JIVE: 2012年1月アーカイブ

 

LynxONE.jpg 数日前の購入品ですが、LYNX STUDIO TECHNOLOGY製PCIスロット用オーディオインターフェース、LynxONEです。中古品で、価格は24,800円でした。

 ちょうど日本では私の愛用品であるDigital Audio Labs CARD DELUXEとほぼ同クラスの製品という扱いで、音質的な評判も良い製品でしたので、一度は使ってみたいと思い奮発してみました。64bitのWindowsをサポートしないため、中古価格も下がってきていたようですし。

 入出力がXLRコネクターであるため、ケーブルの調達は少々面倒でした。1mで数万円等というケーブルを買えるほど金持ちじゃありませんからね。結局サウンドハウスでXLR-フォンのケーブルとフォンプラグ-RCAピンの変換アダプターを購入して何とかオーディオPCに組み込みました。

 CARD DELUXEと同じPCに装着しましたので、早速比較試聴してみましたが、驚くほど傾向は違います。LynxONEの音は一言でいうと「派手」なのです。ベースラインのタッチは明瞭でアコースティックギターの胴鳴りもよく出ます。この解像度の高さはやはり一定クラス以上のオーディオインターフェースならではといえます。ただ、エレキギターなどは倍音の部分が強すぎて主旋律がかすんでしまうような印象を受けますし、ハイハットやシンバルなどは響きの部分がかなり強調される傾向もあります。

 そして最も気になったのが中高域に必ず出来る妙なピークでしょうか。この部分が強調されていることが倍音の強さとつながっているのでしょう。出来の悪い密閉型ヘッドフォンで感じられるような帯域のピークで、これはあまり好ましいものではありません。

 一般的なサウンドカードなどと比べれば押し出しが強いようにも感じられるCARD DELUXEですが、LynxONEと比較するとむしろ地味な音という印象です。これといって強調感が感じられないため、ざっと聴いただけではLynxONEの方が高音質と感じる人も少なくはないでしょう。ただ、ソースへの忠実度はCARD DELUXEの方が上と思います。

 CARD DELUXEと同等以上のオーディオインターフェースに出会うことを期待してこの類の製品をあさり続けているのですが、今のところこれを超える満足度の製品には出会えていません。もっと金を使えれば別なのでしょうが、今のところ購入価格は全て3万円以下という価格帯ですからね...。

 

ac209n.jpg 先日の買い物ですが、メーカー不詳のmicroSDカード用オーディオプレイヤー、AC209Nです。見ての通りiPod Shuffle(2世代目)の偽物ですね。価格は980円で、一応インナーイヤーフォンが付属しますが、これはかなり粗悪な品で捨てた方がマシです。miniBコネクターのUSBケーブルは大事な付属品ですが。

 一応試聴してみましたが、音質は語れるほどのものではありません。低音が存在しないというレベルで、唯一強烈なローブーストでこもりがちなBOSE in-ear headphonesと組み合わせたときには比較的バランスが落ち着くという程度です。

 ただ、これをPCと接続するとなかなか面白いことが判りました。内蔵しているmicroSDカードスロットは速度も遅くとりあえず使えるだけという出来なのですが、PC接続時にはUSB複合デバイスと認識され、リムーバブルドライブとUSBオーディオインターフェースの2つが存在しています。当然録音には使えませんが、再生デバイスとしてはごく普通に使えます。

#音質は当然ひどいものですが。

 PCサーバー等で、とりあえず何らかの音を出すデバイスが欲しいというのであれば、最廉価クラスの再生デバイスという意味では存在価値はあるかもしれません。

 なお、microSDプレイヤーとして使った場合には、対応ファイルフォーマットがどの程度であるかは不明ですが、mp3(192kbps)とWAV(44.1kHz/16bit)は正しく再生できていました。

 本日の買い物は、CFD販売IDE接続64GB SSD、CSSD-PMM64WJ2です。通常新品で、価格は9,800円でした。

 車で秋葉原に出かけた場合のお約束となっている、ソフマップ等一部店舗での1万円のお買い物として購入です。UDXパーキングの1,000円分の利用権がもらえるわけですから、多少よそと比べて不利な価格であったとしてもつい買ってしまうわけで。

