PC・PDA関連: 2009年1月アーカイブ
実は、最近メインPCに繋がっているモニタ、HYUNDAI W241DGを買い直そうかと考えています。とはいえ、別にW241DGという製品自体に不満があるわけではありません。むしろグレアパネルであることを除けば満足度は高い製品だと思っています。
ただ、私が使っている個体はドット抜け(というよりは赤色の常時点灯)があり、それが非常に目立つ場所なのです。たまに画像加工などをしているときや、ゲームで遊んでいるとき、さらにPC-9800シリーズのDOS表示時など、意外と気になります。
私が買った時点では、まだW241DGは流通量がきわめて少なく、販売店を選んで買える状況ではありませんでしたので、ドット抜け交換保証などは一切付けられなかったことが大きく影響しています。
そこで今回は、ドット抜け保証を付けられる販売店を選んで、もう一度W241DGを買おうかと考えているのです。私が買った時点と比較すると、実売価格も1.5万円ほど下がっているようですし。ただ、他に良さそうな機種があればそちらに流れる可能性もあるのですが...。
MITSUBISHI RDT261WH辺りは実売価格も下がっていて画質も良いのですが、26インチではさすがに置く場所に困りそうですので、現時点ではW241DGが最有力という状態は変わっていません。
もっとも購入動機はそれだけではなく、もう1台モニタが必要な状況になりつつあるという大きな理由もあるわけですが...。
Photofastブランドから、1.8インチHDD形状互換のSSD各種が順次発売されるようです。記事はこちらから。
なかなか面白いのは、1.8インチといっても形状が2種類用意されていて、日立型の44ピンPATAと東芝型ZIF(つまりLIFのことでしょう)がそれぞれ発売されるということです。
日立型の1.8インチHDDは東芝型以上に入手困難で、必要なユーザーは中古店に入荷するタイミングを待って購入するという状態でしたから、速度はさほど速くない(Read 80MB/s・Write 45MB/s)とはいえ、SSDの発売は歓迎されるでしょう。
ただ、個人的にはもう少しZIF仕様の方を早めに発売してくれていればと思ってしまいます。dynabook SS2100に搭載したMSD-P3018032ZIFは、速度面では満足できるものの、容量が32GBと少々手狭で、できれば64GBの製品が欲しかったところですので...。
もっとも、価格的にMSD-P3018032ZIFよりも上となってしまうと、本体の購入価格をも超えてしまう辺りが悩ましいところではあります。
昨日も少し触れた通り、TOSHIBA dynabook SS2100 DS90L/2のHDDをSSDに換装してみました。まずはCrystal Disk Markの結果を。
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 79.643 MB/s
Sequential Write : 72.186 MB/s
Random Read 512KB : 81.191 MB/s
Random Write 512KB : 28.209 MB/s
Random Read 4KB : 24.909 MB/s
Random Write 4KB : 0.945 MB/s
Test Size : 100 MB
Date : 2009/01/24 22:44:10
HDDとは違い、物理的形状と速度性能の間にはほとんど関連性がないということは理解しているのですが、1.8インチZIF接続のこの製品が、私がこれまでに買ったどのSSDよりも高速だということに何となく違和感を感じてしまいます。
SLCタイプでコントローラもJMicron製ではありませんから、いわゆるプチフリーズも起きずに純粋に体感的な速度の向上を感じることができます。これまではTranscend TS8GSSD25-Sが実質的に最速という、何とも頼りないSSDばかりでしたので、ようやくSSDが本領を発揮してくれたという印象です。
今までは体感速度が遅く、仕事に持って行くのが難しくなりつつあったこのPCですが、これでまたしばらくは外出のお供に使えそうに思います。
最近このブログに取って付けたかのようにHP 2133 Mini-Note関連のカテゴリが出来て、不審に思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はインプレスジャパンの「小型モバイルPC「快適」活用ワザ」という本のモニター中だからなのです。
もっとも、モニター期間の前半は1月14日までだったのですが、その間この本の存在については一切触れていません。さすがに後半は少しは本の内容とも関連を持たせようと思い、現在読んでいるところです。困ったことに、あまり自分自身にとって役立ちそうな話が載っていないという弱点はあるのですが...。
この本の内容を読んでいると、「モバイル環境編」「カスタマイズ編」などは私のブログを読んでいる方には今更という内容ですし、「Webアプリ編」はGoogle製のアプリケーションに偏っているところが少し気になります。個人的にGmailはクローズドβテストの時代から使っていましたから、特に携帯電話からPCアカウント宛のメールをチェックする際に便利に使っていますが。
