雑記・雑談: 2012年12月アーカイブ

 まずは今年当ブログをご覧頂いた皆様には感謝申し上げます。

 ここ数年はジャンク漁りなどもめっきり少なくなり、買い物もごく普通の物が増えてきて面白みがなくなってきてしまっています。

 大物の多くは仕事上必要性を感じて買ったものとなっていて、まずノートPCを15.5インチながら携帯性を保っている、SONY VAIO S(SE) VPCSE1AJに入れ替えました。これまで使っていたMacbook MB466J/Aと比べると一回り以上大きくなっているものの、重量は軽く、SSDとの組み合わせもあり速度性能にも充分満足できています。

 PC関連では、それ以外に大きな変化となったのは、SSDへの移行です。今年の前半と比べれば半値近くまで下がったクラスの製品もあり、主要なPCの起動ドライブは概ねSSDへと移行しました。強いて言えば500GBクラスの製品がもう少し安くなればというところですが、手狭さを感じながらもメインPCも256GBのSSDとしてしまいました。

 そしてPCよりも大きく変化したのはカメラ環境でしょうか。まず一眼レフは数年ぶりに入れ替えを行い、初のフルサイズ素子搭載機となるEOS 5Dを導入。それに合わせてレンズも数本買い足しました。特にSIGMAのAF 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHはなかなか面白いレンズですっかり気に入っています。

 さらに、自分でも意外だったのですが、ミラーレス一眼にも手を出し、SONY NEX-5NDを購入しました。まだきちんと活用しているとはいいがたい状況ですが、手軽さは魅力ですので何とかうまく使いたいところです。

 今年はある時期に突然仕事が忙しくなったりして、ブログの更新頻度が下がってしまったのが反省材料でしょうか。最近はzigsowでも1日1本程度は必ずレビューを書いているため、どうしてもこちらにかけられる時間が少なくなっているという面もありますが。

 そのようなわけで、来年もいい加減な更新が続く可能性が高いとは思いますが、引き続き当ブログをご覧いただけましたら幸いです。

 どうやら衆議院議員選挙は、大方の予想かそれ以上に自民党の圧勝で終わるようです。自公を合わせて衆院の2/3以上を確保してしまえば、もはや参院のねじれなど強行採決で蹴散らすことが出来ますし、憲法も改変し放題です。

 ナショナリズムを煽るのは結構ですが、日本民族は世界一優秀だとか、日本の技術力があればとか、現実を見ないで妄想を垂れ流したあげく、調子に乗って軍隊を編成して派兵とかは勘弁して欲しいわけです。日本は経済力も技術力も、もはやかつての優位は失いつつあることを理解できていないとしか思えません。

 そもそも一部の識者は既に述べていますが、現在の日本経済は現象的にはデフレであっても実際には単なるデフレではないのです。それをインフレターゲットを設定して云々という発想自体が勉強をしていない証拠。それすら理解できずに得意満面に語っている程度の頭の持ち主が首相では、この難局に救いはありません。デフレ方向に進んでいる最大の理由は、産業界の弱体化なのですから。

 そして昔なら極右といわれる思想が一般層に浸透してしまったことがわかったわけで、そろそろ日本の国家体制に終わりが見えてきたということかもしれません。世界の歴史を顧みてみれば、極右思想が支配した国はその後短期間で崩壊していることが多いのです。そもそも、ナショナリズムが台頭する国というのは、経済や政治が停滞あるいは衰退して、国の求心力が著しく低下した状況である場合が殆どで、その求心力を国への忠誠という形で無理矢理強化していると見るべきなのです。現在の日本が国旗・国歌を妙に強調していることも、その現れといえます。

 これから安倍政権が年単位で続けば、日本は本当に崩壊するかもしれません。今のうちに現金をひたすら貯め込んで、国外へ移住することも頭の中に入れておくことにしようかと思っています。

 今日は日本で久しぶりにマグニチュード7を超える地震が発生しました。実際には東日本大震災から2年も経過していませんので、むしろ間隔としては短い方なのですが、昨年からどうも悪い意味で地震になれてしまっている気がします。

 さて、その地震で気付いた点があります。以前から書いている通り、私は携帯電話を複数持ちしていまして、NTTドコモ、au、ソフトバンクは音声通話可能な端末を所有していることになります。

 その中で、今日に地震について緊急地震速報を受信したのは、auの端末だけだったのです。いつもなら複数の端末が一斉にブザー音を鳴らしてくれるのですが、今日は1本だけが騒いでいました。

