買い物: 2012年1月アーカイブ
数日前の購入品ですが、LYNX STUDIO TECHNOLOGY製PCIスロット用オーディオインターフェース、LynxONEです。中古品で、価格は24,800円でした。
ちょうど日本では私の愛用品であるDigital Audio Labs CARD DELUXEとほぼ同クラスの製品という扱いで、音質的な評判も良い製品でしたので、一度は使ってみたいと思い奮発してみました。64bitのWindowsをサポートしないため、中古価格も下がってきていたようですし。
入出力がXLRコネクターであるため、ケーブルの調達は少々面倒でした。1mで数万円等というケーブルを買えるほど金持ちじゃありませんからね。結局サウンドハウスでXLR-フォンのケーブルとフォンプラグ-RCAピンの変換アダプターを購入して何とかオーディオPCに組み込みました。
CARD DELUXEと同じPCに装着しましたので、早速比較試聴してみましたが、驚くほど傾向は違います。LynxONEの音は一言でいうと「派手」なのです。ベースラインのタッチは明瞭でアコースティックギターの胴鳴りもよく出ます。この解像度の高さはやはり一定クラス以上のオーディオインターフェースならではといえます。ただ、エレキギターなどは倍音の部分が強すぎて主旋律がかすんでしまうような印象を受けますし、ハイハットやシンバルなどは響きの部分がかなり強調される傾向もあります。
そして最も気になったのが中高域に必ず出来る妙なピークでしょうか。この部分が強調されていることが倍音の強さとつながっているのでしょう。出来の悪い密閉型ヘッドフォンで感じられるような帯域のピークで、これはあまり好ましいものではありません。
一般的なサウンドカードなどと比べれば押し出しが強いようにも感じられるCARD DELUXEですが、LynxONEと比較するとむしろ地味な音という印象です。これといって強調感が感じられないため、ざっと聴いただけではLynxONEの方が高音質と感じる人も少なくはないでしょう。ただ、ソースへの忠実度はCARD DELUXEの方が上と思います。
CARD DELUXEと同等以上のオーディオインターフェースに出会うことを期待してこの類の製品をあさり続けているのですが、今のところこれを超える満足度の製品には出会えていません。もっと金を使えれば別なのでしょうが、今のところ購入価格は全て3万円以下という価格帯ですからね...。
先日の買い物ですが、メーカー不詳のmicroSDカード用オーディオプレイヤー、AC209Nです。見ての通りiPod Shuffle(2世代目)の偽物ですね。価格は980円で、一応インナーイヤーフォンが付属しますが、これはかなり粗悪な品で捨てた方がマシです。miniBコネクターのUSBケーブルは大事な付属品ですが。
一応試聴してみましたが、音質は語れるほどのものではありません。低音が存在しないというレベルで、唯一強烈なローブーストでこもりがちなBOSE in-ear headphonesと組み合わせたときには比較的バランスが落ち着くという程度です。
ただ、これをPCと接続するとなかなか面白いことが判りました。内蔵しているmicroSDカードスロットは速度も遅くとりあえず使えるだけという出来なのですが、PC接続時にはUSB複合デバイスと認識され、リムーバブルドライブとUSBオーディオインターフェースの2つが存在しています。当然録音には使えませんが、再生デバイスとしてはごく普通に使えます。
#音質は当然ひどいものですが。
PCサーバー等で、とりあえず何らかの音を出すデバイスが欲しいというのであれば、最廉価クラスの再生デバイスという意味では存在価値はあるかもしれません。
なお、microSDプレイヤーとして使った場合には、対応ファイルフォーマットがどの程度であるかは不明ですが、mp3(192kbps)とWAV(44.1kHz/16bit)は正しく再生できていました。
本日の買い物は、CFD販売IDE接続64GB SSD、CSSD-PMM64WJ2です。通常新品で、価格は9,800円でした。
車で秋葉原に出かけた場合のお約束となっている、ソフマップ等一部店舗での1万円のお買い物として購入です。UDXパーキングの1,000円分の利用権がもらえるわけですから、多少よそと比べて不利な価格であったとしてもつい買ってしまうわけで。
#もっとも、いつも大抵他の店と比べても格安なものを選んで買っていますが。
今回は寝床用PCとなっている、ThinkPad X31の強化目的で購入してきました。今まではキャッシュ非搭載のCSSD-PM32NJで、キャッシュユーティリティを併用していたのですが、最近ではキャッシュの効果があまりないのではというくらいにプチフリーズが頻発するようになっていましたので、その改善の目的で入手してきたのです
