JIVE: 2008年4月アーカイブ

 昨日新PCの各種ソフトウェア更新やBIOSの更新など、各種作業をまとめて行ったのですが、その後から動作がやけに不安定なのです。

 Windows XP標準機能の復元を使ってみたのですが、目立った変化はありません。もっとも、GeForce 8800 GTS投入後からあまり長時間のテストは行っていませんでしたので、具体的にどのタイミングで不調に陥ったのかは判別できていないのですが。

 不調のピーク時には何か作業をするたびにexplorer.exeがエラー終了してしまうという状態で、とても実用に耐えるものではありません。

 原因としてまず最初に思い当たったのはAHA-2930U2。実は装着後から非常に調子が悪く、接続したMO(MCE3130SS)を認識できません。物理的に外すのが面倒だったので、とりあえずドライバを無効にして対処。Windowsの不安定さは変わりませんでしたが、起動時の引っかかりは大幅に減りました。

 次に原因として考えたのが、M/B標準搭載のWi-Fi機能。これ用のドライバやアプリケーションを導入したというのもこれまでとの大きな違いでしたので、これもデバイスマネージャで無効に。これでNortonのエラーが減りました。

 さらにその次に疑ったのはBIOS。今回導入したのが1903というバージョンだったのですが、いつの間にかASUSのGrobalや日本のダウンロードサイトから無くなっていましたので、何か問題があったのかもしれません。1802という前のバージョンを導入して様子を見たところ、Windowsの安定度は結構増したように感じました。ただ、まだMedia Player等でビデオを再生するとブルースクリーンで落ちるという症状は残っています。

 そして最後に手をつけたのはGeForce用のForceWare。WHQLの最新版が導入されていたはずなのですが、何故かNVIDIAコントロールパネルはForceWare9x系までのままの状態だったのです。これを改めて導入しなおしたところ、ビデオ再生でも不具合らしい不具合は見られなくなりました。

 結局どれが不具合を起こしていた直接の原因かはわかりませんし、完全に解消できたかも確認できていないのですが、とりあえず常用できる状態には戻ったようです。

 シカゴが第21作目「Twenty 1」の次にリリースを予定して、発売寸前という状態まで完成していた幻の第22作目のアルバム、「Stone of Sisyphus」が、実に15年ぶりに日の目を見ることが明らかになりました。詳細情報は「Chicago Navi」さんのフォーラムにいくつか上がっていますが、既にタワーレコードやHMVなどの通販サイトに価格情報も含めて日本盤の情報も掲載されていますので、発売が決まったというのはまず間違いないでしょう。

 上記フォーラムに掲載された情報によると、過去に流出していた音源(海外の某ファンサイトで低音質盤ではあったもののmp3形式で全曲ダウンロードが可能でした)に付随していた曲順とは変わっているようですが、何はともあれきちんとした形でリリースされるのであれば実に喜ばしいことです。

 ちなみに、日本はこの作品について他の国よりは幾分恵まれた状況で、日本独自編集のベスト盤2作品に全12曲中5曲が収録済みです。当然それらは既に入手済みですが、低音質のmp3以外には全く聴いたことがない曲もありますので、7月(米国盤はもう少し早そうです)に予定されている発売が今から楽しみです。

 先日の衆議院山口2区補欠選挙は、福田内閣にとって初の国政選挙として注目されていましたが、結果は民主党候補の勝利でした。個人的にはどちらの言い分にもあまりピンと来なかったのですが、まあそれでも妥当な結果でしょうね。

 揮発油税の件といい、後期高齢者医療制度といい、わずかな金銭の負担が死活問題となる庶民層の前で、首相自らが「国の財政のためなんだからその程度我慢しろ」などという言い方をしていては、仮にどれだけ理論的に正しいことを言おうとも、支持など得られるはずもありませんから。

 某バラエティ番組で橋下大阪府知事が明かしていましたが、立候補の際演説の方針についてタレントの島田紳助氏にアドバイスを求めたところ、「頭に訴えてもだめだ。情に訴えなければ聴衆は引き込まれない」と言われたそうです。特に選挙戦が冬場であったことから、「寒い冬にわざわざ家に帰る足を止めてまで聞いてもらおうとするなら、理屈をこねたところで聞き手には何も感じられない。その候補者がどこまで本気でしゃべっているということが伝わるかが大事」とも。選挙のプロであるはずの政治家よりもよほど核心を突いているように思います。

 揮発油税の扱いの是非そのものは別にして、今の首相や閣僚の話しぶりからは「その程度のはした金で目くじらを立てるなよ」という考えが明らかにわかってしまうのです。前述の通り金持ちにははした金でも、庶民にとっては死活問題という次元なのですが、元々それほど困窮した経験のない政治家に理解すること自体が不可能なのかもしれません。

 ただ、この問題も含めて政治家だけが悪いわけではないということを忘れてはいけません。何しろ、普段から彼らの態度をみて、それでも選挙で投票して政治家の地位を与え続けているのは、他でもない有権者の皆さんなのですから。もっとも、庶民の金銭感覚を理解できていそうな候補者を見つけること自体が大変なのですが…。

