雑記・雑談: 2009年3月アーカイブ

 先日取り上げた千葉県知事選挙ですが、私が唯一選んではいけないと書いた森田健作氏が当選しました。候補者が乱立しすぎたことで、反森田票を分散させてしまったこともさることながら、最有力対立候補であった吉田氏が、民主党小沢代表のイメージ悪化の影響をまともに受けてしまったことも少なからず影響したようです。

 ちなみに当選した森田氏は、選挙翌日に早速金がらみの疑惑が持ち上がっていますが、これについて小沢代表の献金問題で森田氏に一票投じた有権者の話を聞いてみたいところです。とある筋から得ている情報では、この疑惑で取り沙汰されている金は直接選挙資金にはしていないものの、それを遙かに上回る額の別の筋から流れた献金が選挙に投じられたということです。所詮は彼も政治屋です。

 それはともかく、ある程度名の通った芸能人である森田氏が、その知名度を活用して千葉の営業マンとして活躍してくれることを期待している人も多いようです。要は大阪の橋下知事や宮崎の東国原知事の成功例を千葉でも、という安易な発想です。

 他のタレント知事が、芸能人である(橋下知事は厳密に言えば違いますけど)から大胆な政策を打ち出しても成功したというのは間違いない事実です。つまり、

 成功した理由=タレント

という図式は成立します。しかしながら、それは

 タレントを選ぶ=成功する

という図式が成立することを裏付ける材料には全くなり得ないのです。千葉県民はそこの根本を理解できていない人があまりに多かったように思います。小泉改革の時に

 改革に郵政民営化は絶対に必要=民営化できるのは小泉政権だけ=改革には自民党支持

という論法にだまされ、結果として安倍-福田-麻生と続くあまりにお粗末な内閣を生み出したのはつい最近のことなのですが、それよりも単純な図式が見えていないことに愕然とします。

 そして、討論会や質問状に対する回答から具体的な政策に踏み込むと、森田氏は殆どの件について具体的な回答を避け、「関係各所との協議の上で...」という逃げ口上に終始しました。つまり現時点で具体的なビジョンは何も持っていないという事実が見えます。そもそもマニフェストにリニアモーターカー建設などと書いている時点で、全ての主張が絵空事であることは明白なのですが...。

 あまりに思慮の浅い有権者が多い千葉県民は、数年先の未来を託す相手の選択を、致命的なまでに誤ってしまいました。森田氏本人は知事を2期務めるという希望を明言していますが、彼が8年も知事の座に居座るようでは、千葉に未来はありません。

 普通ならインナーイヤー型のヘッドフォンが壊れたら、諦めて買い換えるのではないかと思います。高くても1万円前後、安ければ千円前後で売られている品ですので...。

 しかし、手持ちのaudio-technica ATH-CM7シリーズ(CM7TiとCM7SV)がどちらも故障(CM7Tiが内部断線、CM7SVがユニット脱落)してしまったので、敢えて修理を依頼してみました。後継機種のCM700シリーズの音質にがっかりしたので、買い換えるという選択肢がなかったというのが最大の理由です。

 まだ修理は終わっていないのですが、取りあえず見積が来ました。元々保証期間は満了していますし、破損ですから有償であるのは至極当然なのですが、見積には有償となってしまうことを詫びる文面が添えられていて、逆にこちらが恐縮してしまうほどです。

 それによると両方とも配線の全交換が必要となるため、修理代は4,200円x2となるとのこと。Web上に記載されている修理代金の最低ラインです。それ以外の交換部品代金は請求しないという、実に良心的な回答です。

 オーディオテクニカの修理部門は昔ながらのオーディオメーカーそのものの体質なのか、いつも客側の負担を極力減らすように努力してくれる辺りに、非常に好感が持てます。PC関連のサービスの感覚とはまるで違いますね。