#もっとも、いつも大抵他の店と比べても格安なものを選んで買っていますが。

 今回は寝床用PCとなっている、ThinkPad X31の強化目的で購入してきました。今まではキャッシュ非搭載のCSSD-PM32NJで、キャッシュユーティリティを併用していたのですが、最近ではキャッシュの効果があまりないのではというくらいにプチフリーズが頻発するようになっていましたので、その改善の目的で入手してきたのです

 で、例によって面倒なのがThinkPad独特の「内蔵IDEに接続していないHDDではコピーした領域をブート可能に出来ない」という制限です。

 いつもはCenturyの「これDo-台 TWIN」(KD-2/U2)を使って完全コピーをしてしまうのですが、今回は3.5"-2.5"変換アダプターの相性かエラーが止まらないため、仕方なく今回はUltraBase X3に2nd HDDアダプターを介してCSSD-PMM64WJ2を内蔵することに。ところがいくらやってもUltraBase内のCSSD-PMM64WJ2がThinkPad側から認識されないのです。

 CSSD-PMM64WJ2自体は本体に内蔵すれば問題なく認識しますから、CSSD-PM32NJの方を2nd HDDアダプターに装着してUltraBaseに入れてみたのですが、これも全く認識されません。もっとも、こちらの原因は単純なもので、2nd HDDアダプターに内蔵するHDD/SSDはジャンパー全オープン時にMasterとして認識されるものでなければいけないのですが、CSSD-PM32NJは全オープンでSlaveとなってしまうのです。

 仕方なく、手持ちの小さいジャンパーピンをさらに切り詰め、超薄型ジャンパーピンを作り、CSSD-PM32NJに装着した後2nd HDDアダプターに無理矢理押し込んでみたところ、ようやく2台のSSDが認識される状態に。

 これでようやくNorton Ghostを使ってDisk to Diskでコピーを実行。ここにたどり着くまでが長かったですね。コピー完了後はあっさりと元通りの内容でWindowsが起動してくれました。

 起動時間や簡単な操作だけで比較しても、CSSD-PM32NJと比べれば明らかに軽快になっています。Banias 1.4GHzのThinkPad X31が意外なほど普通に使えるPCに見えるようになったほどです。

 本気でパラレルIDEのHDDを搭載しているノートPCを強化するなら必須ともいえるアイテムではありますが、そこまでする価値があるのかどうかは、よく見極める必要があるでしょうね。

 私がVAIO S(SE)を買ってからまだあまり日も経っていないのですが、モバイル系のVAIO(SとZ)の春モデルが発表されました。まあ、だからこそ安くなっていたのでしょうけど...。

 スペックはこの辺りで確認するとわかりやすいのですが、基本的にはBTOの選択肢拡充とCPUの更新程度の変更となっていて、大きな変更はない模様です。それは良いのですが...

 SEについては店頭モデルが拡充され、従来のCore i5-2430M+DVDスーパーマルチという1モデル構成から、Core i7-2640M+BDモデルとCore i5-2450M+DVDスーパーマルチモデルの2グレード構成へと変更されたわけです。それ自体は当たり前とも思える変更で、特に異論はないのですが...。

 個人的にがっかりしたのは、これまでソニーストアの直販限定だったシルバーボディーが、店頭モデルの下位グレードの方に割り当てられたことです。店頭でブラックボディーのモデルを見て、買うならシルバーの方が格好良いと思ってわざわざ選んだ色だけに、安物仕様とされてしまうのが残念です。

#もっとも、私のSEはRADEONのグレード(6470M→6630M)以外では、スペックで
#どちらの店頭モデルと比べても劣っていますが。

 新型は2月上旬発売ということで、既にスペックのシミュレーションが可能になっていますが、まだ価格などははっきりしていません。おそらく現行モデルと大差ない価格設定で発売されるとは思うのですが、もともとこのシリーズはキャンペーン価格の積み重ねで安くしていくモデルですので、どの程度の大盤振る舞いとなるかが見物です。

 これから現行モデルの方を狙う方は、新型発売後にソニーストアのアウトレットコーナーに注目しておくと良いかもしれませんね。実際に使ってみての感想は、液晶に品質から考えて十分に割安な機種だということですので、フルHD液晶のノートPCを検討するなら最有力候補にして良いものと思います。