とりあえず写真を手当たり次第に撮ってきました。あまりあれこれと説明を入れるよりは、写真を並べておいた方が良さそうに思いますので…。

08jidai10.jpg

 

残りの画像は「続きを読む」からどうぞ。

 本日の買い物は、inno3D製NVIDIA GeForce 8800 GTS(G92)搭載ビデオカード、I-8800GTS-H5GTCSです。開封済み新品(付属品はCD-ROM類以外欠品)で、価格は14,980円でした。

 現在のところ、暫定的にGeForce 7800 GTXで使い始めた新メインPCですが、先日も書いた通りビデオカードが明らかに型落ちですので、これは早めに換えようと思っていました。交換するなら少なくともGeForce 9600 GTまたはGeForce 9800/8800系のG92搭載製品と思っていたのですが、この予算をCardDeluxeにつぎ込んでしまいましたので、数ヵ月後かとひそかに考えていたわけです。

 ところが某所通販でG92コアのGeForce 8800 GTSが何故か15,000円割れという金額で売られていましたので、思わず飛びついてしまったというわけです。今日は生憎ほとんど外出していて交換作業はできませんでしたが、早速明日にでも装着してみようと思っています。

 某大学勤務時代に一緒だった方で、もしこれを読んでいる方がいらっしゃいましたら、今週水曜に発売された週刊アスキーをご覧ください。連載されている「カオスだもんね!」に、見覚えのあるI先生(現教授)が登場しています。

 それらしいことを多少聞いたことがあったのですが、実際にあのような活動をされていたというのが少々驚きです…。

 ネタバレにならないように詳細は伏せておきます。実際に誌面でご確認ください。どうしても読めなかったという方は…、バックナンバーを取り寄せるなどで対処するか、単行本化を待てば読むことはできると思います。

#概略だけ知りたいという方はメールにてお問い合わせください。
#手が空いたときにでも返信させていただきます。

当分買うつもりはないのですが、面白そうだったのでバッファローの「PCastTV for 地デジ」のストリームテストを実施してみました。

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日付:2008年04月24日
時刻:16時06分59秒

ディスプレイアダプタ:NVIDIA GeForce 7800 GTX

地デジ視聴環境測定 計測完了

■結果:OK
 このパソコンでバッファローの地デジチューナをご利用いただけます。

■Windowsバージョン:OK
 対応OSです。

■選択可能な視聴モード
・DPモード [最高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
>著作権保護に対応していない為 視聴できません。

・HPモード [高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
>著作権保護に対応していない為 視聴できません。

・SP/LPモード [中画質/低画質(長時間録画用)モード]
>利用可能です。

■ハイビジョン対応:NG
 このパソコンはハイビジョン視聴が可能な著作権保護に対応していません。


■詳細
     -----DP----- -----HP----- ----SP/LP----
・表示確認
 目視確認    :OK  OK  OK

・描画フレーム
 再生時間[s]    :69.523000 65.701000 65.641000
 再生フレーム数   :2085  1971  1969
 フレーム描画割合[%]   :99.97  99.97  99.97

・CPU負荷
 平均[%]    :59  21  12  

・著作権保護機能対応
 VGA出力 → 利用可能なTVプロファイル  DP :×
       HP :×
       SP :○
       LP :○
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 意外なことに、今時のPCとしては割合低スペックな部類となるはずの新メインPCでも、HDCPのサポートさえあれば十分に実用的な性能を発揮しているようです。CRT使いには全くもって関係ない話ではありますが…。

 今日の空き時間を使って、PCを新しいものに変更しました。結局、最終的には以下の構成で落ち着いています。ビデオカードは早い時期に交換する予定でいますが…。

・M/B ASUS M2N32-SLI Deluxe Wi-Fi
・CPU AMD Athlon64 X2 5200+(Windsor)
・RAM DDR2 PC6400 1GBx4
・VGA XFX GeForce 7800 GTX 256MB
・HDD WesternDigital WD1500ADFD+WD6400AAKS+WD3200AAJS+Seagate ST3500630AS
・Audio I/F Echo Digital Audio GINA24+emagic emi2|6
・OpticalDrives Plextor PX-716A+Pioneer DVR-112D
・SCSI H/A Adaptec AHA-2930U2
・CASE SIGMA A・P・O CB009SVNP
・PowerSupply GrowUpJapan GUP-EG620J

あとは旧メインを解体する際に、MOを持ってくれば完成というところでしょうか。SCSI H/AはMOとフィルムスキャナ用で、あえて外部50PのAHA-2930U2を使っています。

今回の移行ではいかにソフトウェアを再インストールせずに済ませるかに重点を置いていましたので、Office系アプリケーションなどはやむを得ないものの、ゲーム類は極力レジストリなどの移植で対処しました。それで動かないものは気づいた時点で再インストールというところでしょうか。

