JIVE: 2012年11月アーカイブ

 既に事業撤退が発表されているSONYのナビゲーションシステムですが、その発表前後に開始したキャンペーンが、購入者向けの無料地図アップデートでした。

 11月下旬公開開始予定ということで告知されていましたが、29日から提供開始となりました。早速ダウンロードしてNV-U77VTに適用しています。

 ただ、「ダウンロードして」と簡単に書きましたが、このダウンロードがなかなか大変でした。地図ファイルの合計サイズは7GB以上ありますので。しかも最大のファイルは約2.9GBもありますので、32bitのWindows XPではダウンロードが正常に出来ないのです。

 メーカーの案内では「Internet Explorer 6では正常にダウンロードできないので7以降を使って下さい」とあったのですが、実際にはInternet Explorer 8でもGoogle Chromeでも1GB辺りまで落としたところでダウンロードが終了動作してしまいました。

 結局Windows XPでは何回かトライしても成功しませんでしたので、諦めて64bitのWindows7+Internet Explorer 9で再挑戦したところ、今度はあっさりと成功しました。Windows XPではメモリの空きが少なすぎてテンポラリーの限界サイズを超えてしまったのかもしれません。Windows 7 64bitであれば18GB搭載しているメモリの恩恵がきちんと受けられますからね。私以外にも環境により正常にダウンロードできない人は結構いるんじゃないかという気がしますね。メーカーに問い合わせが結構入っているかもしれません。

 いずれにしてもWindows 7を利用することで問題なく更新は終了しましたので、早速使ってみました。若干メニュー構成などは変わっていますが、特に戸惑うほどではありません。

 地図は昨年末締めのものだそうですが、自宅付近は今年に入ってから道が変わった部分が多く、既に古びてしまっているのが困ったところです。メーカーが事業撤退してしまいましたし、来年に地図が更新される可能性も低いと思いますので、陳腐化が速そうなのが不安材料です...。

 昨日、最後に残っていたAIR-EDGE WS008HA+RX430ALの契約を解約してきました。W-VALUE SELECT割引期間が今月末で終了するためです。

 考えてみると、初代のMC-P300以来約10年はDDI PocketのAir H"かWILLCOMのAIR-EDGEを使い続けてきたわけで、最も付き合いの長いインターネット接続手段だったということになります。

 MC-P300を使っていた時代は、家庭用のインターネット回線はアナログモデムやISDNが一般的であり、32Kbpsで常時接続というAir H"は、家庭用の回線としても十分実用に耐えるといわれていたものでした。

 それから10年が経過した今では、家庭用回線は光ファイバーが標準でADSLが既に低速回線という扱いになりつつあります。AIR-EDGEもそれなりに進歩を続け、WS008HAとRX430ALの組み合わせでの実効速度はMC-P300の時代と比べれば10倍以上(256Kbps+W-OAM Type Gにより、エリアによっては400Kbps程度の速度が得られた)にもなっているのですが、家庭用回線で100Mbpsが当然、携帯電話でも3GですらMbpsクラスの速度は十分得られるという時代になってしまうと、さすがに見劣りが激しかったことは否めません。

 それでも最近各社から発売されているNTT docomo回線を利用した格安SIMの100K~128Kbpsよりは快適ではあったのですが、W-VALUE SELECT割引がなくなってしまうと利用料金の月額が一気に約3千円に跳ね上がってしまいますので、さすがにこれ以上の維持は考えられませんでした。

 一時期は3回線持っていたWILLCOMがこれで手元からなくなってしまったわけで、そのAIR-EDGEとコンビを組んでいたCLIEの持ち歩きもなくなりつつあり、さすがに時代が変わったことを嫌でも実感させられます...。

 抽選だった紅白戦観覧向けのフィールドウイングシートに当選したので、千葉ロッテマリーンズのファン感謝祭を観に行ってきました。

 午前中からイベントは細かく用意されていましたが、例年になく客足が伸びていたことから、ほぼ食糧の確保などで費やし、昼からの紅白戦の観戦だけに照準を合わせての行動でした。

 その前に何とか確保したのがこちら。

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 球場内にある千葉拉麺通信と魂麺のコラボショップとなる「ちば魂」で提供された、ファン感謝祭スペシャルラーメンです。1日限りの採算度外視品と豪語していただけあって、魚介豚骨系でありながら魚介の出汁の方が強く出ているという珍しい出来のラーメンでした。今シーズンもここで何回か食べましたが、出汁の出来はこれが一番良かったのではないかと思います。

 紅白戦の方はそのうちどこかでレポートが掲載されると思いますが、名物のお約束乱闘(今回は打者岡田と投手荻野貴)が意外な展開を見せたり、外野手の清田が投球練習から140km/hを記録したり(但し、高校時代はエースピッチャーなので、想像は出来る範囲でしたが)と、比較的若手の選手が中心に盛り上げている一方で、福浦のルーキー時代以来のマウンドや、強打者吉見の健在ぶりなど、ベテラン勢も見せ場を作っていて、多くの選手が盛り上げようという姿勢を見せていて、ここ数年の中では最も楽しめたのではないかと思います。