 ちなみに修理期間中は、急遽購入してきたSENNHEISER OMX 90 VC Styleでしのいでいます。これも実売価格が安い割にはなかなかの出来だと思うのですが、トータルバランスではCM7シリーズの方に分があるように思います。

 安価な割に音質的な評判が意外と良いScythe SDA-1000ですが、折角買ったのでせめてヘッドフォンアンプとして使ってみようと思い、取りあえず試聴してみました。

 試聴環境は、ヘッドフォンがaudio-technica ATH-AD10、ソースはemagic emi2|6のライン出力をSDA-1000の入力に接続して再生しました。

 第一印象としては「思ったよりは良い」という印象でした。1万円前後で販売されているヘッドフォンアンプでこれに劣るものも間違いなくあるというレベルです。ワイドレンジというほどでもありませんが、聴感上十分な帯域の広さは感じられますし、力感こそやや落ちるものの低域方向の重量感もなかなかのものです。emi2|6のヘッドフォン出力がやや温和しい傾向であるのに対して、こちらはある程度強調感を持たせた、押し出しのいい音という感じです。

 ただ、気になったのが妙に余韻や響きという部分の音が失われてしまうという点です。以前借り物で試聴したESI WaveTerminal 192Mの特徴として同じようなことを書いた記憶がありますが、傾向としてはまさにそのような音です。

 ソースによってはそのような弱点も気にならず、最近のJ-POPなどを聴くにはなかなか適した傾向の音ですし、これが3千円前後で買えるのなら文句なしにお買い得ではないかとおもいます。ただ、本命のスピーカー出力の方については、これに適したスピーカーが手持ちになりませんので当分使うことはないでしょう...。

 気が重くなるシーズンが到来しました。毎回消去法でどうしても当選して欲しくない候補に対立する最有力な候補に投票するという、何とも不毛な選び方をしている選挙ですが、今回は候補者5名が乱立してしまい、かつ支持したい候補がいないという選挙となってしまいました。

 顔ぶれを見ると、今回はどうしても当選させたくない候補は...、いますね。実社会を青春ドラマ程度に考えているどこぞの芸能人が。公約も主義主張もあまりに前時代的で、見ていて痛々しいレベルなのですが、何とこの候補が現時点での世論調査ではトップなのだとか。世も末です。

 元々私自身保守系の思想は持っていませんので、その時点でこの候補を支持することはあり得ないのですが、それを差し引いてもねぇ...。国粋主義に染まっている人間を見ると寒気がします。

 ちなみに痛いマニフェストにリンクを貼ろうと思っていたら、何故か404エラーが。公開してはまずい内容でも書いてあったんでしょうかね。

 最近、宮崎や大阪でタレント知事が活躍しているためか、この候補も同じノリで自分が千葉の広報活動をするとの言い分なのですが、所詮は過去の人気でしかないのに未だにスター気取りというのも見苦しいです。この候補が当選するようなら早々に千葉に見切りを付けたいところですが、まだ県外に脱出できるほどの蓄えがないのが辛いところです。

 現在私が使っているFOMA端末は2台あるのですが、片方は自分のプライベート用で、もう片方は仕事の関係でU-SIMを支給され、それを自分の旧端末に入れて使っている状態ですので、契約しているのは1回線ということになります。

 プライベート用に使っているのはN904iで、これは1年半ほど使っていますが未だに快調です。しかし仕事用の方はF903iで、こちらはバッテリのコンディションがかなり悪化していてバッテリを買うか新しい端末にするか、いずれかの必要があります。

 実はN904i自体は以前解約した回線で使っていた端末で、本来このU-SIMを契約した端末はSO903iTVなのです。こちらはまだ使えるコンディションではあるのですが、形状や大きさの問題で持ち運びが不便だったので、あまり使っていません。そんな訳でN904iで現在使っているU-SIMは、つい先日ようやく満12ヶ月を経過して、機種変更が可能になったわけです。ただ、毎月の支払金額を抑えたいので、できればバリュープランの一括払いでと考えています。