セキュリティソフトについては、実に遺憾なことに唯一ライセンスが余っていた、Norton Internet Security 2007を使っています。個人的にはNortonは他人にもまず買わせないほど嫌いなんですけどね…。

 4月8日のPC向けデジタル放送対応チューナーのガイドラインが発表されたことを受けて、各社から対応製品が続々と発表されています。各社ともメーカーPC組み込み用OEM品を既に作っていたり、水面下では開発を続けていたりで、既にB-CASの認証さえ下りればすぐにでも製品を出荷可能という状態に達しているようです。

 しかし、世間ではかなり話題を呼んでいるらしいのですが、私は蚊帳の外なんですよね。というのも、使っているモニタがアナログ接続しかできないCRTで、HDCPなどという用語すら存在していなかった時期のものですから。

 一応SD解像度のチューナーとしては使えるはずですので、ワンセグよりはまだマシという状態ではある(というか、現在のMTV1000とほぼ同レベルとも)のですが、何となく面白くないですね。現状でPC向けにHDCPをサポートしたモニタを探すとなると、液晶以外の選択肢がありませんから。

 前にも何度か書いたと思うのですが、私はアンチ液晶派なんです。良い液晶があるのは十分承知しているのですが、それでも以前仕事で長時間液晶モニタを使っていた時期にかなり視力が落ちたという苦い思い出がありますので…。液晶以外の選択肢が存在する世の中になってくれることを強く希望します。

 Huey Lewis & The Newsについては、私自身がそれほど彼らの楽曲を聞き込んでいるわけでもありませんので、詳細なコメントは差し控えたいと思います。ただ、楽曲としては必ずしも好みでは無い曲もありましたが、それでも1時間30分をあっという間に感じてしまうぐらいに楽しめたと思います。個人的にはThe Newsの面々のアカペラコーラスによる「So Much In Love」(2日目のみ)がかなり上手くて驚きました。

 一方のChicagoですが、持ち時間は同じく1時間30分だったはずなのですが、どう考えても10分ほど多かったような気がします。観客にとっては喜ばしいわけですが…。まずはセットリストのおさらいから。()内は原曲の収録アルバムです。

1.Medley:Introduction~Questions 67/68(Japanese Version)  (いずれもC.T.A、つまり1作目)
2.Ballet For A Girl in Buchannon  (Chicago、つまり2作目)
3.イマナンジデス?(Does Anybody Really Know What Time It Is?)/ Vo:H.Lewis  (C.T.A)
4.I'm A Man / with Huey Lewis & The News  (C.T.A)
5.Feel  (Chicago XXX)
6.If You Leave Me Now  (Chicago X)
7.Medley:Call On Me~Alive Again  (Chicago VII~Hot Street、つまり12作目)
8.Medley:I Don't Wanna Live Without Your Love~Look Away~You're Not Alone(feat.Bill Champlin)  (いずれもChicago19)
9.Medley:Love Me Tomorrow~No Tell Lover(feat.Lee Loughnane) (Chicago16~Hot Street)
10.Medley:Hard Habit To Break~You're The Inspiration(Chicago 17 set)  (いずれもChicago17)
11.Beginnings  (C.T.A)
12.Drum Solo(feat.Tris Imboden)
13.Just You 'n' Me  (Chicago VI)
14.Saturday In The Park  (Chicago V)
15.Feelin' Stronger Everyday  (Chicago VI)
16.Hard To Say I'm Sorry~Get Away  (Chicago16)
-encore-
17.(19日)Free  (Chicago III) / (20日)Battle Without Honor Or Humanity (feat.Tomoyasu Hotei)
18.25 Or 6 To 4   (Chicago) / (20日)with T.Hotei

こうして改めて見てみると、ライブ向けの定番はやはり70年代前半までに発表された曲がかなり多いことが判ります。全米TOP40曲だけを演奏したとしても、とても1回のライブの時間枠では演奏しきれない数がある以上やむを得ないのでしょうけど、たまに大幅に入れ替えたセットリストを見てみたいという気もします。とはいえ、今回は最新アルバムからの第1弾シングル「Feel」を聴けただけでも大満足です。欲を言えば第2弾だった「Love Will Come Back」やアメリカツアーで演奏されたこともある「90 Degrees And Freezing」なども聴きたかったところではありますが…。

さて、問題のパフォーマンスについてですが、前回(2003年)には衰えたかと心配した部分もあったのですが、今回はずっと引き締まった良い演奏だったと思います。Waltが来日しなかったという残念な要素はありましたが、Leeのトランペットは今まで聴いた中でも最もパワーを感じましたし、前回はアクションが少なかったJimmyも今回は縦横無尽にステージ上を動いていました。Heuy Lewis & The Newsのファンの皆様が見たことのない、「熱い」Chicago像を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

個人的には、20年以上ファンでありながら、「Introduction」で始まったライブを見るのはこれが初めてで、それだけでまず感激。そして長年待ち続けた新曲「Feel」が始まったときには少し涙腺がゆるみかけました。