 仕事等で細かい外出が増えているため困ったことなのですが、今夜から明日未明にかけて関東地方は平野部でも雪となり、積雪もあるだろうと予想されています。

 実際のところ千葉県北西部の自宅近辺では、昨年の12月から降雪は数回記録されているはずですが、今期は積雪に至ったほどの雪はまだ降っていません。

 現在既に結構な勢いで雪が降ってきていて、屋外に止めてある車には既にうっすらと積もり始めていました。雪は未明に止むといわれていますが、今度はその後に急に晴れることで強度の放射冷却がおきると予想されているため、気温も-5℃辺りまで下がるという予報になっているため、量自体はそれほどでもない雪が解けてくれないということも有り得ます。

 明日は客先に預かっていたPCを返却しに行く予定になっているのですが、日中でも5℃にも満たない気温となりそうで、車が動かせる程度になってくれているかが不安なところです。そもそもスタッドレスタイヤなど用意していませんし、仮にあったとしても雪ではなく凍結ではそれほど意味があるわけではないですからね。

 今日は割合近隣の成田市にて黒人演歌歌手ジェロのインストアライブが開催されるということで、観に行っていました。

 この場所では割合頻繁にミニライブなどが行われるのですが、普段は身内や少数のファンの集まりということが多いのが実情です。しかし、さすがに知名度の高いジェロのライブということで、1階センターコートで実施されたイベントながら、見下ろせる位置の3階通路まで立ち見客がたくさん出るほどの賑わいとなっていましたね。

 定刻時刻の直前まで、控え室代わりのテントの中にもジェロの姿は見えていなかったのですが、ステージ後ろを何気なく見ていると、店内を悠々と歩いてテントの中に入っていく姿が見え、無事定刻通りにイベント開始。

 軽く挨拶を終えた後は、デビュー曲で紅白歌合戦出場曲ともなった「海雪」を早速披露。以前よりも歌の表情がより豊かになったように感じられましたし、声質のためかTVやCDではなかなかわからないものの声量も非常に豊かで素晴らしいパフォーマンスでした。

 その後は司会のビクターミュージックの方とのトークを挟みつつ、「カバーズ」シリーズから「雪国」(吉幾三のカバー)、「ただ・・・涙」そして元日発売の新曲「夜明けの風」と、計4曲を披露しましたが、やはり巧いですね。どちらかというと生で聴いたときに真価を発揮するタイプの歌手だと感じました。

 ここ最近紅白歌合戦は演歌枠削減の傾向で、マンネリ化した演歌歌手ばかりが選ばれていますが、ジェロのような若手の演歌歌手も大事にするべきではないかと感じました。顔ぶれだけでなく選曲までマンネリでは、演歌離れが進むのも当然ではないかと思いますからね。

 相変わらずアメリカ国内の直販だけではありますが、シカゴの中心人物ロバート・ラムの新作ソロアルバムがリリースされました。

 一応直販ページは海外発送対応の申し込みフォームとなっていましたので、発売の連絡が来た時点で申し込みをしておきました。到着は注文から約5日の11日ですので、思ったより時間がかからないものですね。ちなみに送料込みでかかった金額は1,500円少々。円高とはいえ個人で1枚取り寄せてこの金額というのが驚きです。

 内容については全10曲ですが、うち1曲は通常版とリミックス版を収録していますので、実質的には9曲ということになります。前作「Bossa Project」はそのタイトル通り前編ボサ・ノヴァという異色作ですので、さらにその前となる「Subtlety & Passion」との比較では、プライベート作という側面が強く出ているようです。

 「Subtlety & Passion」は新旧シカゴのメンバーがゲスト参加したほか、その他にも実力派のアーティストが多数参加して、新作を出せないバンドのジレンマをぶつけたような力作となっていましたが、今回は比較的少人数で制作されていて、シンプルかつ実験的な作風が増えています。シカゴからのゲストも、すっかり常連となったベースのジェイソン・シェフの他は、パーカッションで加入したドリュー・ヘスターのみです。

