雑記・雑談: 2009年9月アーカイブ

 このところ、急速に秋葉原のPC販売店が減少していたのですが、遂にパーツショップとしては老舗のBLESSが廃業したとのことです。詳細はこちら

 かつてはBLESSの他、FANATICやUSER'S SIDEなど、特にストレージ系に強さを見せるショップがパワーユーザー層を一定の評価を得ていたのですが、USER'S SIDEのMultispaceを除きこれらは全て秋葉原から姿を消したことになります。強いて言えば、オリオスペックが辛うじてそれらの要素を多少残している程度でしょうか。

 BLESSについては、パワーユーザー向けのショップであった割に、顧客への対応が今ひとつ良くなかった印象があり、私自身は滅多に使わないショップでしたね。多少高くてもここで買おうと思わせるものがないまま、価格で勝負出来ない店を続けるのは無理があったということでしょうか。

 もっとも、秋葉原ではBLESSだけに止まらず、LAOX ザ・コンピュータ館の後も閉店や倒産が相次いでいます。ここ1年ほどの間に姿を消した主な販売店を挙げてみると、

・コンピューターのおっと(PC関連全店舗)
・ツクモ(ケース王国の他統廃合が見られる)
・石丸電気DOS/V館・モバイル館(本店への吸収という形)
・ドスパラ中央通り店(店舗廃止)
・スミデン(通販専業に)
・PCボンバー Re-Birth(本店への吸収)
・大漁エレクトロ(閉店)
・ソフマップ中古パソコン1号店(パソコン総合館への吸収)
・あぷあぷ(アプライド)(再開発による立ち退きで秋葉原から撤退)
・Enter(恐らく閉店)
・It's me PC総合ショップ(閉店)

上記はざっと思い浮かべただけのもので、細かく拾っていけばまだまだあると思います。以前別枠で取り上げたPC Successもそうですし、Faith PC館/じゃんじゃん亭も間もなく閉店と聞いています。

 かつてはPC販売店の跡地には、大抵それに近い業種の販売店が新たにオープンしていたのですが、最近では飲食店やオタク向けのものが入ってしまい、秋葉原におけるPC販売店の勢力は急激に衰えていることが実感出来ます。

 かつてはオーディオ系の販売店が多数あったことを考えればこれも時代の流れなのでしょうけど、過去20年以上にわたって私の趣味を満たしてくれる街であった秋葉原は、間もなく消えていく運命であるのかもしれません...。

 日本的な心情をタイトルにしてみましたが、アメリカ人のボビー・バレンタインには全く理解されていないようです。先週金曜を千葉ロッテのシーズン終了日と決めた自分を褒めてやりたい気分になりました。

 25日には一部ファンがごく僅かにフロントへの非難をあらわにしていた程度(に見えた)だったのですが、翌26日にはライトスタンドに陣取るフーリガン集団(MVPと称するお子ちゃま+NPBに登録されている本物の応援団)はフロントの個人名を出しての「全員死刑」と書かれたものをはじめとする下品なゲーフラや横断幕を多数広げます。

 その状況のあまりのひどさに、その日のヒーローインタビューを受けた西岡剛があまりにひどいものの掲示を止めるように訴え、スタンドの大多数からは大きな声援と拍手を受けます。

 ところがその翌日には確かにフロント向けの非難は見られなくなったものの、代わりに西岡個人への中傷フラッグが多数掲示され、さらに応援団は西岡への応援を拒否した挙げ句、ブーイングを繰り広げます。結局その他ファンは西岡の打席では応援団を無視して自発的な応援を行ったのですが、今度は応援団がラッパや太鼓を使ってその応援を邪魔するという行為を繰り返します。9回裏にはロッテの攻撃終了後にフーリガン集団に対して、その周囲のファンから「帰れ」コールが発生しますが、フーリガン集団側は周囲に対して威嚇行為をするなど、暴挙は止まるところを知りませんでした。

