買い物: 2011年2月アーカイブ

 本日の買い物は、ADATA製USB3.0対応USBメモリー、S102の8GBモデルです。新品購入で、価格は1,690円でした。

 必要になって買ったというよりは、ちょっとした実験をしてみたいと思って買ったものです。その実験とは「USB3.0対応のUSBメモリーをUSB2.0で使ったらどの程度なのか」ということです。早速2パターンで測定してみました。

 まずは、USB3.0コントローラーである、NEC uPD720200にUSB2.0相当で接続した場合の値です。

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CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

  Sequential Read :    38.042 MB/s
  Sequential Write :    12.220 MB/s
  Random Read 512KB :    37.620 MB/s
  Random Write 512KB :     0.815 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     9.327 MB/s [  2277.0 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     0.009 MB/s [     2.2 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     9.436 MB/s [  2303.7 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.008 MB/s [     2.0 IOPS]

  Test : 100 MB [H: 0.0% (0.0/7521.3 MB)] (x2)
  Date : 2011/02/22 22:49:49
  OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)


 リード時の速度には全く不満はないレベルですが、その反面ライト時の速度は悲惨です。シーケンシャルこそ許容範囲であるものの、ランダム時はこれまで使ったUSBメモリーの中でも最低の値です。

 続いて、GA-EX58-UD4のオンボードUSB(Intel ICH10R内蔵)接続時の結果です。

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CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

  Sequential Read :    34.854 MB/s
  Sequential Write :    12.200 MB/s
  Random Read 512KB :    34.624 MB/s
  Random Write 512KB :     0.855 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     6.539 MB/s [  1596.5 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     0.009 MB/s [     2.1 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     6.560 MB/s [  1601.5 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.009 MB/s [     2.2 IOPS]

  Test : 100 MB [H: 0.0% (0.0/7521.3 MB)] (x2)
  Date : 2011/02/22 23:00:26
  OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)

 こちらも傾向は特に変わりません。ただ、リード時の速度は無視できない程度の差があります。NEC uPD720200接続時との比較で、データサイズが大きい場合には5MB/s前後、小さい場合には3MB/s前後という差が付きます。

 もっとも、uPD720200をUSB2.0相当で使うというのは特殊例でしょうから、ICH10Rの方の結果が通常のUSB2.0相当のものであると考えて間違いないでしょう。

 さて、結論ですが、USB3.0が存在しないPCにUSB3.0のUSBメモリーは、速度性能を重視するなら全く意味が無いとなりました。私自身、USB3.0環境がない人にこの製品は勧める気にはなれません。むしろ1,000円前後で容易に入手できるGREENHOUSE GH-UFD8GNの方が速度でも優位ですから、こちらをおすすめしておくことにします。

 本日の買い物というよりは、本日手元に届いた品ですが、ONKYO製PCIスロット用サウンドカード、SE-90PCIです。通常中古品で、価格は2,480円でした。

 世間で大絶賛される高音質サウンドカードということで、やはり自分で所有しておく必要があると思って買ってみました。10万円クラスのCDプレイヤーより良いだとか、CardDeluxeよりも上だとか、どう考えてもおかしいほどの絶賛コメントばかりが並びますからね。

#ONKYO製の単品オーディオ向けCDプレイヤー(10万円クラス)より良かったら、
#オーディオメーカーとしてのONKYOの心配をしなければいけなくなりますがね...。

 同じONKYO製でも、SE-200PCIはCardDeluxeと同一の環境で聞き比べたことがあるのですが、このSE-90PCIは同一条件で聞き比べたことが一度も無いのです。

 今までの私の書いた文章をお読みの方はすぐにわかると思うのですが、私はONKYO製サウンドカードには割合否定的なのです。確かにSE-200PCIを使った限りでは、まずまず出来の良い製品だとは思います。ただ、それは2万円以下のサウンドカードとしてはという但し書きが付く程度のものです。

 Web上や雑誌でONKYO製のサウンドカードの評価を見ると、他社が作る製品とはまるで別次元の音質であるかのようなものばかりですが、これは明らかに過大評価です。まして、PC用のサウンドカード・オーディオインターフェースとして最上のものなどとは、とても言えません。

 まあ、その過大評価記事を読んでいると、SE-90PCIは再生専用である故に、再生の音質に限っていえばSE-200PCIをも凌ぐという評価を得ているようですから、それを確かめてみたいという思いがあったのです。

 この製品に限っていえば、きちんとした条件で試聴を行ったら、是非レビュー記事を書いてみたいと思っています。

 本日の買い物は、ジャストシステム製ワープロソフト、一太郎2011 創のバージョンアップ版です。価格は8,380円。駐車料金の都合もあり、ソフマップで買いました。

 本当はスーパープレミアム版が欲しかったのですが、予算の都合もあり通常版となってしまいました。

 最近の一太郎は、一応リリースされるごとに新バージョンを買っているのですが、実際に使うのはATOKばかりで、一太郎本体は滅多に使っていません。ATOKについては年間ライセンスで買った方が安上がりではあるのですが、ジャストシステムへのお布施という意味合いもあって、毎回一太郎付きでパッケージ版を買っています。