 それでも基本的な曲調としては「Subtlety & Passion」を踏襲しているというべきでしょうか。タイトル曲の「living proof」などはシカゴ的な作風ですが、「Out Of The Blue」などはホーンアレンジとジェイソン・シェフによるバック・ヴォーカルこそシカゴ的なものの、それ以外のアレンジはむしろジョン・ヴァン・エプスの影響が色濃く出ている曲です。サウンドの幅という意味ではむしろより広がっているのかもしれません。

 個人的なお気に入りは「I Confess」で、この曲などは「Subtlety & Passion」の「Somewhere Girl」に通じる軽快かつキャッチーな作風で、そこに今作ならではの一ひねりあるアレンジが加わることで独特の印象が残ります。昨年届けられたシカゴ2作品よりもずっと満足度の高い作品となっていて、日本でも普通に入手できるようになってくれることを願います。

vpcse1.jpg

 先日届いた新PCです。以前から書いていた通り、VAIO S(SE)のVAIO OWNER MADEモデルで、型番としてはVPCSE1AJとなります。ちなみに価格は66,800円で、追加で8,000円のソニーストア限定の3年ワイド保証(破損等の保険)を付けた状態です。購入時スペックはこんな感じになります。

・CPU:Intel Core i5-2430M (2.4GHz)
・RAM:4GB DDR3-1333 (OnBoard)
・VGA:AMD RADEON HD 6630M 1GB
・HDD:320GB HDD (5,400rpm)
・Optical:DVD SuperMulti
・OS:Windows7 HomePremium 64bit
・WIMAX6ヶ月無料プラン付きパッケージ

 当然このままでは微妙なスペックですので、メモリーは先に買っておいた4GBのSO-DIMM(DDR3-1333)を追加。これによりインターリーブが利くようになりますからね。

 さらにHDDは早々に取り出し、これも予め用意しておいたCorsair Force3 120GB(CSSD-F120GB3-BK)に差し替えてあります。最近のVAIOはHDDの交換がかなり楽になっている辺りは好印象です。昔VAIOを使っていたときにはHDDに封印シールが貼られていて、交換のためにシールをはがした時点でサポート対象外でしたからね。

 この価格でフルHDパネル(しかもIPS)を搭載していて、性能もまずまず使えるレベルに達しているというのが驚きです。今回は液晶の縦解像度が1,024Pixel以上のパネルを搭載したPCにこだわって選んだため、条件を満たす製品としては元々最安値クラスの製品でしたし、一応こだわりのディスクリートグラフィック搭載(バッテリーをスタミナモードにした場合はIntel HD Graphic 3000に切り替わる)でもありますので、個人的には大変有り難い機種です。持って歩くことも想定しなければいけない関係上、実質的にはPanasonic Let'snote B10との二択となっていましたからね。

 今はソフト環境の構築中ですので、まだ仕事で持ち歩く段階ではありませんが、持ってみると予想以上に軽く感じます。もともとノートPCは大きい鞄に入れて持ち歩いていましたので、案外外出時にも使えるかもしれないという印象です。

 

 昨日書いた通り、突然壊れたGIGABYTE GA-EX58-UD4の代替品として急遽仕入れてきたのは、ASUS製のP6X58D-Eです。通常中古で、価格は7,980円でした。

 同じLGA1366に対応したIntel X58 Expressのマザーボードではありますが、発売時期の差がかなりあるせいか、レガシー寄りの設計となっていたGA-EX58-UD4とは違い、かなり現代的な設計となっています。

 USB3.0やSATA 6Gbpsはオンボード実装されている一方、FDDインターフェースやPATAのコネクターは一切ありません。私の環境ではATAPIの光学ドライブがまだ残っていますので、以前買っておいた玄人志向ATA133RAID-LPCIEを使って何とか接続している状態です。FDDはさすがに諦めざるを得ないでしょう。

 拡張スロットの本数も32bitPCI1本分減ってしまっていますので、現状で空いているスロットはPCI Express 16Xスロット(実際には最大でも8レーンしか使えません)1本だけです。もっとも、これはU3S6を装着していた分が必要なくなりますので、実質的には大差ないともいえます。32bitPCIはもう1本使わせて欲しいところですが、ビデオカードが隣接スロット占有である以上やむを得ません。

