雑記・雑談: 2009年6月アーカイブ

 先日中国企業の傘下に入ることが発表されたラオックスですが、その前に経営資源の集中をはかるため秋葉原地区の店舗を除き全て閉店するということになっていました。秋葉原地区の店舗といえば本店を除けばいずれもホビー系ショップ(アソビットシティ、MUSIC VOX)や免税店であり、ラオックスとしての店舗は本店だけが存続するということになります。

 既に現時点で秋葉原以外の店舗の閉店はほぼ完了していて、唯一我が家の最寄り店舗である新・成田店が7月17日まで営業期間を残しているのみです。

 かつては秋葉原を中心とした同業者に多大な影響を与えたラオックスが、このような状況に陥ってしまったのは大変残念に思いますが、かつてオーディオブームの終焉と共に急速に業績を悪化させ、ついには倒産してしまった第一家電のことをどうしても思い出してしまいます。ラオックスのこの状況も、ひょっとすると後にPCブームの終焉を象徴する出来事に数えられるようになるのかも知れません。

 ただ、PC販売店としてはかつて海外にまで出店していながら急速に業績が悪化したものの、その後秋葉原の1店舗だけで再び活力を取り戻したT-ZONEの例もありますので、何とかラオックスにも頑張って欲しいと思います。

 かつて秋葉原のザ・コンピュータ館があった頃は、私が主に高額なソフトウェアを購入する販売店はラオックス→ソフマップ→その他という順序でした。私の場合は別に店員に商品知識を求めている訳ではありませんが、知識やノウハウを蓄積している販売店を大事にしたいという思いがあったからです。最近では店頭在庫の都合で仕方なくヨドバシカメラなどを使うこともありますが、ヨドバシカメラ辺りは私一人が利用しなくても他の大勢の方が使うであろう店ですから、極力ソフマップなど既存のPC販売店を優先しています。

 安売り(に見えるヤマダ電機など)量販店の台頭があり、最近では専門店や老舗で情報を仕入れて、安売り系の量販店で購入するという客も多いようですが、このような人たちは知識や情報に価値を認めることが出来ないのでしょうかね。知識や情報を提供する側に利益を落とさないようであれば、結果的に専門店など滅び、価格表だけで判断せざるを得ない環境を作り出してしまうことになるのですが。

 確かに私も安売りは好きですし、特に中古・ジャンクでは格安狙いの買い方をしていることは否定しません。ただ、世話になったり有益な情報を貰った販売店に多少なりとも利益を落としていくというのは、どちらかといえば社会人としての常識だと思うんですけどね...。

 取りあえず、こちらの記事をご覧ください。

 まあ、最近はオーディオそのものが衰退してしまっていますから、間口を広げる手段としてアリだとは思いますが、庶民がちょっと背伸びした程度では「本格」オーディオには金銭的に全く手が届かないわけで、半端なシステムを取っかかりにしようとしてしまうと、逆に新規ユーザーを取り込む機会を失ってしまう気もします。

 試みとして面白いとは思うのですが、試聴ソースを何もアニメ・声優系に絞らなくても良いと思いますけどね。それら「も」聴けるというのは良いと思うのですが。

 人気が高く、音質にも定評のある試聴ソースとして挙げられているもののうち、私が持っているのは水樹奈々「深愛」だけですが、この曲の音質については残念ながらお世辞にも良いとは言えません。確かに全編に渡って使われているアルパの音は悪くないのですが、最近のJ-POPにありがちな恐ろしくダイナミックレンジの狭い、全ての音が平面的に入っているだけのものです。かつて第一家電向けに高音質盤を数々手がけていたキングレコードにしては、むしろお粗末な音質でしょう。

 試聴ソースの写真を見ていると、この写真に「サイレントメビウス」のサントラからの抜粋廉価盤(意外と豪華な顔ぶれの海外アーティストが参加)が写っていますので、取りあえず水準を満たした音質のソースもあるにはあるようですが...。

 個人的には記事の内容よりも気になったのは、書籍の文章を執筆したという岩井氏の写真です。私物でアニメ・声優系を集めたという熱心さの割に、着ているTシャツがJOURNEYの最新作「REVELATION」発売時のツアーで売られているもののように見えます...。

chicago_baner.jpg

 

 

 

 