 一太郎の出来が悪いというつもりは全くないのですが、最近では周囲で一太郎を使っている人がほとんどいなくなってしまいましたので、もはや仕事向けには使えなくなりつつあるんですよね。純粋な個人使用目的でワープロ文書を作ることは滅多にありませんし...。

#文章だけならエディターを使った方が速いですからね。

 今回のATOKについては、パレットのデザインに違和感を感じてしまいますが、変換の癖などはATOKそのものという感触ですね。前回のATOK2010で変換の傾向がかなり変わったのですが、ATOK2011に関しては、ATOK2010をそのまま受け継いでいる印象を受けます。もっとも、ATOK2010の学習内容を受け継いでいるだけに、最初からかなりこなれているように感じますが。

 現在は既存のWindows XP環境で使っているのですが、クリーンインストールしてみれば、何か違いがわかるかもしれませんので、のちほどWindows7環境で試してみる予定です。

 本日の買い物は、PQI製USB 3.0接続ポータブルHDD 640GBモデル、H566です。通常新品で、価格もごく普通の5,999円でした。

 あまり大容量のポータブルHDDの手持ちがなかったので、価格と容量のバランスで640GBモデルを選択してみました。中身は東芝MK6459GSXでした。

 とりあえず、USB 3.0接続時の性能を測定してみました。接続先はASUS U3S6のUSBポートです。

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CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

  Sequential Read :    92.521 MB/s
  Sequential Write :    81.084 MB/s
  Random Read 512KB :    41.658 MB/s
  Random Write 512KB :    15.204 MB/s
  Random Read 4KB (QD=1) :     0.597 MB/s [   145.9 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=1) :     0.133 MB/s [    32.5 IOPS]
  Random Read 4KB (QD=32) :     0.722 MB/s [   176.2 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.134 MB/s [    32.7 IOPS]

  Test : 100 MB [H: 0.0% (0.0/596.0 GB)] (x2)
  Date : 2011/02/12 23:20:01
  OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)


 最近のHDDは、シーケンシャルの速度は本当に速くなりましたね。2.5インチかつUSB接続で、リード時は90MB/sを軽々と超えてきます。その反面、ランダムの速度はあまり進歩していない印象は受けますが...。

 ただ、速度性能はともかくとして、このPQI H566はお世辞にもほめられた製品ではありません。外箱のイラストでは汎用のUSB 3.0ケーブル添付のように書かれているのですが、実際に添付されていたのはUSB 3.0 A端子 - A端子というイレギュラーなものでした。個人的には多少寸法が大きくなってもA端子 - B端子であって欲しいと思っていたので、この仕様は非常に残念です。USB 3.0はmini Bのコネクタ仕様が策定されていないので、やむを得ない部分があるのは確かですけどね。

 本日の買い物は、日立マクセル製640MB MOメディア(Windowsフォーマット済)の5枚組です。当然新品で、価格は299円でした。

 さすがに今となってはMOは過去の存在であり、処分品を主に扱うディスカウントスーパーの均一価格棚に並んでいたのがこれでした。

 640MBの5枚組はフォーマット形式に関係なく299円、230MBの5枚組は同じく199円となっていました。本当は1.3GBのメディアが並んでいれば文句なしだったのですが、この程度の値段では贅沢は言えませんね。

 ちなみにこの店、未だにS-VHS CのカセットやDVD+Rのメディアなど、他ではレアになりつつあるようなものが均一処分価格で売られていて、なかなか楽しめました。同じ店は近所にもう何件かありますので、そのうち巡回して見て珍品を探してみようかと考えています。

 一般発売開始日に申し込んでおいたTOTOの来日公演チケットが届きました。S席9,000円です。

 特別先行販売の段階ではまだ行くかどうか迷っていた段階だったのですが、解散前の最終公演のチケットが買えなかったこともあり、結局買うことにしたのです。

#解散前のツアーでは、追加公演にだけジョセフ・ウイリアムスが参加することが
#直前になってわかったため、その段階で買おうとしても間に合わなかったのです。

 ここ最近の洋楽アーティスト公演は、収容人数や交通アクセスの都合があるのか、東京国際フォーラムで開催されることが多かったのですが、今回の東京公演は日本武道館で開催となっています。しかも東京では1日のみという思い切ったスケジュールが組まれていまして、関東でのもう1日はパシフィコ横浜が会場となっています。

 そのようなわけで、ここ数年シカゴの来日などで東京国際フォーラムには何度も足を運んでいるのですが、日本武道館に行くのは大学の卒業式以来です。座席番号を見てもどのような席かは全く想像がつきませんでしたので、Web上にあった座席リストで位置を確認してみました。

#強いていえば、座席番号を見ただけであまり良くない席であることは想像できましたが。

 結論から言うと、S席としてはこれ以上ない最悪の場所でした。出入り口のすぐ近所なのは良いのですが、出入り口から見てステージと反対側でかつ出入り口の横に当たりますから、おそらく席に座っている限りステージは全く見えないでしょう。ここをS席といって販売する主催者側の見識を疑いたくなるほどです。

 東京国際フォーラムは外れ席でもそれほど悲惨な場所はそうそう無いのですが、この辺りが音楽公演用ではない日本武道館の弱点でしょうね。当日のステージ構造が何とかその席からでも見える場所であることを願うだけです...。

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