 現在組み直しは終わり、Windows XP環境はほぼ元通りに復元を終えたところです。これからWindows7環境の復旧に入らなくてはいけないわけですが...。

 ちなみにWindows XPについては、さすがに同一チップセットで、かつHDDのBIOS上の優先順も揃えたせいか、初回からOSはきちんと起動し、再アクティベーションを要求されました。無事起動するかが一つの難関でしたので、そこをクリアしてしまえば復元は割合容易でした。

 新PCの話題を書こうと思っていたのですが、その前にメインPCが死亡しました。

 切り分けの結果マザーボードの不良でほぼ間違いないようです。症状としては、電源投入後1秒程度で電源が落ちる→勝手に再起動→2~3秒でまた落ちる→再起動というループでしたが、CMOSクリアや、最小限環境での起動などを試しているうちに、通電後完全に応答なしという状態に変化してしまいました。

 さまざまな状況から判断すると、マザーボード上のメモリー周辺の電源に異常があるということではないかと予想されます。CPUやメモリー、電源はすべて予備部品に変えても変化ありませんでした。

 仕方なく現時点ではこの文章も、導入したばかりでまだ環境も作っていない新PCを使って打っているところです。

 じっくり原因を追究するのもアリではあるのですが、メインPCが何日もない状況では仕事になりませんので、早速明日にでも別のマザーボードを用意する方向で考えています。今日は諸事情で外出していたなどで、メインPCを起動していなかった分、この問題に気づくのが遅れてしまいました。

 とりあえずそこそこの部品品質を持ったX58のマザーボードであれば特にこだわらず買ってくるしかなさそうですが、千葉あたりで入手できるかどうかですね...。

 これは数日前の買い物ですが、Intel製LGA1156対応2コアCPU、Pentium G6950を入手してきました。通常新品で、価格は5,970円でした。

 LGA1155のCPUを本当に最低限のCeleron G530にしたのは、本来Core i3-2100辺りを買おうと思っていた予算の半分以上をこのCPUに持って行かれたためです。結果論としてCeleron G530もそれなりに満足度は高かったので、良かったわけですが...。

 昨日書いたGA-P55A-UD3と組み合わせるというのが最大の目的ではありますが、もう1つ理由があるとすると、Webサーバーを入れ替える際、Celeron G1101の本体を買っても差し替えられるように確保しておいたということです。

 現在Webサーバーとして使っているのはMini-ITXケースに入ったAtom330搭載のIntel D945GCLF2であり、震災以後の電力不足に対応するべく電力効率だけを考えて選択したものです。以前のPrescott 2.8GHz搭載のPowerEdge SC420よりはパフォーマンス面でも進歩した感はあるのですが、元々がローエンドクラスの設計となっているマザーボードであるだけに、このまま年単位で引っ張るのは無理があると思っています。

 代替サーバーとしては開発用検証環境として使っていたHP ProLiant ML115 G5が一応あるのですが、これは搭載CPUがAthlon LE 1640Bです。シングルスレッド性能自体はそこそこだと思うのですが、シングルコアであるだけにサーバーとして使おうとすると案外パフォーマンス不足が目立ちます。このサーバーを使うのであればAthlon II X4かPhenom II X4の省電力モデルを買おうと思っていたのですが、この辺りのCPUは案外値段が下がっておらず、Celeron G1101搭載のサーバー本体と価格が大差なかったりするのです。

 そのためML115 G5の線も考えつつ、ML110 G6辺りがまた安くなったらそちらに流れるかも、という考えであったため、念のためECCメモリーを必須条件としないPentium G6950以上のCPUを安定供給されているうちに買っておいたということです。

 実は昨年のうちに買ってあった品ですが、機会を逃して今まで書いていませんでしたので、ここで書いておきます。

 GIGABYTE製LGA1156対応P55チップセット搭載マザーボード、GA-P55A-UD3です。ジャンク品で、価格は1,000円でした。

 P55自体過渡期のプラットフォームですし、既に将来性も皆無ですから、買うならせいぜいこの程度の値段が限度でしょう。本音からいえば500円ぐらいなら文句なかったのですが、勝算が高めのジャンクでしたので許容範囲ではあります。