 どのみち今のところ懐が寒いので、すぐに買うわけでもないのですが...。

 今回購入したトヨタ プログレはオーディオ周辺の仕様が特殊で、2DINタイプのインダッシュ型を取り付けることが出来ません。その時点で選択肢となるのはポータブル型かオンダッシュ型です。ポータブルについては確かに価格は安いのですが、機能や仕様から考えるとあくまで最終手段です。

 そこでHDD内蔵型のオンダッシュを探してみたのですが、最近は驚くほど選択肢がありません。価格.COMでこの条件で検索した結果がこれです。

 SANYO GORILLAシリーズを除くと、現行商品として存在するのは何とPIONEER製のAVIC-HRV011/HRV022程度しかないのです。かつてはHDDでもオンダッシュという機種は結構見かけましたし、DVDであれば我が家に眠っているSONY製のナビなどのようにオンダッシュの方が多かったような印象さえあります。

 一応手持ちではSONY NVX-M7000辺りはまだ何とか使える製品なのですが、今回ナビを付けようという同期の一つとしてリアビューカメラを取り付けたいというものがあり、NVX-M7000ではこれに対応出来ないのです。まあ、新たに用意するまでのつなぎとしてはアリなのかもしれませんが...。

 TVチューナーの有無などは特に気にしていませんので、資金ができ次第AVIC-HRV011を素直に買うべきでしょうかね...。

chicago_baner.jpg

 

 

 

 

 以前選定中という話を書いた車選びでしたが、結局は新車を断念して中古でトヨタ プログレ NC250 ウォールナットパッケージに決定し、今日が納車日でした。

 ちなみに新車の候補としては、最後まで残っていたのはホンダ フィットでした。価格面で営業担当がかなり頑張ってくれたため、本来の有力候補であったマツダ デミオを蹴落とす勢いになっていましたので。

 ただ、色々な条件を考慮に入れた結果、今回ギリギリの予算で新車を買うよりは、後で商売の稼ぎに応じて選んだ方が良さそうでしたので、格安中古の方を結局選んだというわけです。

 さて、下の写真は入れ替わりで手放すこととなった、平成6年式のクレスタです。

cresta.jpg

 これも当時としては格安な中古で購入したものです。7年前に車検残期間14ヶ月という状態で、本体価格39万円で購入しました。実はこの7年という期間は、我が家ではこれまで新車を乗りつぶしてきた期間とそれほど変わらないのです。元々2~4年乗れれば十分といいながら買ったのですが、7年の間に発生したトラブルは電気系統劣化によるドアロック故障程度でした。

 もっとも、元々塗装の状態があまり良くなかった個体を買ったためか、塗膜の状態は写真ではわかりにくいと思うのですがボロボロです。エンジンやATなどはまだ特に異常はなかったのですが、この塗装の状態と足回りの傷み、各部品の劣化などがあり、もう数年使える状態に整備するには3~40万円かかるという見積が出たため、仕方なく今回の買い換えとなったのです。

 個人的には、クレスタは長らくペーパードライバーだった私が乗っても割合馴染みやすい、使い勝手のいい車だったと思います。車にとって大事なのは速く走ることなどではなく、当たり前に使っていれば無駄な出費を強いられることなく当たり前に動いてくれることだということを、強く実感させてくれました。今回のプログレも、このクレスタの実績を踏まえての選択という面が大きいわけです。

unagi.jpg

 昨日は浜松まで出かけていまして、帰宅が遅くなったためブログの更新を今日に持ち越しました。

 昼にいただいたのがこの鰻重なのですが、これで一食3,000円という、普段なら絶対食べないであろう金額のものです。

 さて、ここで価格に違わぬ味を堪能、と書ければ良かったのですが、私の感覚では何となく「?」という感じでした。身は柔らかく、本来あるべき弾力にやや欠けている気がします。養殖の鰻ならこんなものだろうと思わなくもないのですが、地元でも印旛沼周辺は鰻の養殖が盛んで、その鰻は何度となく食べているのですが、それと比べても何か物足りなさを感じました。

 鰻は柔らかければ柔らかいほど上質、というお約束があるのなら理解できるのですが、本来天然の鰻であれば身の肉厚はあってもある程度の弾力感があるはずです。しかし、この鰻は単に柔らかいという以上の表現は出来ませんでした。

 味についてはタレに左右される部分も大きいので、あくまで私個人の感想となりますが、それほど美味いとは思わず、安売り店で使われる中国産の輸入品と比べれば多少品は良いかなという程度の印象です。私の味覚が貧乏性なだけであれば良いのですが...。

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