で、例によって面倒なのがThinkPad独特の「内蔵IDEに接続していないHDDではコピーした領域をブート可能に出来ない」という制限です。
いつもはCenturyの「これDo-台 TWIN」(KD-2/U2)を使って完全コピーをしてしまうのですが、今回は3.5"-2.5"変換アダプターの相性かエラーが止まらないため、仕方なく今回はUltraBase X3に2nd HDDアダプターを介してCSSD-PMM64WJ2を内蔵することに。ところがいくらやってもUltraBase内のCSSD-PMM64WJ2がThinkPad側から認識されないのです。
CSSD-PMM64WJ2自体は本体に内蔵すれば問題なく認識しますから、CSSD-PM32NJの方を2nd HDDアダプターに装着してUltraBaseに入れてみたのですが、これも全く認識されません。もっとも、こちらの原因は単純なもので、2nd HDDアダプターに内蔵するHDD/SSDはジャンパー全オープン時にMasterとして認識されるものでなければいけないのですが、CSSD-PM32NJは全オープンでSlaveとなってしまうのです。
仕方なく、手持ちの小さいジャンパーピンをさらに切り詰め、超薄型ジャンパーピンを作り、CSSD-PM32NJに装着した後2nd HDDアダプターに無理矢理押し込んでみたところ、ようやく2台のSSDが認識される状態に。
これでようやくNorton Ghostを使ってDisk to Diskでコピーを実行。ここにたどり着くまでが長かったですね。コピー完了後はあっさりと元通りの内容でWindowsが起動してくれました。
起動時間や簡単な操作だけで比較しても、CSSD-PM32NJと比べれば明らかに軽快になっています。Banias 1.4GHzのThinkPad X31が意外なほど普通に使えるPCに見えるようになったほどです。
本気でパラレルIDEのHDDを搭載しているノートPCを強化するなら必須ともいえるアイテムではありますが、そこまでする価値があるのかどうかは、よく見極める必要があるでしょうね。
先日届いた新PCです。以前から書いていた通り、VAIO S(SE)のVAIO OWNER MADEモデルで、型番としてはVPCSE1AJとなります。ちなみに価格は66,800円で、追加で8,000円のソニーストア限定の3年ワイド保証(破損等の保険)を付けた状態です。購入時スペックはこんな感じになります。
・CPU:Intel Core i5-2430M (2.4GHz)
・RAM:4GB DDR3-1333 (OnBoard)
・VGA:AMD RADEON HD 6630M 1GB
・HDD:320GB HDD (5,400rpm)
・Optical:DVD SuperMulti
・OS:Windows7 HomePremium 64bit
・WIMAX6ヶ月無料プラン付きパッケージ
当然このままでは微妙なスペックですので、メモリーは先に買っておいた4GBのSO-DIMM(DDR3-1333)を追加。これによりインターリーブが利くようになりますからね。
さらにHDDは早々に取り出し、これも予め用意しておいたCorsair Force3 120GB(CSSD-F120GB3-BK)に差し替えてあります。最近のVAIOはHDDの交換がかなり楽になっている辺りは好印象です。昔VAIOを使っていたときにはHDDに封印シールが貼られていて、交換のためにシールをはがした時点でサポート対象外でしたからね。
この価格でフルHDパネル(しかもIPS)を搭載していて、性能もまずまず使えるレベルに達しているというのが驚きです。今回は液晶の縦解像度が1,024Pixel以上のパネルを搭載したPCにこだわって選んだため、条件を満たす製品としては元々最安値クラスの製品でしたし、一応こだわりのディスクリートグラフィック搭載(バッテリーをスタミナモードにした場合はIntel HD Graphic 3000に切り替わる)でもありますので、個人的には大変有り難い機種です。持って歩くことも想定しなければいけない関係上、実質的にはPanasonic Let'snote B10との二択となっていましたからね。
今はソフト環境の構築中ですので、まだ仕事で持ち歩く段階ではありませんが、持ってみると予想以上に軽く感じます。もともとノートPCは大きい鞄に入れて持ち歩いていましたので、案外外出時にも使えるかもしれないという印象です。
昨日書いた通り、突然壊れたGIGABYTE GA-EX58-UD4の代替品として急遽仕入れてきたのは、ASUS製のP6X58D-Eです。通常中古で、価格は7,980円でした。
同じLGA1366に対応したIntel X58 Expressのマザーボードではありますが、発売時期の差がかなりあるせいか、レガシー寄りの設計となっていたGA-EX58-UD4とは違い、かなり現代的な設計となっています。