20日は予告通り布袋寅泰氏がアンコールで登場。「Battle Without Honor Or Humanity」で共演しましたが、この1回の演奏しかしないであろうにも関わらず、きっちりと仕上げてきたChicagoのプロ根性に感心しましたし、布袋氏の演奏もいつになく「熱さ」を感じさせるものでした。ラストの「25 Or 6 To 4」でも引き続き熱い演奏で会場を楽しませてくれましたし、何より布袋氏自身の興奮が伝わってくるようで、見ている方も嬉しくなるシーンでした。

結論としては、40年にわたるキャリアを誇るバンドに相応しい貫禄と、キャリアよりは遙かに若々しさを感じるステージを観ることが出来たと思います。PAの質も過去の同会場でのものよりは良かったように思いますし、これといった不満もなく満足出来た2日間だったと思います。ちなみにこのジョイントツアーは、明日22日のパシフィコ横浜が最終公演となっていますので、アメリカンロックを堪能したい方は是非。

 昨日に引き続き行ってきました。今日も体調が思わしくなく、ドリンク剤でドーピングして何とか行って来たという感じですが…。

 今日のエントリーで感想などをまとめようと思っていたのですが、明日に延期します。今日はセットリストのみで。

 体調が悪くなってきたので、終了後は早々に帰宅しました。感想などは明日の2日目終了後に改めて書こうかと思っていますので、今日はセットリストなどのデータのみで。

 昨日の買い物ですが、innovision製GeForce 7900 GT搭載ビデオカード、Tornade GeForce 7900 GTです。通常中古で、価格は5,980円でした。

 実際には、ラベルにはGeForce 7900 GSと書かれていて、表示価格7,980円から会員割引2,000円というシールが貼付されていたので5,980円となっていたのですが、レジカウンタでクリアケースを開けてみると中身にはGeForce 7900 GTが入っていて、店員もそのまま「7900 GTですね」とレジを打ってしまったというのが真相です。

 これだけならお買い得で結構な話だったのですが、このGeForce 7900 GT、残念ながら不良品でした…。M/Bのポストメッセージで文字化けが現れたりするので嫌な予感がしたのですが、Windowsの表示ではあらゆる場合にノイズや表示化けがあり、常用するのは厳しい程度の症状です。ForceWareのクロック設定で、標準クロックより大幅に落としてもテストに通らないのですから、残念ながら故障と判断して差し支えないレベルだと思いますので…。

 明日はシカゴの来日公演で東京国際フォーラムに行く予定にしていますので、その前に秋葉原に寄って返品処理でしょうかね…。

 昨日購入したE-MU APSですが、メインPCに導入してみました。というのも、このメインPCを使うのもあと数日で、GINA24は新メインの方に移設する必要があったので、移行期間の繋ぎとして使おうという魂胆なのです。

 メインPCの試聴環境はヘッドフォンのみですので、例によってemi2|6に入力し、そのヘッドフォン出力で試しています。

 昨日「10万円のLive!と叩かれた」という内容を書きましたが、音質的には当時のSoundBlasterシリーズとはやはり別物です。ただ、残念ながら価格からするとあまりに水準が低いというのは残念ながら事実ですが。以前Audigy2かなにかのレポートで読んだ表現なのですが、「とても高音質なラジカセというのが存在したらこんな音になるのではないか」という感覚です。

 SoundBlaster Live!よりはずっとフラットな特性ではないかと思うのですが、レンジ感はそれほど出ていません。低音も量はあるのですがやや腰高で、力感もやや乏しくなります。中高域では耳障りなピークが存在していて、ここで安っぽさを感じさせられてしまいます。この辺りの傾向は、以前掲載したE-MU 0202 USBとそれほど違いがないようにも思いますが、E-MU 0202よりは幾分安っぽさが少ないという程度です。

 残念ながらソースが高音質であればあるほど、emi2|6やGINA24との差を感じさせられてしまうという出来です。ここまでくるとCreativeの音質にも一貫したポリシーがあるのではないかと思わされてしまいます。一聴すると中高域のピークのおかげで派手な音に感じるのですが、例えば「Englishman in NewYork/STING」の冒頭に流れるサックスの音などで質感の低さが露見してしまうのです。この辺りの傾向はAudigy2やE-MU 0202 USBも全く同じですので。

 これも以前どこかで見た表現なのですが、「CreativeのDSPが生成する波形が既に間違っている」という説もあながち間違いではないような気がしてしまいます。

 本日の買い物は、E-MU製オーディオインターフェース、Audio Production Studio 通称APSです。某クションで落札した品で、価格は2,000円でした。

 この製品、DSPとしてSoundBlaster Live!と同じEMU10K1を採用していて、以前のドライバがSoundBlaster Live!でも動作可能ということから、「10万円のLive!」と陰口をたたかれた製品です。厳密には99,800円ということで、何と代理店(HookUp)経由のCard Deluxeと同じ価格の製品なんですね。

