雑記・雑談: 2011年2月アーカイブ
Googleのメールサービス「Gmail」で、一部ユーザーのメールデータが消失するという障害が発生したそうです。一連の流れはこちらにまとめられています。
影響があったユーザーは、全体の約0.29%とアナウンスされていましたが、現地時間午前10時頃の発表では0.08%以下となっています。
消失といっても復旧は可能な模様で、「Googleのエンジニアたちが完全復旧に向けて作業しているが、影響があったユーザーは作業中当該アカウントにアクセスできない場合がある」としています。
ちなみに私のアカウントについて確認してみたところ、アカウント取得からちょうど今日で満5年を経過したところ(アカウントの取得は2006年2月27日)だったのですが、そこまでのメールデータに異常は無かったようです。かなり古いメールの未読・既読のフラグにも異常はありませんでしたし、完全には把握出来ないものの消失したメールもなさそうです。
実は普段のメール受信は、動作チェックを兼ねて自分専用にサーバー内にOutlook Web Accessを動かしているので、Gmailを使う機会はそれほど多くないのですが、spamフィルターやメールの振り分けなどはまだかなりGmailに依存していますので、Gmailが使えなくなった時のことを思うと、何らかの備えは必要であることを痛感させられます。
以前から日刊スポーツのWebで、プロ野球界を去った人たちのその後を訪ね歩く「ニッカン今井でございます」というコラムが連載されていたのですが、今回の更新が最終回となるそうです。過去記事一覧はこちら。
現役時代に活躍して、それなりの名声を築いたような人は別ですが、ここに出てくる選手はどちらかというとそれほどプロ野球では目立たなかった人の割合の方が多くなっています。中には元巨人の仁志敏久のような一流クラスも含まれてはいますが...。
ここで取り上げられた選手の中でも、個人的に思い入れがあるのは元西武・中日の鳥谷部健一でしょうか。
彼は高校時代に千葉県の柏陵高校でエースだったのですが、当時は県大会からプロ野球・メジャーリーグのスカウトが視察に訪れるという存在で、まだ勢いだけで投げているという印象はあったものの、成長すればプロでも活躍できそうに見えました。私も彼のピッチングを見るために、特に縁の無い高校の試合を観に行ったほどでしたからね。
高校卒業後はドラフト3位指名を受けた西武ライオンズに入団。潜在能力は当時の伊原監督に高く評価されていたものの、結局目立った成績を残せないまま2005年戦力外通告。入団テストを経て中日ドラゴンズに移籍するも、一軍での登板機会すら得られないまま2006年に戦力外通告を受け、プロ野球界から去って行きました。
当時、千葉県内の投手としてはヤクルトで活躍した五十嵐亮太と並び称されていたほどの選手でしたから、何かが変わっていればプロでも十分活躍できる位の才能だったと今でも思っています。
このコラムはそのようなプロ野球界で光の当たらなかったような選手の背景と、その後の人生を丹念に取り上げていて、読み応えがありました。終了してしまうのが残念です。
前回予告した通り、ONKYO製サウンドカード、SE-90PCIの試聴を行いましたので、早速その結果をまとめてみたいと思います。
比較対象はDigitalAudioLabs製オーディオインターフェース、CardDeluxe CDX-01です。試聴環境は以下の通りとなります。
・アンプ:ONKYO P-308(プリアンプ)+KENWOOD L-01A(パワーアンプとして利用)
・CDプレイヤー:Victor XL-Z621(比較用)
・スピーカー:SANSUI SP-100i
SE-90PCIとCardDeluxeは同一のPC上に装着しています。
試聴ソースは下記2つを中心に、他に数曲を部分的に再生してみました。
・Home Of The Brave / TOTO (The Seventh Oneの初期版CD)
・Stairway To Heaven / Led Zeppelin (The Song Remains The SameのLPから起こした16bit/44.1kHzデータ)
まずSE-90PCIの印象については、これまで使った新品標準価格1万円以下のサウンドカードとして、最良のアナログ出力性能だといって良いと思います。この価格帯でオーディオ的に評価に値するというのは立派なものですからね。
ただ、10万円クラスのCDプレイヤーを凌ぐという辺りの感想は大げさです。XL-Z621(20年前の7万円クラス)との比較では、確かに高域方向のクリアさでは勝っていると思いますが、それ以外に特筆するべき点は見当たりません。ヘッドフォンで聴けばもう少し好印象かもしれませんが。
そして今日の本題となるCardDeluxeとの比較試聴ですが...。SE-90PCIがCardDeluxeに勝っているという文章を書いた人間の耳を疑わざるを得ないというのが結論です。確かにSE-90PCIの、特に高域方向の表現は小綺麗で、あまり耳が良くない人が聴けば美しい音なのかもしれません。ただ、粗を含めてすべてを表現できているのは間違いなくCardDeluxeの方です。質感や微細な部分の表現など全く勝負にもなっていません。
