雑記・雑談: 2009年7月アーカイブ

 7月22日に一部地域では皆既日食が見られ、日本では部分日食であれば全国的に見ることが出来るというのですが、どうやら天候の都合上本当に見られる場所はきわめて限定的なものとなりそうです。

 理由としては、この辺りを見ればわかりやすいかと...。

 沖縄では90%以上が隠れ、さらに当日の天気も晴れということでなかなか恵まれた条件となりそうですが、それ以外の地域では恐らくその時間帯に太陽を見ること自体が殆ど出来ないのではないでしょうか。

 ちなみに、皆既日食が見られるということでツアー客なども大勢訪れるというトカラ列島は、今のところ曇りとなる予定で観測できる可能性はそれほど高くないようです。

 大手スーパーのダイエーはこの日食の模様を各地の店舗で生中継する予定らしいのですが、沖縄辺りに中継の準備をしておかないと空振りになりそうでなかなか大変です。

 ちなみに私自身は、当日その時刻に仕事が入っている可能性はあまり高くはないのですが、千葉県北西部で見られる可能性はきわめて低いため、今のところ何の準備もしていません。むしろ、その時間帯に秋葉原への買い出しに行こうかと思っているわけで...。

 まだ現時点では確定議席数はさほど多くありませんが、民主党の大躍進と自民の惨敗はほぼ間違いなさそうな情勢ですね。

 自民からしてみれば麻生内閣が重ねた失点のツケをここで一気に払わされた結果ですから、ある意味想定の範囲内の結果ではないかと思います。

 一方の民主党は躍進とはいえ、あくまでも得票の多くは自民批判票であるという認識が必要でしょう。これを自分たちの政策が支持された結果などと自己満足に浸っていると、本番とも言える衆議院選挙で足下をすくわれかねません。

 個人的には、現在のところ自民であろうと民主であろうと、政権担当能力を十分に持っているとは思っていません。せめてつまらないスキャンダル探しばかりではなく、政策立案などで競うことで少しでも能力を高めてくれることを期待するのみです。

 今日は午後から仕事で某携帯型コンシューマゲーム機の修理拠点へ。帰宅したのはつい先程です。

 今日は予定がなければ是非行きたかったのが、サイモン&ガーファンクルの東京ドーム公演でした。今朝の新聞広告によると当日券があったようですので、仕事さえなければ見ることは出来たと思うのですが...。

#とはいえ、今の景気では仕事が来るだけ有り難いわけで。

 明日も引き続き同じ場所でミーティングと作業ということで、今日はここまでにしておきます...。

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 某宮崎県知事の衆議院選出馬問題ですが、タレントとしての人気で知事を少しやってみて、上手くいっているからと行って調子に乗っている県知事も、いきなり党の総裁候補にしろといわれてそれを真剣に検討している自民党も、どちらもあまりに程度が低すぎるように思うのですが...。

 某県知事は確かに宮崎のブランド向上には貢献しました。ただ、それはTVに出て宮崎のブランドをひたすらアピールしただけのことです。これで成功したのは、ひとえに宮崎のブランド力が元々低かったからに他なりません。元からブランド力が高い都道府県であれば、TVに出て騒ぐだけでは仕事にもなりませんからね。

 不思議なことに政治家としての某県知事を支持する人は少なからずいるのですが、そのような人は当然政治家の人間的な品位など気にしないのでしょうね。彼が過去起こしてきた事件を振り返ってみれば、他の政治家のスキャンダルなどまだまだかわいいものですから。

#それでいて青少年の人格教育などと偉そうに語っていたのは失笑モノです。

 これで自民党が突きつけられた条件を一定レベル以上で受け入れて、某県知事が衆院選に本当に出馬するということになれば、私としては何のためらいもなく自民党を選択肢から外すことが出来ますから、それはそれで面白いかもしれませんけどね。

 以前アダルトゲームの規制が問題になったりしましたが、こちらの法律については割合クリティカルな話であるにもかかわらず、あまり世間の関心を集めていないようです。

 別に児童ポルノそのものがクリティカルな問題というわけではないのですが、現状の自民党案は少なくとも外界と接触して生きている人間であれば、とても怖くて賛成できないものです。

 それは何故かといえば、自民党がこだわっているのは「単純所持も全て禁止で処罰の対象」という点だからです。しかもこれは物理的な写真・印刷物だけではなく、電子データも含まれます。

 これが何を意味するのかといえば、電子メールに処罰対象のデータが添付されてきた場合、否応なく禁止物の所持者とされてしまい、処罰対象となるからです。極論すれば削除したとしても、ファイナルデータで復旧できるレベルであれば、処罰される可能性すらあります。

 当然ながら世の中は善人ばかりでなく、どちらかというと悪意に満ちている時代です。陥れたい相手がいれば、罠にかけるのは実に簡単になります。電子データでなくても、印刷物を郵便で送りつけ、開封される前に警察に踏み込ませれば、より間違いなく逮捕させることが出来ますね。

 当然国会でもこのような事例について問題提起がありましたが、与党側からの回答は「警察を信用してください」という、実に頼りがいのあるお言葉です。少なくとも権力者に対して煙たい人間は、全く保護されないことは容易に想像が付きます。警察どころか検察ですら、最近では与党の支持率が低下すると急に野党の有力議員の不祥事を漁り始めているのが目に見えて判る状況であるのに、何を根拠に警察を信用すればいいのか全く理解できません。

 もちろん、児童ポルノを食い物にしている人間を取り締まるというのは至極当然なのです。ただ、それに便乗して拡大解釈がいくらでも可能な条文を盛り込むという与党側の姿勢には、反対せざるを得ません。

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