USB3.0やSATA 6Gbpsはオンボード実装されている一方、FDDインターフェースやPATAのコネクターは一切ありません。私の環境ではATAPIの光学ドライブがまだ残っていますので、以前買っておいた玄人志向ATA133RAID-LPCIEを使って何とか接続している状態です。FDDはさすがに諦めざるを得ないでしょう。
拡張スロットの本数も32bitPCI1本分減ってしまっていますので、現状で空いているスロットはPCI Express 16Xスロット(実際には最大でも8レーンしか使えません)1本だけです。もっとも、これはU3S6を装着していた分が必要なくなりますので、実質的には大差ないともいえます。32bitPCIはもう1本使わせて欲しいところですが、ビデオカードが隣接スロット占有である以上やむを得ません。
現在組み直しは終わり、Windows XP環境はほぼ元通りに復元を終えたところです。これからWindows7環境の復旧に入らなくてはいけないわけですが...。
ちなみにWindows XPについては、さすがに同一チップセットで、かつHDDのBIOS上の優先順も揃えたせいか、初回からOSはきちんと起動し、再アクティベーションを要求されました。無事起動するかが一つの難関でしたので、そこをクリアしてしまえば復元は割合容易でした。
これは数日前の買い物ですが、Intel製LGA1156対応2コアCPU、Pentium G6950を入手してきました。通常新品で、価格は5,970円でした。
LGA1155のCPUを本当に最低限のCeleron G530にしたのは、本来Core i3-2100辺りを買おうと思っていた予算の半分以上をこのCPUに持って行かれたためです。結果論としてCeleron G530もそれなりに満足度は高かったので、良かったわけですが...。
昨日書いたGA-P55A-UD3と組み合わせるというのが最大の目的ではありますが、もう1つ理由があるとすると、Webサーバーを入れ替える際、Celeron G1101の本体を買っても差し替えられるように確保しておいたということです。
現在Webサーバーとして使っているのはMini-ITXケースに入ったAtom330搭載のIntel D945GCLF2であり、震災以後の電力不足に対応するべく電力効率だけを考えて選択したものです。以前のPrescott 2.8GHz搭載のPowerEdge SC420よりはパフォーマンス面でも進歩した感はあるのですが、元々がローエンドクラスの設計となっているマザーボードであるだけに、このまま年単位で引っ張るのは無理があると思っています。
代替サーバーとしては開発用検証環境として使っていたHP ProLiant ML115 G5が一応あるのですが、これは搭載CPUがAthlon LE 1640Bです。シングルスレッド性能自体はそこそこだと思うのですが、シングルコアであるだけにサーバーとして使おうとすると案外パフォーマンス不足が目立ちます。このサーバーを使うのであればAthlon II X4かPhenom II X4の省電力モデルを買おうと思っていたのですが、この辺りのCPUは案外値段が下がっておらず、Celeron G1101搭載のサーバー本体と価格が大差なかったりするのです。
そのためML115 G5の線も考えつつ、ML110 G6辺りがまた安くなったらそちらに流れるかも、という考えであったため、念のためECCメモリーを必須条件としないPentium G6950以上のCPUを安定供給されているうちに買っておいたということです。
実は昨年のうちに買ってあった品ですが、機会を逃して今まで書いていませんでしたので、ここで書いておきます。
GIGABYTE製LGA1156対応P55チップセット搭載マザーボード、GA-P55A-UD3です。ジャンク品で、価格は1,000円でした。
P55自体過渡期のプラットフォームですし、既に将来性も皆無ですから、買うならせいぜいこの程度の値段が限度でしょう。本音からいえば500円ぐらいなら文句なかったのですが、勝算が高めのジャンクでしたので許容範囲ではあります。
一応、症状としてCPUソケット破損と書かれていたのですが、開封して確認させてもらうことが出来たので目視してみたのですが、破損らしき部分は特にありませんでした。
しばらく放っておいたのですが、先日ようやくCPUを入手して(このCPUは後日別記事で書きます)動作チェックをしてみた限りでは全く問題ありません。ちなみに動作チェック時に使ったビデオカードは、長らく放置していたXIAi製GammaChrome S18でした。
このマザーボードも32bit PCIスロットを3本持っていますし、GA-PA65-UD3-B3よりはまだ手堅い作りに見えますので、使うとすれば録画PCでしょうかね。
どちらかというとLGA1156環境も何か一つくらい持っておこうかという程度の動機で買った品ですので、あまり真剣に用途は考えていないというのが本音です。