 実際にボードの構成を眺めると必ずしもLive!そのものという程ではなく、DACはAKM(旭化成)、ADCはCirrusLogic、OPAMPはAnalogDevicesの製品をそれぞれ採用していて、それなりに差別化は図られているように見えます。もっとも、それほど選りすぐられたパーツでもないと思いますけど…。

 音質についてはまだ動作確認すら取っていませんので論評できませんが、某Live!t全くの同等とは、部品レベルだけで判断しても言えないと思います。

 一昨日掲載したDigital Audio Labs製オーディオインターフェース、Card Deluxe CDX-01という製品ですが、かなりの長寿命製品であるにもかかわらず、Web上での音質評価をしている人が極めて少ないんですよね。

#オーディオインターフェース自体の記事が少ないとも…。

 ただ、オーディオインターフェースに関して調べていると、とにかく多いのがオンキョー信者です。確かにピュアオーディオからPC関連に転身した会社は他にありませんからね。ソニー辺りが5~6万円程度でUSBかIEEE1394接続の「高音質」を謳ったオーディオインターフェースを作れば十分売れると思うのですが。

 オンキョーが良いといっている人は何を基準にそういっているのか今一つ理解できないのですが、個人的見解ではあくまで「同クラス/同仕様のライバル製品と比較して」優れているというレベルであり、価格帯が遙かに離れた製品と比較しても上回るというほど大層なものではありません。それもSE-200PCIやSE-90PCIの世代になってからの話であり、SE-80PCIに至っては、どう好意的に解釈しようと高音質とは表現できませんでした。強いて言えば値段のわりにノイズは良く押さえられているという辺りは美点となりますが。

 何故このような前振りをしたかというと、とあるサイトで「SE-90PCIと比べたらCard Deluxeなどは世代が古い分劣る」と書いている文章を見つけたからです。それもご丁寧に雑誌上でライターが書いたSoundBlasterシリーズについての記事を散々貶してというおまけ付きで。

#その記事についての論評はここでは控えますが。

 先日Card Deluxeを聴いての結論ですが、この製品は恐ろしくソースに正直な音が鳴ります。圧縮オーディオのアラはかなりはっきりと出ますし、録音品質の悪いソースはCDから直接再生しても音は悪いままです。J-POP系などは聴いていて悲しくなるほど低音質に聞こえるものもありました。また低域方向の解像度などは恐らく手持ちでもECHO Layla24以外にはその域に達している製品はないと思われるほどですが、周辺の再生機材が追いつかないと単にローブーストに聞こえるだけという気もします。

 少なくとも音質評価を断定で言い切るからには、どのような再生環境でどのソースを鳴らしたかぐらいは提示するべきだと思うんですよね。これは私自身も反省するべき点だと思っていますが。旧ブログの方で書いた通り、ここ最近の音質評価は基本的に全て以下の環境で行っています。

<スピーカー試聴の場合>

・アンプ KENWOOD L-01A+ONKYO P-308
・スピーカー SANSUI SP-100i
・CDプレイヤー YAMAHA CDX-2000+Victor XL-Z621
・DAT Victor XD-Z707
・アナログプレイヤー KENWOOD KP-9010+Ortofon VMS30MkII
(その他は試聴に影響しないので省略。ケーブルは殆どが普及価格帯のOFCケーブル)

<ヘッドフォンの場合>

・ヘッドフォン audio-technica ATH-AD10
・ヘッドフォンアンプ emagic emi2|6内蔵品

ヘッドフォンアンプについては、単品で高音質なものを持っていないということと、キャラクタが付かず割合素直な鳴り方をするということで、emi2|6にRCAピン入力で入れたソースを再生しています。

#それでも友人が数種類持ち込んだヘッドフォンアンプよりも音質では上でした。

私もプロの評論家ではありませんから、さすがに比較対象無しに評価するというのは難しいというのが本音です。その日のコンディションで聞こえ方が全然違うということもありますし。Card Deluxeについては同じPCにM-AUDIO DELTA1010が装着されていますので、それとの比較ということになります。

 これも新PC用です。Transcend製のDDR2 PC6400 1GBメモリモジュールの二枚組です。価格は2,980円でした。

 今回のPCはどうしても今までより金をかけているため、普段ならHynixやSAMSUNG、Elpida辺りの純正モジュールを買うところを、このような安物モジュールで妥協せざるを得なくなっています。Transcendであっても、型番によってはSAMSUNGやHynix純正モジュールベースのものもあるのですが、今回のものは造りから見る限りそれほど上質なものではありません。JetRAM辺りのものではないかと思われます。

 ただ、購入店はSofmapなのですが、この値段で売っていてもきちんとした流通ルートを経由しているようで、メーカー保証(Transcendは永久保証です)が適用されるという点については好感が持ています。