 本日の買い物は、日立LGデータストレージ製Blu-rayドライブ、BH14NS48BLです。新品で、価格は4,980円でした。

 以前ジャストシステムの「ビデオまるごとコレ1本!」を買った話を少し書きましたが、もともとはこの類のドライブを購入して添付のOEM版でお茶を濁そうと思っていたのです。

 今回買ったのは日替わり特価品のバルク品ではあったのですが、OEM版のソフトはきちんと同梱されていました。しかも、BD/DVD再生ソフト+ライティングソフトという最低限の構成ではなく、Cyberlink Media Suiteがきちんと入っています。収録ソフトは下記の通りとなっていますので。

・PowerDVD BD 3D対応版
・Power 2 Go
・PowerProducer
・PowerBackup
・MediaShow
・MediaEspresso

 Media Suite Ultra相当の「ビデオまるごとコレ1本!」と比べれば当然少なくなってはいますが、とりあえず普通に使える環境といえます。

 そもそも千葉辺りではBDコンボドライブでもこの程度の値段になってしまいますので、単純にBDXL対応のライティングドライブとしてみても十分お買い得といえるでしょう。

 Impress PC Watchに連載されている「笠原一輝のユビキタス情報局」に、なかなか興味深い記事が掲載されていました。詳しくは下記のリンクからご覧いただけます。

 チックタック時代に別れを告げるBroadwell ~タブレットにフォーカスしたBGA版SoCのみ、LGAは終焉へ

 この記事の掲載内容が正しいとすると、次世代Coreプロセッサとなる「Haswell」は従来とほぼ同様に提供されるものの、その後継となる「Broadwell」ではBGAパッケージのみの提供となるということです。

 これが何を意味するのかといえば、ユーザーやショップがCPUを選んでマザーボードに載せるという、自作PCではこれまで当たり前だった行為は不可能になるということです。さらにいえば、CPUクーラーなどの市場も当然成立しなくなるということになります。

 この記事では自作市場はCPUが搭載されたマザーボードを選ぶ形になると書いていますが、果たしてそうなるでしょうか。Windows8の方向性からも判る通り、規格化されたPCケースの中に好きな部品を詰め込んでいくというPC自体が存在し得なくなる前段階とみるのが正確ではないかと思います。IntelがUltrabookを強力に推進していることからも、PCの方向性をタッチパネルオペレーションをメインとした、スレートタイプのPCへと収斂させようとしているのではないかと思うのです。

 CPUの内蔵グラフィックも一時期のように単に映るだけという水準でもなくなってきましたし、一部のハイエンドゲーマー以外はハイパフォーマンスのPCを必要としなくなってきているという面もあります。全体の1%にも満たない彼らのために市場を用意する必然性があるのかといえば、それは明らかにNOでしょう。

 そうなってしまえば、現在のような自作PCという概念はもはや成立しません。せいぜいストレージの交換ぐらいしか自由はなくなるでしょう。そのような状況ではPCパーツショップなどという存在自体が不要となります。量販店の片隅に拡張ボード(TVチューナーボード等)とドライブの類が少し置かれているだけ、ということにもなり得るかもしれません。少なくともCPUが単品パーツとして存在しなくなるだけ、とは私には考えられないのです。

 PC趣味が成立する時間は、もうそれほど長く残されてはいないということなのかもしれません。

 本日の買い物は、MSI製PCI Express 16xスロット用GeForce GTX 670搭載ビデオカード、N670GTX-PM2D2GD5/OCです。通常中古品で、価格は19,700円でした。

 さすがにこの価格帯のビデオカードを買うということは、メインPCで使うことを意味します。今まではEVGA製のGeForce GTX 460を使っていたのですが、これはGTX 560並のクロックで動作するという強烈なオーバークロックモデルでした。性能面では特に不満は感じていなかったのですが、室温が高いときにPowerDVDでPureVideoを有効にしたり、ビデオエンコードでCUDAを有効にした場合に動作が不安定なことがありました。

 そこでグレードアップも兼ねての入れ替えは以前から検討していたのですが、GeForce GTX 570を買うべきか否かを悩んでいたところでした。安売りされているZOTACのGeForce GTX 570にはショート基板モデルもあり、奥行き不足のAntec SOLOで使うにはなかなか良かったのです。

 ただ、GTX 570ではFermiアーキテクチャのままであり、性能は一定レベルで上がるとは思うのですが、劇的な改善にはなり得ない可能性が高いと思っていたのです。

 その点、現行のKeplerアーキテクチャは、単なる性能向上というだけではなくワットパフォーマンスの点にも気を配っているということでしたので、そのうち安くなればGTX 660Ti辺りを買おうかと考えていました。

 ところが買い物ついでに寄ったPC DEPOTでGTX 670のこの製品が2万円割れを記録していたのです。GTX 670はGTX 560Ti相当の消費電力でGTX 580を凌ぐ性能といわれていましたので、ワットパフォーマンスという意味では文句の無い製品です。ボード長がSOLOには少々長すぎるきらいはあったものの、無理をすれば押し込める寸法だと判ったので思い切って購入してきました。

