JIVE: 2014年9月アーカイブ
30,000km弱で既にスリック状態になってしまっていた、BRIDGESTONE ECOPIA EP100Sを入れ替えました。
ECOPIA EP100Sは摩擦係数AAAのタイヤではあったのですが、元の燃費がお世辞にも良くない車で使っていたためか、履き替える前と比べて0.2~0.3km/l程度の燃費改善効果でしか無かったと思います。そのため、今回はあまり燃費を気にせずコストパフォーマンスで選びました。
ミシュランでは日本市場に195/65R15というサイズのPRIMACY 3は投入していないのですが、主にアジア市場向けに用意されているPRIMACY 3STというシリーズにこのサイズがあり、フジコーポレーションなどの販売店で取り扱いがあります。
日本ではPRIMACY 3と統一して呼ばれているのですが、実際にはサイズに応じてPRIMACY 3とPRIMACY 3STが混在しているのだそうです。この2つは型番こそ同一シリーズですが実際には性能や傾向がはっきりと異なっていて、走行性能側に振っているPRIMACY 3と主にコンフォート性や経済性に振っているPRIMACY 3STという関係だそうです。前世代のモデルでいえば、PRIMACY HPの後継となるのがPRIMACY 3、PRIMACY LCの後継となるのがPRIMACY 3STという関係だと理解すれば良いのだとか。敢えて日本でこれを区別していないのは、PRIMACY 3STの方はアジア市場を中心としていることからタイや中国の製造であることが多く(PRIMACY 3は欧州圏内で作られています)、安物イメージが付くのを嫌ったためではないかと思われますが、サイズによりどちらかしか選べないというのは少々不親切な措置ではないかと思いますね。
いずれにしても、PRIMACYシリーズの製品ですから決して安物という訳ではありません。ただ、日本の正規ラインナップに含まれない製品であるためか、これが非常に安く売られているのです。
私が買った値段では4本セット31,600円で、脱着工賃や調整料、廃タイヤ処分料などを含めて40,440円、さらにオプションで窒素充填(これはECOPIA EP100Sでもやっていました)を付けプラス4,320円となります。国産のミドルクラスでもこの金額ではまず収まりませんので、お買い得感はかなり高く感じられます。EP100Sもモデル末期の処分特価で買ったものですが、廃タイヤ処分料などはサービスして貰って4本で5万円程度しましたからね。
既にグリップが相当落ちていたECOPIA EP100Sとの直接比較は意味がないと思いますが、新品当時同士の印象で比較しても、接地感や剛性感が明らかに向上したように思います。PRIMACY 3STは摩擦係数はAであり、辛うじてエコタイヤという水準の製品ですから、EP100Sほどひたすら転がるという感じではありません。燃費は若干落ちるでしょう。ただ、その分走行性能やウエットグリップ性能は格段に向上したと思います。
PRIMACY 3STは耐摩耗性能はPRIMACY 3よりも大幅に上とのことですから、寿命の方には若干期待は出来るかもしれません。いずれにしても、この価格帯で売られているタイヤとしては間違いなく頭一つ以上抜け出た性能を持った製品ではないでしょうか。
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