 今日の時点で新PCの最低限の組立とWindows XPインストールは終わらせたのですが、結局メモリはSiliconPower製とTranscend製のDDR2 PC6400 1GBを2枚ずつという構成になりました。スペック的には概ね当初の計画通りのものが出来たのではないかと思います。ただ、ビデオカードもGeForce 8800 GTまたはGTSにしようと思っていたのですが、昨日その予算でCard Deluxeを買ってしまいましたので、ここはまた次の段階で入れ替えることになります。

 予算的には厳しかったのですが、一度は使ってみたかったという興味が勝って買ってしまいました。

 本日の買い物は、Digital Audio Labs製オーディオI/F、Card Deluxe CDX-01の英語パッケージ版です。新品で、購入価格は29,316円でした。当然ながらUSER'S SIDE閉店セール品です。

 私にとってはオーディオカードは音楽制作ツールというよりは、高音質録音・再生機材ですので、このような2chステレオ入出力に注力した製品というのが有り難いわけです。ただ、ブレイクアウトボックスを使う製品ではないので取り回しは良くありませんから、配線のつなぎ替えが容易な別宅のオーディオPCに装着されることになるものと思います。私のメインPC用に使ってしまうと、狭い場所で使うので背面へのアクセスが容易ではないのです。

 今のところ買って帰ってきただけという状態ですので、音質評価どころか動作確認すら出来ていません。昨日から風邪が悪化してきていますので、本格的な試聴は数日間お預けでしょうかね…。

 買い物ネタが続きすぎているので、ちょっと小休止ということで。

 来週からシカゴとヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの来日公演が始まりますが、その中の東京公演2日目(4月20日)に、布袋寅泰氏が参加するという情報が、ウドー音楽事務所のニュースに掲載されていました。

 シカゴと布袋寅泰といわれても接点が見つからなかったのですが、その経緯について当の布袋寅泰氏公式ブログに記載がありました。詳細はこちら

 まず驚いたのが、ロバート・ラムが布袋氏のアルバムを聴いて気に入ったという話です。改めて彼の音楽性の幅広さを実感させられます。確かにアルバム「ELECTRIC SAMURAI」は世界発売作品となっていますが、敢えてそれを聴いてみようと思うかは別問題ですからね。

 そしてその中の1曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」がシカゴのツアーで、客入れBGMとして使われているというのですから、その気に入り方も本物なのでしょう。

 逆に布袋氏の方も、ロバート・ラムのソロ作品「Subtlety & Passion」(※日本未発表盤)を気に入っていて、自分のライブツアー中にiPodに入れて移動中に愛聴していたということにまたもう一つ驚きました。私自身は彼の作品は「ギタリズムIV」のLPを持っているだけですが、日頃の曲調からして「Subtlety & Passion」のような傾向の作品を好んで聴くようなタイプには思えませんでしたので。

 いずれにしてもお互いの作品をリスペクトしあっているアーティスト同士の共演ということであれば、ファンとしても楽しみに聴きたいと思います。

 某所で格安のメーカー修理上がり品HDDが割合安価に出てきていましたので、取り敢えずBarracudaATA 7200.10の500GBモデルをSATA/PATA各1台ずつ買ってみました。タイトルではST3500630Aと書いていますが、実際にはST3500630A・ST3500630ASを1台ずつということになります。ちなみに価格は1台5,980円でした。

 さて、買った品物の梱包を開けて驚いたのですが、これが正真正銘のメーカー純正修理上がり品だったのです。通常のBarracudaATA 7200.10とはラベルのデザイン自体が違っていて、Seagateロゴの下に「Certified Repaired HDD」という記載があり、その近くには「FACTORY REPAIRED SEAGATE」というマークも印刷されています。またラベルの外周部が緑色に縁取られていて、見た感じの印象も少々異なります。

 てっきり初期不良で返品されたものを代理店で動作チェックして、異常がなかったものを売っているだけなのではと思っていましたので、わざわざ工場で修理したものを売っているとは予想していませんでしたね。恐らく基板不良品か何かで、パーツ交換で対処出来るレベルの故障があったものではないかと思うのですが。

 色々悩んだ末に、次期PCのマザーボードをM2N-E SLI(nForce 500 SLI)からM2N32-SLI Deluxe Wireless Edition(nForce 590 SLI)に変更しました。通常中古で、価格は9,800円でした。マザーボードに5桁の金額を払わないという法則は一応まだ生きています(笑)

 普通に使うにはM2N-E SLIで十分なのですが、それでも敢えて直前になって交換したのはCPUアップグレードの可否という点です。私が今までに使ったAT互換機では、大抵一度はCPUをアップグレードしているという経緯があり、アップグレードパスのないM2N-E SLIというのはどうしても不安だったのです。M2N32-SLI Deluxeであれば最低限Phenom 9600やPhenom X3の動作は(フルスペックではないにしろ)サポートされていますので。

 本当は新CPUのサポートという点を考慮するなら出来るだけ新しい世代のマザーボードを選ぶべきなのですが、当初候補として考えていたASUS M3AなどのAMD 7x0搭載製品の評判があまりに芳しくないということで躊躇してしまい、旧世代製品の中から消去法で選ぶという形になってしまいました。

