買い物: 2013年3月アーカイブ

 少し前に買っておいたBD-Rドライブです。Pioneer製SerialATA接続BD-Rドライブ、BDR-202です。未チェックジャンクで、価格は525円でした。

 光学ドライブのジャンク品など、かなり久しぶりに買いました。DVDのドライブであれば、新品でも2千円以下で十分買えますからね。最近ではジャンク品を敢えて買うべき理由がなかったのです。

 ただ、以前から少し気になっていたのは、オーディオ用で使っているPCでBDを再生できないという点でした。かといって、オーディオPCはオーディオインターフェース以外は余り物という原則がありますので、敢えてこれのために新品のBDドライブを買おうという気にもなれません。もっとも、ビデオカードに関しては2台あるオーディオ用のためにRADEON HD7750とGeForce GTS 450 ECOをわざわざ買ってきたわけですが、これは単純に消費電力と発熱の低減のためですからね。

 そういうわけで、最悪の場合BDメディアの再生さえ出来てくれれば十分と割り切って買ってきたのがこの製品です。実はまだライティングに関してはきちんとテストできていないのですが、読み出しに関してはどのメディアでも問題ないようです。

 もっとも、DVDやCDの読み書きの速度は今となっては遅い方であり、実際にDVDメディアからのアプリケーションインストールに使ったところ、他のドライブに対して数割増しの時間がかかったように思えます。

 本来の目的のBD再生については、特に問題ないことを確認しましたので、個人的にはこれで十分満足なのですが、普通に使うようであれば最近のDVD Super Multiドライブとセットで使うべきものではないかと思います。

 先週の買い物ですが、ZOTAC製PCI Express 16xスロット用ビデオカード、GeForce GTS 450 ECO Edition ZT-40509-10Lを入手してきました。展示処分品で、価格は3,970円でした。

 GeForce GTS 450自体は、Fermiアーキテクチャを採用するGeForce 400シリーズのメインストリームクラス向けのGPUですが、この製品はGTS 450の性能を落とし、代わりに電力効率を向上させたことが特徴となっている、GeForce GTS 450 ECOと呼ばれるものです。

 具体的にはGPUクロック・シェーダークロックを約25%落とし、ビデオメモリもリファレンス仕様ではGDDR5となっているものが、この製品ではDDR3を搭載しています。

 その代わりにPCI Express外部電源コネクターは存在せず、ボード単体の消費電力は70W以下のレンジで収まっているとのことですし、クーラーも1スロット厚の貧弱なものが取り付けられているだけとなっています。

 性能に関しては、はっきりと言ってしまえば見るべき点はありません。多くのシーンで、GeForce 9800 GTと同等以下という結果となります。ファンクションが増えている分だけ、最近の用途への対応度がやや上という程度の差です。CUDAへの対応度などは強化されていますので、それを活かせるような使い方をすれば満足度は得られるものと思います。

 私の場合は、ほぼオーディオ専用となっているPCで使っていた、XFX製のGeForce 9800 GTと入れ替えることで、消費電力を下げるために使っています。BD/DVDの再生能力はあった方が望ましいPCですので、このような使い方であればうまく合致するのではないかと思います。

 実は先日この製品を買ったことについて書きましたが、翌日にもう1つ購入してきています。価格も同じ5,970円でした。

 SandForce系のコントローラーとしては珍しく体感速度は良好だったこと、そしてこのご時世としては破格ともいえる1GB当たり50円を切る、圧倒的なコストパフォーマンスを気に入ってしまい、ひょっとしたら在庫が残っているのでは無いかと思い購入店にもう一度行ってみたのです。

 すると商品購入カードは残っていなかったのですが、それは私が1つめを買った時点でちょうど無くなったので予想の範疇でした。しかし、1個目の在庫を持ってきて貰ったときに、下にもう1つぐらいありそうに見えていたので、念のためと思い店員の方を捕まえて在庫を確認してもらってみると、予想通りあと1つ残っているという返事であったため、その場で購入を決めてきたわけです。

 この製品はSandForceコントローラー(厳密にはSandForce印の東芝コントローラー)としては、ランダムデータ転送時でも、ランダムアクセス速度がさほど極端には落ちないのです。それが体感速度の良好さに繋がっているということでしょう。個人的にはIntel SSD 520よりも気に入りました。ベンチマーク的に見ても、Intel B75 ExpressのSATA3.0ポートに接続した場合で、0fillであればリード・ライトが共に500MB/sをあっさりと超えるという優秀さです。

 今までほぼ同じ価格で購入した120GBクラスのSSDは、Intel SSD 510、OCZ Agility4などがありますが、単純な速度性能ではこの製品が最も優秀ではないかと思います。

 残念ながら今度こそ正真正銘最後の在庫であったため、これ以上買い足すことは出来ません。強いていえば同価格でIntel SSD 320 80GBがまだ数個残っているようですが、これは懐が寂しいため購入を躊躇しているところです...。

 本日の買い物は、CFD販売 東芝製THNSNS120GBSP採用120GB SSD、CSSD-S6T120NTS2Qです。通常新品で、価格は5,970円でした。

 昨年末以来PCパーツの価格上昇が止まらないご時世なのですが、なぜか値上がり前よりも安い価格で、特売でもなんでもなく売られていました。USB3.0のハブを買いにいってSSDを思わず買ってしまったというわけです。

 この製品はコントローラーとしてSandForce SF-2281の東芝カスタマイズ品を採用しています。個人的に今まで使ったSandForceコントローラーの製品はプチフリーズ気味の動きをするものが多く好みではなかったのですが、この製品に関しては動きが非常にスムーズです。

 ベンチマーク的にも素晴らしく、公称スペックを超える速度を叩き出してくれます。0fillのシーケンシャルではリード・ライト共に500MB/sを軽々と超えてみせるという優秀さですし、ランダムデータ時の落ち込みも他のSandForceコントローラー搭載製品よりはかなり少ない水準で収まっています。

 今までSandForceコントローラーということで回避してきた製品でしたが、体感速度も含めてこれ程優秀であるなら、より大容量の製品を安いうちに買っておけば良かったと思ったほどの満足度です。

 在庫が残っていればもう少し買い足しても良いと思うほどなのですが、私が買った時点でたぶん在庫はそれ以上残っていなかったのではないかと思います...。

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