 そこで機種変更した場合の事を想定して、今日は価格・在庫調査のために販売店を回ってきましたが、とにかくドコモの機種変更は高いですね。何とか本体の支払金額を2万円近辺でまとめたいと思っていたのですが、その予算枠で何とか買えるのはいずれもLG製のL705iX(9,800円)かL-03A(20,800円)程度で、バッテリーの持続時間がドコモのラインアップの中でも短い方の端末なのです。

 906/706の安い端末があればと思っていたのですが、割合安い販売店でもN906iで34,800円程度で、少々予算面で厳しい数字です。3月は元々需要が多い時期でタイミングが良くないのは承知していますので、しばらくの間だけ我慢してSO903iTVを復帰させて、様子を見るべきかという結論です。

 例年、元旦辺りに急に熱が出るという正月を過ごしていましたが、今年に関しては三が日が仕事だったせいもあるのでしょうけど、熱が出るほどの風邪は引いていませんでした。

 しかし、昨日辺りから背中の痛みがひどくなり、体の節々が痛いという典型的な発熱時の諸症状が出るようになってきました。

 細々とした仕事もあったのでそれを片付けるまでは極力気にしないという方針でいたのですが、概ね片付いてきて熱を測ったところ、やはりあるようです。

 今日はブログに書く細かいネタはあったのですが、体の痛みに耐えがたい部分もありますのでまたの機会に。

 先日購入したMSI X48C Platinumですが、どうも正常に動作してくれません。具体的には、電源投入後BIOS起動にはたどり着くのですが、その後フリーズするか延々と再起動を繰り返すかという状況です。

 海外のフォーラムなどをいくつか読んでみたところ、この製品には割合ありがちなトラブルらしいのですが、対処法としては

・CMOSクリア
・メモリを交換
・ダメならメーカー送り

という話になるそうです。

 今のところ手持ちにデスクトップ用のDDR3メモリが用意されていませんので、DDR2-800のメモリを使っているのですが、これが安物のTranscend(JetRAM)なのがまずいのかもしれません...。

 一応同じDDR2-800のメモリでは、Hynix純正品を予備として置いてありますので、これでもう一度実験してみるという方法もあるのですが、何となく面倒なので次に秋葉原に行くときに、サポートに出してみようかという気分になっています。

 最近新品でマザーボードを何枚か続けて買っているのですが、前回のP45 NEO3-FRに続いてまたも新品のMSI製マザーボードでトラブルが起きたわけで、MSIを買うのが悪い(個人的に全然品質は信用していません)のか、動作チェックという過程を経ていない中古・ジャンクを買わないのが悪いのか、どちらなのでしょうかね...。

 以前買ってきたPioneer製DVDプレイヤー、DV-610AVですが、今日初めて箱を開けて使ってみました。

 本来の目的はUSB外付け箱に入れ、FAT32でフォーマットしたSSD(CSSD-SM30NJ)の楽曲データを認識できるか否かの実験だったのですが、こちらは残念ながらNG。iPod Shuffleでは問題ありませんでしたから、本体は正常に動作しているのですが...。

 折角電源を入れたので、いつもオーディオインターフェースの試聴用に使っているシステムに接続してみたのですが、この製品、意外なほど音質は良好です。

 Victor XL-Z621との比較では、何と低域の力感や高域の透明度、さらには分解能という要素で明らかに勝っています。中域の密度感ではXL-Z621に分があるのですが、これはVictorとPioneerとの音質傾向の差が絡んでいる部分もありますので、DV-610AVが劣っていると単純にはいえないところです。

 いつも使っている試聴用のCDを用意していなかったこと、また時間が遅いこともあり本格的な試聴には至りませんでしたが、エージングが進んだ後でオーディオインターフェースなどとも絡めて比較してみたいところです。

 今日は休日ということで、神奈川・静岡方面に出没しておりました。詳細をアップするだけの余力がありませんので、今日はイメージ映像を上げておきます。

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