そこで、せっかくですから本の中で触れられていない部分について少し記載しておきましょう。
まず格安・無料のオフィススィートとして「OpenOffice」「StarSuite」が紹介されているのですが、これ以外の格安パッケージとして「Kingsoft Office 2007」を紹介しておきましょう。ワープロ・表計算・プレゼンテーションをセットにして、VBA対応版(最上位)で直販価格5,480円と格安でありながら、OpenOffice系(StarSuite含む)よりMicrosoft Officeとの互換性は遙かに上です。深く気にせずに使えばMicrosoft Office 2003だといわれても気付かないレベルです。
次にウイルス対策に関しては「Avast! HomeEdition」「AVG Free」など無料製品の定番が紹介されていない辺りは少々驚きましたが、PCとしては非力な小型モバイルPCで使うのにお薦めなのは、「CAアンチウイルス 2009」でしょうか。
この製品、3クライアントまで利用可能で価格も4,800円と安価なのが特徴ですが、それ以上に有り難いのは非常に動作が軽快であるという点です。小型モバイルPC以上に非力な、私のPC-9821Rv20(PentiumIII 700MHz動作)のWindows 2000上でも動作を妨げない程度の軽快さは保たれていますし、安価な製品としては珍しくWindows 2003 Serverでも動作するというのも貴重です。
Webメールについては私の場合、サーバ上でDynamicDNS用のアカウントはWeb閲覧可能に出来るようツールを動かしていますが、それよりはGmailの方が数段出来は上ですから、特にリクエストなどがなければこれの解説は省きます。
以前から噂としていわれていた、大半のSeagate製ATA HDDにバグが存在するという話ですが、メーカーが公式に認めて、Seagateとしては異例なことにWeb上に更新用ファームウェアが用意されした。
私のHDDの買い方としては、基本的にはWesternDigital製優先なのですが、1TBクラスに関してはCaviar Greenシリーズでは回転数可変の影響か動作が快適とはいえませんし、Caviar Blackは性能の割に高いということで、このクラスに関してはSeagateも買ってしまっていました。
手持ちのHDDで調べた限り、明らかに該当するのがこのメインPCに入っているST31000340ASです。これは既にファームウェア修正用ディスクも用意しているのですが、どうやら他のHDDが接続されていると更新作業が始まらない模様で、後で時間を取ってPCの蓋を開けてやる必要がありそうです。
また、まだ対象バージョンか明らかになっていないものでは
・ST31500341AS
・ST31000333AS
・ST3500620AS
と3台ほどあるのが不気味なところです。ST31500341ASは先日組んだばかりのオーディオPCに入っているので、仮に問題があってもダメージが少なく、ファームウェアの更新もしやすいので問題ありません。ST3500620ASはそもそもPCに接続されていないのでこれも問題ありません。
なかなか厄介なのがST31000333ASで、これはファイルサーバの起動ドライブ・PCデータ保管領域となっているので、これに障害が発生するとなかなか大変です。しかもファイルサーバという存在であったため、光学ドライブどころかキーボード・マウス・モニタが一切接続されていませんので、ファイルサーバを一度停止して他のPCにHDDを接続した方が手っ取り早いという状態なのです。
私が確認した時点ではST31000333AS・ST31500341ASは対象となる個体を検証中となっていましたのでまだ作業が必要か否かは確定していないのですが、全て必要となるとなかなか面倒なことになりそうです。
先日買ったTerratec PHASE X24 FWは取りあえずメインPCで使っていたのですが、意外な問題が発生しました。
現在メインPC(Athlon 64 X2 6400+とASUS M2N32-SLI DELUXEの組み合わせ)の装備品は以下の通りとなっています。
・RAM:4GB (1GBx4)
・VGA:GeForce GTX 260
・SCSI H/A:Advansys ABP-940UA
・SOUND:ECHO Audio GINA24
・TV:BUFFALO DT-H50/PCIE
それに加えてオンボードのUSB・IEEE1394に
・SOUND (USB):emagic emi2|6
・SOUND (IEEEE1394):Terratec PHASE X24 FW
・Card R/W:BUFFALO MCR-A27/U2
が接続されています。
問題となるのは、この全てをPCに接続した状態でWindowsを起動すると、DT-H50/PCIEがデバイスマネージャ上でエラー表示となり、一切使えなくなってしまうという点です。直接の原因となったのはPHASE X24 FWだった模様で、これを起動時に外しておき、Windows起動完了後に再度接続すると全て問題なく動作するのです。
どちらもM/B上のスロットに装着しているデバイスであるのならまだ理解できるのですが、オンボードで認識されているIEEE1394に装着することで問題が発生するとはさすがに予想できませんでした。
