃です。有名RPG「ドラゴンクエスト」シリーズでお馴染みの、街を出て最初に倒すために存在しているモンスターをモデルに作られているようです。

 ちなみに私はドラクエシリーズは全くプレイ経験がありません。ファミコン世代ではあるのですが、大学入学前にPCを手に入れるまでは、ゲーム機自体を所有していませんでしたからね。

 したがって懐かしいという感覚は特になく、単純にネタとして食べてみたわけですが、実は視覚的に一番辛いのは食べている最中です。顔の辺りを食べるときに、何ともいえない違和感を感じます。

 また味の方にも何ともいえない違和感があるのです。まず青という色がどうも味と合っていません。中の具はその違和感を強引に押さえ込むという意図があったのか、通常の肉まんよりも味付けが濃く、少々きつさすら感じました。

 そういえば、違和感のある食べ物といえば、↓ こんなものも商品化されているとか。

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貧血防止に効果があるらしい「昆布とひじきのブラマンジェ」だそうで、USJ内のレストランで12月の土・日・祝日に提供されているそうです。何とか食べられる味ににするまでに、かなりの苦労があったらしいですね...。

 

 通販で注文した品が到着していました。PLANEX製USB3.0対応4ポートハブ、PL-US3H400-WHです。通常新品で、価格は1,980円でした。

 私が現在使っているPCは、マザーボードがGIGABYTE GA-EX58-UD4であり、USB3.0には対応していません。そこでASUS U3S6を追加してとりあえずUSB3.0に対応させていたものの、ボードで増設すると当然ではあるのですが、背面にしかコネクターが存在しないことになります。

 さすがに背面以外で使えないのはあまりに不便でしたので、USB3.0対応の延長ケーブルを使っていたのですが、このケーブルにUSB3.0対応であるはずのADATA S102を組み合わせるとなぜかUSB2.0相当でしか認識されないのです。同じケーブルにUSB3.0対応のポータブルHDDを組み合わせた場合にはきちんとUSB3.0で動作しますので、相性が悪いということになるのでしょうが...。

 もともとU3S6のUSB3.0コネクターは2つしか無く、使い勝手の意味からもUSB3.0ハブを導入したかったのですが、このシステムを使い始めた時点で、USB3.0のハブを買おうとすると5千円以上になってしまうという高さでした。ハブの価格が下がるタイミングをひたすら待っていたら、今になってしまったわけです。

 とりあえず鬼門であったADATA S102も無事USB3.0機器として認識され、速度もUSB3.0らしいレベルで動作するようになりましたので、それだけでも導入の価値は十分あったといえそうです。新品パッケージ版とはいえ、USBのハブ程度に約2千円ですから、まだまだ気軽に買える価格帯とはいえませんけどね...。

 本日の買い物は、アースソフト製地上デジタル・BSデジタル・110°CS受信ボード、PT2のRev.Aです。認識チェックのみのジャンク扱い品で、価格は7,980円でした。

 最近ではTVの録画をPT2に依存していて、予備が無い状況に少々不安を感じていました。一時は安定して新品が供給されている状態で、中古市場でもたまに見かける程度に出回っていたのですが、Rev.Bの出荷が止まってしばらくした辺りから再び入手が難しい状況になりつつありました。そこでとりあえず安ければ買っておこうという程度の理由で買っておくことにしたのです。

 最新のプラットフォームでは32bitのPCIスロットが無かったり、あっても1つだけだったりとそろそろPCIのボードを使い続けるのが難しくなりつつありますので、PCI Express対応のPT3が出てくれればと思うのですが、PCI Express-PCIのブリッジチップを使ってまで製品化する予定は無いというコメントが以前ありましたので、当分後継製品が出てくることは無いでしょう。

 既にPLEX等からUSB接続やPCI Express向けに類似製品が出てきているわけですが、いずれもBonDriverの出来などにまだ難があり、安定して常用できるほどの完成度に達していないことから、当面は実績のあるPT1/PT2に頼らざるを得ないでしょう。

 さらに将来的には物理的なB-CASを必要としない方式に切り替わるという話もあるわけで、今のうちにこの類の製品を持っておかないと、抜け道が無くなってしまう恐れもあるわけで...。

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