 プロ野球の応援団は、鳴り物を使った応援などをする際にはNPBに個人情報を含めて届け出を行い、円滑な試合運営に積極的に協力するという誓約書を届け出た上で、NPBから承認を受ける必要があります。彼らが行ったのはNPBの約款への抵触行為であり、場合によっては応援団の解散や球場への出入り禁止という処分をNPB側が行うことも可能なのです。

 ところが現場指揮官であり、中傷された西岡を擁護する立場であるべきのバレンタイン監督は試合後の会見で「金を払っているファンは批判する権利を持っている」と述べ、フーリガン集団側を全面的に支持する姿勢を打ち出します。確実な情報ではないのですが、わざわざフーリガン集団に「あなたたちこそが真のファンだ」というメッセージを送ったという話も出ています。

 バレンタインの暴挙はそれだけではなく、この日試合中の放送で異例の退団発表となったベニーについて、球団側や同僚選手達には一切事前にそのことを知らせず、唯一フーリガン集団にだけその内容を漏らしていたことが発覚しました。

 結局のところ、バレンタインは単なる自己顕示欲と自己偏愛、そして金銭欲の固まりのような人間であるということがはっきりと明らかになったわけです。指揮官としての能力も2004~2005年シーズンで使い果たしたあと、彼はチームに何の財産を残してくれたというのか、私には全く見えてきません。

#私は以前から2007年シーズンまでで解雇するべきと主張していました。

 彼が「一番のファン」と賞賛していたのは自分と蜜月関係にあったフーリガン集団のことであり、その他のファンなど最初から視界に入ってもいなかったということです。今までバレンタインを信じていた多くの純真のファンには「ご愁傷様」としか言いようがありません。

 この件に関して多くのファンブログを読ませていただきましたが、そこに寄せられるコメントに未だにフーリガン集団を擁護するコメントが散見されるという点にも驚きます。彼らは既に一般社会人として許されざる行為を、全国に情報が発信される状況であることを理解しつつ行ってしまったのです。そこに弁護の余地などありません。

 そもそもあのフーリガン集団を「低迷期の仲間がいない時期から必死に応援してきた」から、その努力をたたえるべきなどと擁護している人間は本質的に大きな勘違いをしています。野球の応援などは所詮趣味であり、娯楽であるのです。そこにいかなる犠牲を払おうと、それは本人の嗜好の範疇であり、それを以て他者への優越感を持ったり、そこに尊敬の念を持たなければいけない根拠などどこにもありません。その本人が「好きでやっていること」でしかないのですから。

 独特の応援スタイルが失われることを危惧する声もありますが、私は元々野球の応援に決まったスタイルなど不要と思っている人間ですから、むしろ応援が静まってくれればもっとじっくりとプレーが見られるという程度の感想しかありません。プレーに集中すれば歓声や拍手など、誰のリードも無しに自然と発生するものです。

 表題の3社の携帯電話事業が統合されるようですね。

 もともとCASIOと日立については、ソフトウェアレベルでの統合が進んでいて、私が持っているau W61CAと日立のWoooケータイは、使ってみると実装されている機能による違い程度しか感じられないレベルでした。

 ただ、W61CAは仕事用に使っている端末なのですが、色々な意味で完成度はもう一つかなという程度の感覚で、プライベート用の回線に使っているドコモのN904iの方がずっと気に入っています。NECのつまらない遊びのなさが心地良いわけで。

 そこへ今回の事業統合の話です。統合後の持ち株比率については、NECが7割程度所有し、取締役も大半をNECから送り込むということで、新会社の物作りがNEC的な質実剛健型になってくれれば面白いと思うのですが、現在のCASIO的なものとなってしまうと、私の選択肢がまた一つ減るということになってしまうわけです...。