 一応、症状としてCPUソケット破損と書かれていたのですが、開封して確認させてもらうことが出来たので目視してみたのですが、破損らしき部分は特にありませんでした。

 しばらく放っておいたのですが、先日ようやくCPUを入手して(このCPUは後日別記事で書きます)動作チェックをしてみた限りでは全く問題ありません。ちなみに動作チェック時に使ったビデオカードは、長らく放置していたXIAi製GammaChrome S18でした。

 このマザーボードも32bit PCIスロットを3本持っていますし、GA-PA65-UD3-B3よりはまだ手堅い作りに見えますので、使うとすれば録画PCでしょうかね。

 どちらかというとLGA1156環境も何か一つくらい持っておこうかという程度の動機で買った品ですので、あまり真剣に用途は考えていないというのが本音です。

 先日の買い物です。シリコンパワー製240P DDR3 PC3-12800 4GBメモリーモジュール2枚組、SP008GBLTU160V22を購入してきました。新品で、価格は2,780円でした。

 GA-PA65-UD3-B3用に買ってきたものです。安物で揃えるPCなので、SanMax製を投入するのがもったいなく感じてしまいましたので...。

 チップの印字ではS.POWERとなっていますが、シリコンパワー自身がメモリーチップを製造しているわけもなく、中身はNANYA製です。さほど信頼感があるメーカーではないのですが、比較的安く買えたのがこの製品ぐらいしかなかったので仕方在りません。一部情報が出ていた通り、メモリーが値上がりに転じているようで、他のブランドの製品は既に同等製品で先週比3~500円程度上がっていましたので。

 主にレコード音源を取り込むために使っていたPCを入れ替えたわけですが、以下の環境でほぼまとまりました。

 CPU:Intel Celeron G530 (2.4GHz 2Core)
 M/B:GIGABYTE GA-PA65-UD3-B3
 RAM:4GBx2 (DDR3-1600)
 VGA:XFX GeForce 9800 GT
 SSD:SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB (64GB MLC)
 HDD:Seagate ST315000341AS
 DVD:TSST SH-S223B
 PSU:Antec EA650
 Case:SIGMA A・P・O CB009SVNP
 Audio I/F:echo digital audio LAYLA 24/96+Digital Audio Labs CardDeluxe

 オーディオI/F以外は安物パーツの勢揃いという構成です。逆にオーディオI/Fに関しては私が揃えられる範囲では最強の組み合わせとなっていますが。実はCardDeluxeはこのPCのために通算3枚目として新たに入手したもので、こちらは某クションで約16,000円でした。最初期製品で、ヤニ汚れもひどいのですが、今までのものよりも安くなっているので仕方ないところです。

 Windows7 32bitで使っている(つまりメモリーは1枚分無駄な容量が発生している)のですが、処理をいくつか並行して実行すると、SSDが軽くプチフリーズするようです。各社がきちんとプチフリーズ対策を施すようになってきてからの製品だったはずなのですが、むしろ以前MacBookで使っていた旧世代の128GBより退化している印象があります。まあ、通常の使い方であれば気になるほどの頻度でもありませんので、このまま使うことになるものとは思いますが。

 昨日の買い物となりますが、Intel製LGA1155対応CPU、Celeron G530を入手してきました。通常の新品で、価格もごく普通の3,480円です。

 先日入手したGIGABYTE GA-PA65-UD3-B3と組み合わせるために買ってきたものです。新たなオーディオ接続用PCを先日用意して、一度は

 CPU:Intel Core 2 Duo E8400
 M/B:ASUS P5Q PRO
 RAM:2GBx2 (DDR2-800)
 VGA:XFX GeForce 9800 GT
 SSD:SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB (64GB MLC)
 DVD:Optiarc AD-7190A
 PSU:Antec EA650
 Case:SIGMA A・P・O CB009SVNP
 Audio I/F:echo digital audio LAYLA 24/96

という形で完成していたのですが、どこが悪いのかわからないものの通電しなくなる不具合が発生してしまったため、急遽GA-PA65-UD3-B3を中心とした組み合わせに切り替えたわけです。

 結局のところCPU、メモリ、光学ドライブは流用がきかずに入れ替える羽目になったわけですが、仮にもデュアルコアのCPUが新品で3千円台ですからね。メモリも一応DDR3-1600を買ったわけですが、Celeronと組み合わせても意味はありませんでしたね...。