 確かに震源が三陸沖である以上、千葉県で致命的な被害が出るほどの地震になる可能性は低いでしょう。しかし、私自身は初期微動から本格的な揺れまでの間隔の長さや、揺れの振幅から「震源が遠くてマグニチュードの大きい地震」と予想を立てていましたし、auの緊急地震速報で三陸沖が震源と知ってマグニチュード7を超えたことを確信していました。

 そうなってくると、関東程度の距離であれば、福島第一原発の施設に損傷が生じたら、今度こそ致命的な被害になる可能性は十分にあるわけで、地震の情報は多少神経質に見えても知らせてくれるに越したことはないのです。

 実は、最近はauの携帯電話の魅力が全く感じられず、機種変更するくらいならMNPで転出しようかと考えていました。しかし、この緊急地震速報の例もありますし、また地震発生直後から通信規制がかかり、ドコモは完全に通話不能となってしまった(auは少し待たされましたが通話は可能でした)ことを考えると、やはり各キャリアを抑えておくのは無駄ではないと思い直しています。

 日産自動車から新型「シルフィ」が発売されました。もともと先代までは「ブルーバード シルフィ」という名前で、ブルーバードの名称は受け継いでいたのですが、今回からはブルーバードの名称は外され、単なる「シルフィ」となったことで、伝統あるブルーバードは完全に消滅することになりました。

 これはかつてトヨタが「コロナ」を「コロナ プレミオ」にリニューアルした後で「プレミオ」に移行したのと同じ流れです。

 ただ、個人的には初代の「ブルーバード シルフィ」が出た時点でブルーバードは既に終わっていたと思っています。ブルーバード シルフィの発売時に「1クラス下のシャシーを利用することでコストを品質向上に振り分けた」と表明したわけで、実質的にはパルサー/プレセアの高級版という位置付けになってしまっていましたからね。

 ただ、どのメーカーにもいえることなのですが、昔の名前を消したからといってイメージが変わったりクラス感が変わったりすることはそうそう無いということなんですよね。特にトヨタや日産はどんな名前でも「昔の○○」といわれてしまうのが落ちですから。

 特に従来クラスの車が売れないのは、イメージの問題というよりも商品に魅力がない以上の理由はないわけです。今だったら大体このクラスの購入を考える人はプリウスに流れるだけのことです。そもそも車を買う人自体が減少傾向なのですから、消費者が本気で欲しいと思うものを提供しなければどんな小細工をしても売れるわけがないのです。

 個人的には日産に金を落としても、その稼ぎはカルロス・ゴーンの役員報酬に消えると思うと購入意欲は全くわかなくなるのですが。

 間もなく衆議院議員選挙が公示されますが、今回ほど何処に投票して良いかわからない選挙はなかった気がします。

 宗教系などは論外ですし、泡沫政党はこちらが趣旨を理解するだけで一苦労でカバーしきれません。かといって、大政党はどれも方向性が怪しいという状況です。

 巷の声では、あれほど政権を取ってから批判ばかりされていた、野田首相の言っていることがまともに聞こえてくるほど他の党が情けないというものも少なからずあり、現野党の力のなさが浮き彫りになっています。

 いわゆるネトウヨはなぜか自民党の安倍総裁が大好きなのですが、総裁に返り咲いてからの短期間だけの発言を聞いていても、これに政権は任せてはいけないという危機感ばかりが募ります。少しは現実を見据えて欲しいところです。

 日本維新の会は発足当初から元々危険な存在だと思っていましたが、老害都知事と合流してからは政策も発言も全く定まらず、もはや政党としての体裁すら整っていません。元々明確な政策は感じられませんでしたし、ある意味当然の展開ではありますが。

 そして突如として発生した未来の党ですが、発言の聴き心地の良さは野党時代の民主党と全く変わらないものがあり、本当に政権運営に携わったら理想と現実のギャップで苦しむだけで終わりそうです。個人的には政策も賛同しかねる部分が少なからずありますし。

 結局誰か/どこかの党には投票しなければならないのですが、候補者の誰に託しても希望が感じられない選挙というのも悲しいものがあります。白紙投票という手もあるにはありますが、個人的にはこれは自己満足に過ぎないと思っていますので。

 結局は絶対に嫌な候補/党を外した上で、できる限り票が生きるように入れるという消極策を採用せざるを得ないようです。

 13時過ぎですが、自宅付近は突然雲行きが怪しくなり、気温も下がり始めました。やがて雨が降り始めたのですが、何か嫌な音が混じっている気がしたので、車を屋根のある位置に動かして家に入ると、すぐに派手な音が発生し始めます。

 そこでビデオカメラを取ってきて、適当に回して撮影したのが以下の映像です。

 

 

今回の雹はそれほど大したものではありませんでしたが、10年少々前に千葉県北部は雹でかなり被害を出していますので、どうしても慎重になってしまいます。

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