この問題でやっかいなのは、一度このエラーを発生させてしまうと、DT-H50/PCIEのドライバを再インストールしない限りは、PHASE X24 FWを外しても治らないという点です。
現状でDT-H50/PCIEとPHASE X24 FWのドライバソフトウェアはいずれも最新版に更新済ですし、PHASE X24 FWのファームウェアとM2N32-SLI DELUXEのBIOSも最新版となっている以上、こちらでとれる対策はありませんから、当分は使うとき以外PHASE X24 FWを外しておくことで対処する以外なさそうです...。
一昨日掲載した、HP 2133 Mini-NoteのWindows XP化について、いくつか補足しておく点を上げておきましょう。
まず、リカバリディスクは各OSごとに
・OSリカバリ用CD-ROM
・ドライバ・アプリケーションDVD-ROM
という構成になっています。当然ながら、これを利用するためにはUSB接続の外付けDVDドライブ等が必要となります。私の場合は、一昨日掲載の写真に写っている、I-O DATA製の外付けポータブルDVD-Rドライブ、DVRP-iUP2を使いました。後から考えると、もう少し読み出し速度の速い製品を使った方が良かったのかもしれませんが...。
手順は特に説明の必要もないほどです。OSリカバリCD-ROMをセットして起動するだけで開始となります。ただ、PCとしての性能不足なのか、光学ドライブが遅いせいかは判別できませんが、意外なほどセットアップに時間はかかります。もっとも、最近は高クロックのCore 2 DuoやAthlon 64 X2ばかり使っていましたので、それと比べなければごく普通の速度といえるのかもしれませんが。
Windows XPのセットアップが終わったら、一度その状態でWindowsを起動して、今度はドライバ・アプリケーションDVD-ROMをセットしますと、ドライバ・アプリケーションのセットアップが案内されます。
このセットアップについて好感度が高いのは、セットアップするアプリケーションをその都度選択できるという点です。通常のHDDリカバリなどの場合には、まさに出荷時初期状態を復元する以外のことが出来ず、かなり旧タイプのウイルス対策ソフトがセットアップされたりして不便に感じますので。
また、なかなかユニークなのは、光学ドライブを内蔵できないPCであるにもかかわらず、アプリケーションにIntervideo(現Corel)WinDVDが含まれている点でしょうか。確かにDVD-ROMからセットアップしている以上、必ずDVD対応ドライブが接続されている(仮想CD等を導入している場合を除く)わけで、その意味では合理的なのかもしれませんが...。
いずれにしても、個人的にはWindows XPにしたからパフォーマンスも不足を感じなくなったとは思わないのですが、今から敢えてWindows Vistaに戻そうと思わない程度に満足感があるのも事実です。このPCが使われる状況を考えると、多少なりとも軽量なWindows XPの方が正解に近いのは間違いないと思います。
プリインストールのWindows Vistaも使えないというほどひどくはないのですが、やはりPCとしてのスペックに対して要求性能が高すぎるという面は否定できないと思いますので、試しにWindows XPを導入してみました。
ハイスペックモデルのWindows VistaはBusinessでから、予めWindows XP Professionalを持っていれば標準添付のライセンスでダウングレード権を行使することが可能です。ただ、内蔵機器のドライバを全て揃えたりする手間を考えると、日本HPからリカバリメディアを取り寄せる方が手軽だと思います。私の場合は本体を買ったその日の内に、やがてはOSを入れ替えることになるだろうと思い、Windows XP・Windows Vista双方のリカバリメディアを注文しておきました。ちなみに価格は各3,150円で、発送ごとに送料が別途発生します。どちらを常用するか定まっていないようであれば、一度に両方買っておく方がお得です。
実際に、Impress PC Watchに以前掲載されたレビューでも、このリカバリメディアによるWindows XP化を紹介していて、その際「一度XPで使ってしまうと、もはやWindows Vistaで使いたいと思わない」とまで書かれています。ただ、個人的には基本性能はOS負荷を多少下げても補いきれるものではなかったというのが率直な感想ですが...。
確かにWindows Vistaでは何の操作をしても常に重さを感じるような動き方でした。Windows XPであれば通常の操作に明らかに軽快感が出ます。しかし、ブラウザの縦方向スクロールでの引っかかりはXPでもかなり感じますし、動画再生にしても多少ビットレートが高いファイルであればコマ落ちが激しいという点に変わりはありません。マシにはなるが解決されるわけではないということです。
私の場合はこれ以外にもう少しパフォーマンスの高いノートPCも持っていますから、多少性能が低くても携帯性の高さで割り切って使うことが出来るのですが、例えばこの製品1台だけを持って出かけて、宿泊先のLANからニコニコ動画でも見ようなどと考えると、かなりがっかりする羽目になるでしょう。WXGA液晶などネットブックとは一線を画した部分はあるのですが、やはり基本性能はネットブックそのものであるということを認識しておく必要があります。