 もう少し待てばnForce 7x0a搭載品も出揃ってくるとは思うのですが、あまり手頃な製品が出そうもないという気配もありますので、不本意な選択ではありますがこの製品となったわけです。

 これも新PC向けパーツの一つです。新品(USER'S SIDE閉店セール品)で、価格は8,190円の40%引きでした。

 新PC向けとはいえ、メインPC用にするつもりではありません。新メイン用には前オーディオ用PCの電源として使っていたGUP-EG620Jを転用して、前オーディオPCをベースに作る新たなPC向けにEARTHWATTSを投入する予定です。

 電源ユニットの個数自体はある程度余裕があるのですが、どれもかなり昔に購入したものでPCI ExpressやSATA用のコネクタがなかったり不足気味だったりしたので、最近の電源が欲しかったのです。

 これで今回構築する3台分の電源は取り敢えず揃ったのですが、動作確認用など仮組みに使う電源まで使い切ってしまうことになりますので、出来れば少なくとももう1台はこのクラス以上の電源ユニットが欲しいところです…。

 新PC向けのパーツです。Western Digital製SerialATA接続640GB HDD、WD6400AAKSです。通常の新品で、価格は10,980円でした。

 まだ発売されたばかりの新製品で、1プラッタ当たり320GBという部分が大きな特徴となっています。AKIBA PC Hotlineのブログに早速ベンチマークの結果が出ていますが、確かに高密度プラッタのおかげか大した性能で、特にシーケンシャルでは100MB/s超という凄まじい速さを叩き出しているようです。

#個人的には起動ドライブにはRaptorしか使っていなかったので、それ以外の
#IDE系ドライブの速度をそれほど期待していませんでした…。

 昨日も書いたのですが、本来は500GBのHDDを3台買ってデータ用に使おうと思っていたのですが、このドライブが1台で640GBという容量であるため、1台くらいは320GBでも構わないかと思ってHDP725032GLA360を買ってしまったわけです。ちなみにさらに通販で調達したHDD(詳細はまた後日)は500GBですので、結果的には1500GBの予定が1460GBになったという程度の差に収まっています。

 これも新PC向けのパーツですが、HGST製SerialATA接続 320GB HDD、HDP725032GLA360です。新品で、価格は5,000円でした。

 本当は次のPCについては、起動ドライブをWesternDigital WD1500ADFD、それ以外を適当な500GBクラスのSATA/PATAドライブ3台程度という構成で考えていました。しかし、今使っているPCが74GB+320GB+250GB+300GBという構成ですから、1台くらいそれ以下のクラスが混ざってもそれほど手狭には感じないかなと思い、タイムセールの320GBを押さえてしまったわけです。

 問題は買った製品のメーカーで、私と最も相性が悪いHGSTなんですよね。とはいえ、ここ最近はノートPC用のアップグレード目的で数台買いましたが、今のところトラブルらしいトラブルもなく割合良好な感触ではあるのですが…。

 値段が値段ですから、あまり多くを期待することなく壊れるまで使えばいいかという、消極的な選択ではあります。

 まず昨日のHarmonyAudioについてですが、USER'S SIDEの標準価格は13,440円だったものの、フォーカルポイント(現在のこの製品の代理店)の直販価格では44,800円という製品だったようです。Terratec Producer PHASE 24と比べてもやや上ということになり、E-MU 0202 USBより音質が良いというのも当然だったようです。誤解を招きそうですので、昨日の評価はそれを踏まえてお読みいただければと思います。

 

 これも昨日の買い物となります。ENERMAX製ATXタワー型ケース、CS-721です。価格は9,980円の60%引きでした。

 当然新PC構築をにらんでの購入ですが、このケースはメインPC用ではなく、別宅用の一般用途PCとして作るものに使おうと思っています。新メイン用には別宅に置いてあった旧オーディオPCから引き上げてくるシグマA・P・O製ケースを持ってくるつもりですので。

 これからしばらくの間は新PC構築→旧環境からのデータ移行→終わった時点で旧PCを解体し、必要なパーツをサルベージという手順を数台分繰り返すことになるものと思います。その影響を特に受けそうもないのは、製造から11年以上経過したPC-9821Rv20とノートPCだけになりそうです。

 ちなみに閉店セール中のUSER'S SIDEでは宅配便の発送手配が出来ませんので、買った後ヤマト運輸の営業所まで持って移動しましたが、予想以上にこのケースは重かったですね。

 先日書いた通り、USER'S SIDEの閉店セールを覗いてきました。他にも新PC向けのパーツをいくつか買ってきましたので買い物ネタがしばらく続くでしょう。

 そんなわけで本日の買い物は、FireWire接続オーディオインターフェース、HarmonyAudioです。購入価格は13,440円の60%引きでした。USER'S SIDEの閉店セール品です。