#もっとも、auの端末にはそれほど期待していないので、またCASIOや日立
#辺りを買うかもしれませんけどね。値段次第です。

 実は一昨日から典型的な風邪の諸症状に悩まされています。今までの経験から、夏に風邪を引くというのはあまり珍しくないので、特に仕事が忙しくないこの時期であれば構わないのですが...。

 少し気になるのは、先日電車で都内に出向いた際に、隣に立っていた女性が明らかにインフルエンザらしき状態で、しかもマスクなどの対策一切無しでくしゃみを連発して、周りにウイルスをまき散らしていたんですよね。満員電車に乗ってしまうと、このような人が近くにいても逃げようがないというのが辛いところです。

#最寄り駅で下車するふりをして車両を変えましたが...。

 今のところ感触としてはそれほどこじれていない、2~3日おとなしくしていれば何とかなりそうな風邪というところなのですが、最近流行のインフルエンザはあまり症状が重くならない例もあるらしいので、まだ油断は禁物でしょうか。

 幸い急ぎの仕事は抱えていませんので、明日も一日休日とする予定です。

 米国時間の9日付けで、AppleからiPodシリーズの新製品が一斉に発表されました。今回の注目は、動画撮影機能まで付いて、かなりの多機能ながら低価格化されたiPod nanoや、搭載OSがリニューアルされCPUが大幅に高速化されたiPod touch(iPhone 3GS相当?)辺りでしょう。

 しかしながら、私は携帯オーディオプレイヤーにそれほどの機能を要求しているわけではなく、今回の新製品群ではiPod Classicに注目しています。

 先代は120GB HDD搭載で29,800円(Apple Store価格)でしたが、今回はHDDがかつての最大容量に並ぶ160GBと増量されていながら、価格は24,800円と5,000円の値下がりです。ちなみに先程PC DEPOTを覗いたところ、店頭での価格は23,700円でした。

 今回のiPod Classicは、恐らくHDD容量以外は先代と全くの同一ハードウェアでしょう。丁度東芝から新型1.8インチHDDが発表されましたので、従来製品にそのままこのHDDを詰めたものではないかと思います。

 ただ、160GBの容量があれば、今までのように持ち運びデータを無理してmp3に加工する必要もなく、WAVファイルのままでも十分に実用的に使えそうな点に大きな魅力を感じるのです。それでいて価格が2万円台前半にまで下がれば、私がかつて第4世代の20GBモデルを買った価格よりも安くなっていますし、これなら買うのも悪くないかという印象です。

 本日、PlayStation3のシステムソフトウェアが3.00に更新されましたので、早速手持ちの60GBモデル(CECHA00)に導入してみました。

 色々と機能の追加や変更はありましたが、個人的な興味はただ1点「DTCP-IPへの対応で、BUFFALO製地デジチューナーのPCastTV MediaServerで配信された動画を再生できるようになるか」という部分です。

 一応起動直後のロゴが新型の本体と共通の「PS3」になったり、XMBの視覚効果が派手になったりという違いはすぐにわかりましたが、個人的には前の方が落ち着いていて良かった気がします。強いていえば、基本フォントサイズが大きくなっているのは見やすさという意味ではプラスかもしれません。

 さて、送り出し側の条件はDT-H50/PCIE添付のPCastTV MediaServer(ファイルバージョン1.6.0.5612)なのですが、実験の結果からいうと残念ながら再生不能でした。PS3側でメディアサーバとして認識され、動画のタイトル名なども表示されるのですが、再生を実行すると「800288A6」というエラーコードが表示されて、それ以上の操作ができませんでした。

 Impress AV Watchの記事によると、SONY製のBDレコーダから動画を読み込む場合には、その動画を初めて読み込んだ場合に「800288D8」というエラーが表示されたものの、もう一度読み込めば再生されたということですので、原因はエラーコードから考えて似通っているものの全く同じではないのでしょう。

 後でもう少し追試してみますが、やはり望み薄でしょうかね...。

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