低域方向の重量感や力感は言うに及ばず、ヴォーカルや楽器の質感においても全くレベルが違っています。「Stairway To Heaven」はライブ音源なのですが、本当に同じソースを鳴らしているのか疑わしいほどヴォーカルやギターの質が違っています。CardDeluxeの印象がステージ上での演奏だとすれば、SE-90PCIはステージ奥に用意した幕の後ろで演奏しているというぐらいの違いに感じられました。
強いていえば、手持ちのオーディオインターフェースの中では、M-AUDIO DELTA1010に近い傾向だとは思います。低域の重量感や緻密さなど、もちろん総合的にはDELTA1010の方が上ですが、妙に奥に下がってしまう定位や小綺麗に聴かせる傾向などは近いものを感じました。
結論としては、SE-90PCIは価格の割に良く出来ているのは事実。だがまともなCDプレイヤーを上回ったり、CardDeluxeを超えているなどということは一切無いということです。私ならメーカーから袖の下をもらってもそこまで絶賛は出来ません。
素人が自分の好きなソースを自分の環境で鳴らして、その感想で好き勝手いうのは全くかまわないと思うのですが、プロが本気でそこまで絶賛するとすれば、残念ながらその方の評価は何一つ当てにならないと私は断言します。
先日書いた通り、今年になってから2008年3月発売のSONY製Walkman NW-A829を新品で買いました。購入価格の割には満足度が高いのでなかなか気に入ってはいるのですが、どうにも困った事態に陥っています。
NW-A8xxシリーズは、初代のNW-A80x、このNW-A82x、そして現行型のNW-A84x/85xと、すべて筐体デザインが全く異なります。専用ケースなどは特に買おうと思わないのでまだ良いのですが、本体の大きさに対して液晶面積がかなり大きく、液晶の保護シートだけは欲しいと思っていました。
ところが大手量販店は言うに及ばず、割合旧製品の在庫が多そうな販売店に行っても、NW-A82x用のオプションなど全く扱っていないのです。Amazonですら取り扱いなしです。
仕方ないので、先日XPERIAに貼ってあったOverlay Brilliantを傷めてしまって交換したところだったので、傷んだOverlay Brilliantを切って合わせてみました。
縁の部分の曲線などはうまく出せるはずもなく、あまり収まりは良くありません。液晶保護という最低限の目的だけは果たせそうなので、このまま使うつもりですが...。
とはいえ、製造打ち切りから2年も経つと、オプションは全く手に入らないというのも困ったものではあります。CLIEなどもそうなのですが、細かいオプションは数年経過して急に必要になることが案外多いものですからね。
某コンビニで十六茶におまけが付いているのを見つけました。 ↓こんな感じです。
で、公式サイトで確認してみると、次のように書かれているのです。
>放課後ティータイムのメンバーがかわいいフィギュア付きストラップになりました!
>アサヒ十六茶1本に1個付いてきます。
>2月8日より、全国のコンビニエンスストア(一部のチェーン・店舗を除く)にて発売開始。
>全5種、数量限定ですのでお早めに!
今日はまだ2月7日ですよね...。
まあ、前回のクリアファイル(ローソンのキャンペーン)とは違って各コンビニチェーンで満遍なく取り扱うようですから、夜中のうちに争奪戦終了ということにはならないと思いますけど。
ちなみに、5種類のうち1種類だけ、私が買ったものが最後の1個だったようです。敢えてどれは書きませんけど。
今年以降に発売されるBlu-ray再生機器は、アナログ出力(D端子、S端子、コンポーネント端子など)からHD解像度で映像を出力することが禁止されたそうです。具体的には、今月発売予定のPanasonic DIGAシリーズでは、アナログ出力端子からはBlu-ray映像は480iに固定されて出力されるように設定されていて、今後は他社も同様の処理を行うとのことです。
さらに2014年以降には、Blu-ray映像をアナログ出力すること自体が禁止される予定だそうです。ここで「Blu-ray映像」と限定して書いている理由は、Blu-rayレコーダーの内蔵チューナーによって録画されたHDコンテンツについては、従来通りアナログ出力端子からもHD解像度で出力されることになっているためです。
これはBlu-rayの著作権保護技術であるAACSの規定によるものだそうですが、どうにも理解しがたい制限です。確かに、今となってはブラウン管TVや、アナログ専用の液晶/プラズマTVでBlu-rayを見ている人はほとんどいないでしょうから、実害はそれほど大きくないとは思います。
ここでこの規制強化によって不利益を被るユーザー層を考えてみると、主にやや古いプロジェクターを使っている人ではないでしょうか。実は私もアナログ入力専用のリアルXGA対応プロジェクターを持っていますので、これに該当するのですが。
今のところ手持ちのBlu-ray対応機器はアナログ出力でもHD出力できますから問題にはならないのですが、PlayStation3辺りはファームウェア更新と抱き合わせで制限が導入される可能性がありますので油断できません。
プロジェクター用に単品のBlu-rayプレイヤーでも1台押さえておいた方が良いのでしょうかね...。
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