昨年末に買ったMSI P45 Neo3-FRをベースに、静音性に乏しかったオーディオPCを新規構築し直しました。構成は以下の通り。
・CPU:Intel Pentium Dual-Core E2160
・M/B:MSI P45 Neo3-FR
・RAM:2GBx2 PC2-6400 DDR2 SDRAM (NoBrand)
・VGA:GeForce 9800 GT 512MB (XFX)
・HDD:Seagate ST31500341AS
・DVD:Optiarc AD-7200S
・CASE:Antec SONATA II
・PSU:ENERMAX ELT500AWT
搭載するオーディオカードは以下の3枚を取りあえず選択。
・D.A.L. CardDeluxe CDX-01
・EDIROL DA-2496
・emagic Audiowerk2
前オーディオPCからはCardDeluxeとAudiowerk2が残留しましたが、M-AUDIO DELTA1010とE-MU 0404 PCIが外されることとなりました。DELTA1010とDA-2496は音質的な傾向は近いのですが、割合前後の奥行きを表現できているDA-2496に対して、DELTA1010は全体が空間の後方に定位するという印象であるため、少なくともスピーカーでならす限りではDA-2496に分があります。
ただ、Windows XPのインストールが完了し、SP2を当て終わった後からどうも調子が悪いのです。再起動の後BIOSが上がってこなかったりし始めます。そしてiTunesのインストール途中、突然画面出力が消えてフリーズすると、それ以降BIOSが全く立ち上がらなくなります。CMOSクリア等で何とか復帰するものの、その後もPCを寝かせると比較的安定して、起こすと起動すらしなくなるという非常に不安定な状態なので解決を諦め、今日の午後からP45 Neo3-FRの購入元であるソフマップのサポート窓口へ行ってきました。
症状を説明するとあっさりとM/Bの初期不良を認められ交換することに。ただ、症状説明のためケースに組み付けていたので、代品を用意している間に一度解体して、代品が届いた時点で再度PCを組み立て、その場で動作確認をするという話になったため、窓口前でPCを分解しているという妙な光景を繰り広げる羽目に...。
代品のM/Bに入れ替えてからの起動テストでは全く問題が無くなりましたから、やはり不良品だったということでしょう。ただ、結局これで家に戻った時点で夜になってしまい、試聴の段階にはたどり着きませんでした。これは明日以降に改めてということになります。
まずは久々にPalmからWindows Mobile非採用のPDA(スマートフォン)が発表されました。Palm Preという名称で、詳細スペックや価格はまだ未発表であるものの、iPhone 3Gの強力なライバルと目されているようです。
当面はSprintに対する独占供給ということで、GSM向けでかつSIMロック付きというあまり遊べない仕様となる可能性が高そうですが、その後に欧州市場向けに提供する計画もあるようで、そうなればSIMロックフリーの3G端末がリリースされる可能性もありそうです。今までSIMロックフリーかつ3GというTreoシリーズは全てWindows Mobile採用機でしたから、新OSであるPalm Web OSへの興味と併せて注目していこうと思います。
ちなみにこのPalm Web OSですが、スクリーンショットが少し公開されていますが、この画面を見る限りでは旧Palm OSの面影は殆ど無く、iPhoneに採用されているOSXや他の携帯端末向けLinux系のデザインに近い印象を受けます。その分デザイン性は向上したといえるわけですが。
次にこのブログでも取り上げているHP 2133 Mini-Noteの後継機種が発表されたようです。今のところ詳細は米国HPに掲載されていますが、今回はCPU・チップセットがAtom N270+945GSEという個性のないものに変化してしまったことに若干の物足りなさを感じます。VIAの新CPU、Nanoを採用してくれるのを楽しみに待っていたのですが...。
ただ、そのような感想を抱くのはごく一部の変わり者だけであり、普通は性能向上を素直に喜ぶべきでしょう。それ以外にも液晶が10.1インチ(WXGA)と大型化したという大きな進歩があり、今までは本体にしがみつくようにしなければ細かい表示が見づらかったのですが、その辺りは劇的に改善されたのではないかと思います。
HP 2140 Mini-Noteについては取りあえず実物を触ってみれば考え方も変わるのかもしれませんが、今のところ発売されても私が買う気にはならないでしょう。確かに正常進化していることは歓迎すべきなのですが、逆に言えば僅か一世代の差で買い換えるつもりになるような劇的な変化には乏しいわけですから。
そもそもここ数年複数台ペースでノートPCを増やしてきましたので、買うことを考えるより先に減らすことを考えなければいけないわけで...。
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