 元々の販売価格からしても、FireWireオーディオとしては最安値レベルの製品でしょう。入力はともかく、出力は3.5mmのステレオミニプラグのみというかなりローエンド感の漂う構成です。実際に内蔵のヘッドフォン出力から再生してみても安いだけのことはあるという音質です。低音の量感などまるでありませんから。

 ところが、HarmonyAudioのライン出力からemi2|6のライン入力に接続して、emi2|6のヘッドフォン出力を使ってみると印象ががらりと変わります。到底1万円そこそこと思えないような、実に堂々とした鳴りっぷりです。価格帯ではやや上の、Creative E-MU 0202 USBよりもライン出力時の実力は上ではないかと思います。レンジ感はそれほど無いものの、ヘッドフォン出力時とは違い低音に厚みがありますし、狭いレンジの中がきちんと充実しているという印象を受けます。きちんとしたオーディオシステムでの評価はまだしていませんが、価格を考えればかなりの内容と言って差し支えなさそうです。

 プロ野球パ・リーグでは球団創設から4年目の東北楽天がついに単独首位に立ちました。これまで開幕試合に勝ったことによる1試合消化時点での首位はあったものの、それ以降で首位に立ったことは初めてです。逆に楽天に3連敗した千葉ロッテが最下位に転落です。

 開幕前の個人的な予想では、シーズン1位はソフトバンクだと思っていたのですが、2位以下はかなりもつれるのではないかと思っていました。その中でAクラスに残りそうだと思っていたのがロッテと楽天です。日本ハムは監督が替わったことによる戦術変更の影響で恐らく良くても4位、オリックスや西武もAクラスには届かないだろうと踏んでいたからです。

 今季の楽天は岩隈がシーズン開始に間に合い、かつ昨年の新人王田中も好調で、それに朝井や永井、一場や新入団の長谷部など先発投手が充実しましたから、抑えの小山が予想外の不振に陥ったものの、12球団随一と言われるロッテの先発陣よりも安定していると見ています。ロッテの先発投手陣の内、ある程度の勝率を計算できるのは小林と成瀬程度ですからね。渡辺俊も成績は悪くないのですが勝ちきれない部分がありますし、裏ローテーションの久保・清水・小野で勝ち星を計算するのはあまりに無謀です。彼らは5回3失点というノルマをクリアする力がありませんから。

 それでも楽天の1位はないだろうと思う理由は選手層の薄さです。打線も投手陣もある程度目途が経つメンバーが揃った反面、主力選手にアクシデントが発生した場合の代わりとなる選手に不安があります。その辺りのバランスが最も良いのはやはりソフトバンクではないかと思うわけです。

 秋葉原で最も個性的なPCショップの一つであったUSER'S SIDEが4月15日を以て閉店することになったそうです。閉店の挨拶文はこちら

 私は貧乏なのであまりこの店で買い物をする機会は多くなかったのは事実ですが、秋葉原でもここでしか展示を見られないという品物も少なからずあり、秋葉原に行けば大抵足を運んでいただけに、実店舗が無くなってしまうというのは残念です。

 他のショップと比べれば店員の商品知識もあったのですが、それが災いしてUSER'S SIDEで品物を調べて安い店に買いに行くという客も多かったようで、秋葉原という安売り店がひしめき合う場所で成立する店舗ではなかったのかという気もします。

 丁度新メインPC構築に当たっていくつか買い足す必要のあるパーツもありますので、閉店セールに出向いて見繕ってこようかと考えています。オーディオカード類が手ごろな価格で出てくると嬉しいのですが、取り敢えずは電源やケース辺りを見てこようかと。

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 先日仕事に向かう電車の中で見かけた吊り広告です。今回はジョイントツアーということもあるのでしょうが、以前よりもプロモーションに力が入っているようで、その意味では喜ばしいのです。

 ただ、この広告にキャッチフレーズに注目して欲しいのです。「あの時、あなたは何に夢中でしたか…」となっていますよね。そして書かれている楽曲は、シカゴの方は「サタデイ・イン・ザ・パーク」「長い夜」「素直になれなくて」の3曲です。この3曲の発表年はそれぞれ1972年、1970年、1982年ですから、前2曲の時代にはそもそも私はこの世に存在していませんでした(苦笑)。さすがに1982年には生まれていますが、まだ小学校にも行っていない時代ですから、思い出らしいものもそれほどありませんよね。

 私がリアルタイムで聴くようになったのは1985年前後(「17」リリース後)であり、さらに自分の金でアルバムを買うようになったのは「TWENTY 1(21)」からですので、何かとシンクロして記憶に残っているのはこの辺りからでしょうか。この時代からLPを後追いで揃えていき、古い方も大体カバーできたわけです。

 もっとも、書かれている曲の中で一番新しいのがヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「パワー・オブ・ラブ」で、これでも1985年作品ですから、これらのヒット曲の名前だけを並べられるとどうしても懐メロバンド同士のツアーに見えてしまいますよね…。

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