先日の買い物です。シリコンパワー製240P DDR3 PC3-12800 4GBメモリーモジュール2枚組、SP008GBLTU160V22を購入してきました。新品で、価格は2,780円でした。
GA-PA65-UD3-B3用に買ってきたものです。安物で揃えるPCなので、SanMax製を投入するのがもったいなく感じてしまいましたので...。
チップの印字ではS.POWERとなっていますが、シリコンパワー自身がメモリーチップを製造しているわけもなく、中身はNANYA製です。さほど信頼感があるメーカーではないのですが、比較的安く買えたのがこの製品ぐらいしかなかったので仕方在りません。一部情報が出ていた通り、メモリーが値上がりに転じているようで、他のブランドの製品は既に同等製品で先週比3~500円程度上がっていましたので。
主にレコード音源を取り込むために使っていたPCを入れ替えたわけですが、以下の環境でほぼまとまりました。
CPU:Intel Celeron G530 (2.4GHz 2Core)
M/B:GIGABYTE GA-PA65-UD3-B3
RAM:4GBx2 (DDR3-1600)
VGA:XFX GeForce 9800 GT
SSD:SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB (64GB MLC)
HDD:Seagate ST315000341AS
DVD:TSST SH-S223B
PSU:Antec EA650
Case:SIGMA A・P・O CB009SVNP
Audio I/F:echo digital audio LAYLA 24/96+Digital Audio Labs CardDeluxe
オーディオI/F以外は安物パーツの勢揃いという構成です。逆にオーディオI/Fに関しては私が揃えられる範囲では最強の組み合わせとなっていますが。実はCardDeluxeはこのPCのために通算3枚目として新たに入手したもので、こちらは某クションで約16,000円でした。最初期製品で、ヤニ汚れもひどいのですが、今までのものよりも安くなっているので仕方ないところです。
Windows7 32bitで使っている(つまりメモリーは1枚分無駄な容量が発生している)のですが、処理をいくつか並行して実行すると、SSDが軽くプチフリーズするようです。各社がきちんとプチフリーズ対策を施すようになってきてからの製品だったはずなのですが、むしろ以前MacBookで使っていた旧世代の128GBより退化している印象があります。まあ、通常の使い方であれば気になるほどの頻度でもありませんので、このまま使うことになるものとは思いますが。
昨日の買い物となりますが、Intel製LGA1155対応CPU、Celeron G530を入手してきました。通常の新品で、価格もごく普通の3,480円です。
先日入手したGIGABYTE GA-PA65-UD3-B3と組み合わせるために買ってきたものです。新たなオーディオ接続用PCを先日用意して、一度は
CPU:Intel Core 2 Duo E8400
M/B:ASUS P5Q PRO
RAM:2GBx2 (DDR2-800)
VGA:XFX GeForce 9800 GT
SSD:SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB (64GB MLC)
DVD:Optiarc AD-7190A
PSU:Antec EA650
Case:SIGMA A・P・O CB009SVNP
Audio I/F:echo digital audio LAYLA 24/96
という形で完成していたのですが、どこが悪いのかわからないものの通電しなくなる不具合が発生してしまったため、急遽GA-PA65-UD3-B3を中心とした組み合わせに切り替えたわけです。
結局のところCPU、メモリ、光学ドライブは流用がきかずに入れ替える羽目になったわけですが、仮にもデュアルコアのCPUが新品で3千円台ですからね。メモリも一応DDR3-1600を買ったわけですが、Celeronと組み合わせても意味はありませんでしたね...。
パーツとしてCeleronを買うのはTualatinのCeleron 1.2GHz以来ですが、思った以上に普通に使える程度の性能は持っていますね。Windows7 32bitで使っている限りローエンドという感覚はほぼありませんから、余計なことをしなければこれで十分と思ってしまうほどです。CPU、メモリ、マザーボードの購入合計金額が8千円少々でWindows7が当たり前に動いてしまうのですから、安くなったものです...。
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