 使ってみるとGTX 460とはランクの違う性能としかいいようがありません。FinalFantasy XIVベンチ程度では引っかかる部分がないほどです。通常の操作でも細かい部分に体感速度の差は感じられるほどで、払った価格以上の価値は十分に感じられるアップグレードでした。

 マップアプリの件から長らくバージョンアップを見送っていたiPhone 4Sですが、ふとあることに気付いたのです。

 「今までマップなんて使ったことあったか?」

 そう、私の場合スマートフォン自体を2台持ちしていますので、わざわざiPhoneでマップを使ったことなどないのです。マップ自体も滅多に使いませんし、数少ない使う機会にもAndroid端末のGoogle Mapsしか使っていないのです。

 そうなってくるとiOSの奇怪な地図を見てみるのも悪くないと思い、iOS 6.01へのバージョンアップを実施しました。

 実際にバージョンアップしてみて気付くのは、表面的にはあくまでも細部のブラッシュアップという印象しか受けないということです。どちらかというと、敢えて違いを強調しないという姿勢のように見えます。

 一方、もう1台のスマートフォンである、GALAXY NEXUS SC-04Dのバージョンアップも先日配信されてきましたので実施しました。配布開始が告知されてから3日ほど降ってこなかったのですが、元々のマイナーバージョンが最も新しいものだったことが影響しているのでしょうかね。順次配信と記載されていましたので。

 こちらはAndroid 4.1になったわけですが、元々のAndroid 4.0.4とは敢えて違いを強調しているのが特徴といえそうです。ロック状態の画面デザインや、通知領域のデザインに至るまで、敢えて変える必要の無い部分まで全て変えているような印象を受けます。

 個人的にはユーザー自身が選択できる程度の余地があるのならともかくとして、そうでなければ携帯端末のUIを、たとえ表面だけであってもコロコロ変えて欲しくはないんですよね。配色なども、好みだったのが4.0.4の方ですし。

 携帯端末のOSという点で考えれば、Googleの姿勢はどうも押しつけがましさが強くて好きになれません。GoogleがAppleほど洗練されたスタイルを身につけるのは難しいのでしょうから、変な強調感をもう少し排除したらどうなのかと思います。

 先日来山銀さんのところでも話題になっていますが、ブログのコメント欄を狙ったspam投稿が大量発生しています。

 このブログへの投稿は2日ほど前がピークで、見つけた時点で150件近く溜まっていました。こんな場末のブログにspam投下してもSEO効果などまず見込めないと思うのですが、どうせツールで自動収集しているのでしょうからいうだけ無駄というものでしょう。

 とりあえずの対策として、MovableType内蔵のブロック機能を活用してみました。今まではコメントを単にspamに分類するだけで対応していたのですが、今回は名前欄にURLを打ち込んであるという特徴がありましたので、コメント投稿者禁止という処理を加えてみました。

 それ以降現時点では投稿が発生していませんが、そもそもツールによる自動巡回であれば次の巡回まで少し間が空くでしょうから、効果のほどはそのときになってみないと判りませんね。

 ちなみにMovableTypeのspamフィルター自身もある程度は仕事をしてくれているようで、2バイト文字がないようなコメントについてはきちんとspamコメントとして認識して、受付保留状態で保持されていました。ただ、1バイト文字だけでの投稿などであればかなりの確率で弾いてくれているのですが、先日のようなごく普通の日本語によるspamへの対応は出来ていませんので、ここはしばらく人間側が注意しておくしかないのかもしれません。

 一週間ほど更新していませんでしたが、これは単に珍しく忙しかったためです。通常であればブログをたまに更新する程度の時間はとれるのですが、現在全く別の仕事が4,5本並列に動いている状態で、さすがに文章をまとめる余裕がなくなっていました。

 一応zigsowの持ち物レビューは毎日更新しているのですが、これもネタをまとめる余裕がなく、過去の自分のブログからネタを引っ張り出して何とか凌いでいるという状況です。

 幸いにして、今週いっぱいはこれ以上立て込むことはなく、また一部は動き出すまで少し間が空いた状況で、何とか今日になって多少の余裕が出来たところです。

 普段ならスケジュール管理は全て自分の頭の中で完結できているのですが、さすがに今月は並列に動いているものが多すぎたため、Outlook Web Accessの予定表機能を初めて利用しましたからね。

 あまり情報を集めている余裕もなく、格安品の確保も最近はご無沙汰です。最近買った品といえば、ジャストシステムの「ビデオまるごとコレ1本!」の優待版(中身はCyberlink MediaSuite9 Ultra)だけですからね。ハードウェア関連は、あのIntel SSD 510まつり以降は、このサーバーの交換用マザーボード以外何も仕入れていないはずです。

 そんなわけで書くネタ自体も乏しい今日この頃ではありますが、地味に更新はしていくつもりですので、今後もたまにご覧いただけましたら幸いです。

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