 パーツとしてCeleronを買うのはTualatinのCeleron 1.2GHz以来ですが、思った以上に普通に使える程度の性能は持っていますね。Windows7 32bitで使っている限りローエンドという感覚はほぼありませんから、余計なことをしなければこれで十分と思ってしまうほどです。CPU、メモリ、マザーボードの購入合計金額が8千円少々でWindows7が当たり前に動いてしまうのですから、安くなったものです...。

 昨年度は家電エコポイントや地デジ移行特需などで家電の販売は好調だったそうですが、今年度は特需の反動や震災による消費の冷え込みなど、ネガティブな要因が重なって一転して販売不振に陥っているそうです。

 特に地デジ特需の反動によるテレビの売れ行き低下が激しく、前年比で9割以上の落ち込みを記録している量販店が多いのだとか。

 個人的にはそうなることぐらい容易に想像は付いていたのですが、売り手はそう考えておらず、3D対応機などの需要である程度カバーできると踏んでいたようです。売っている方からすれば死活問題ではあるのですが、消費者側からすれば今は絶好の買い時といえます。

 特に値下がりが激しいのは37インチ以上の液晶テレビですね。先日とあるスーパー(家電販売店では無い)で40インチのSHARP AQUOS LC-40E9が39,800円で売られていたくらいですからね。我が家でPC用モニターとして使われているSONY BRAVIA KDL-40EX500も各所で5万円を割り込む勢いです。

 かつて液晶TVとしては市販最大のサイズだった60インチクラスですら20万円割れが出始めていますから、3Dなど気にしない人であれば大画面テレビはかつて無い買い時といえるでしょう。

 また、それに引きずられるようにBD/DVDレコーダーの類もかなり値下がりしてきていて、各社のエントリークラスBDレコーダーは軒並み3万円割れという状態でした。特に最近はUSB HDD接続対応モデルに人気が集中するため、非対応の機種はテレビ・レコーダー共に極端な安値をつけることがあるようです。

#我が家のリビングに置かれていたDVDレコーダーがいつの間にかSONY BDZ-AT350Sに
#差し替わっていたのはたぶん気のせいでしょうが...。

 私の場合、普段からメインの録画機はPT2を搭載したPCであり、家庭用レコーダーはあくまで補助的な役割でしか使いませんから、エントリークラスのレコーダーでも全く不満無く使えます。

 リビングのテレビ(SHARP AQUOS LC-37GX50)を買い換えてしまっても良いほどの状況ではあるのですが、まだ処分するにはもったいない程度の機種ではありますし、下手に置いておくほどの場所もありませんので、これは手をつけずに置いておくしかありませんかね...。

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 過疎化が進んでいる当ブログですが、それでもご覧いただいている皆様に感謝する次第であります。今年も当面は仕事の状況等の理由で不定期化したままとなる可能性が高そうですが、引き続きお読みいただけましたら幸いです。

 さて、個人的には先に書いた通り、体調を崩したまま新年を迎えることとなりました。現在は解熱剤や風邪薬を飲み続けて辛うじて37℃台前半を保っている状況ですが、薬の効果が弱まる夜中などにはかなり熱が上がっているのが実感できます。

 それでも体温が37℃台前半であれば行動に支障はほぼありませんので、初詣や買い物には外出していました。

 新年最初の買い物となったのは、家電量販店でDVD/BDソフトが500円均一で処分されていたため、その中から選んできた「This Is It / Michael Jackson」(デラックス・コレクターズ・エディション)でした。本当はBDも何か欲しかったのですが、これまでの処分でかなり売れてしまっていて、観たいタイトルが何も無かったのです。ちなみに、個人的に興味が無いのでスルーしましたが、ハリー・ポッターのDVDは1,500円で全タイトルが揃ってしまうような売り方でした。

 それはともかく、今年は3ヶ日明けにはもう仕事の予定が入っている状況ですので、何とか体調を戻さなければいけないのですが、現時点ではまだまだ回復にはほど遠いようです...。

このアーカイブについて

このページには、JIVE2012年1月に書いたブログ記事が含まれています。

前のアーカイブはJIVE: 2011年12月です。

次のアーカイブはJIVE: 2012年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja